天干地支
今回は異常干支について書く。随分古い映画に、リングというのがあって、お化け貞子の呪いがビデオテープを通して見た人に感染していくという内容だ。私のなかで占いの三代呪いは、空亡(天冲殺)特殊星、異常干支だ。それぞれが、リング、呪怨、着信アリの…
四柱推命には人間関係のように、干関係というものが存在する。干とは、十干の事で、それぞれ仲の良い関係と、仲の良くない関係とが存在している。年、月、日、時という場所に8つの漢字が並ぶのが命式だが、その中で上4つの組み合わせの関係を見て、人物の事…
日柱が甲申絶の人には不思議な魅力がある。その魅力を形成しているのは、本人の生き方そのものだ。甲申絶は多才ということばがピッタリで、能力や経験を生かそうとして、人生に幾度もの変転が生じるのが特徴である。こんかいは甲申絶について書いてみたい。 …
オセロって白と黒で行うゲームはご存知だろう。なんでオセロかって?癸未墓の人の感性って、どこか清いんだよね。感受性が鋭いとか、研ぎ澄まされたものを持ってるというよりも清い。日柱が癸未墓の人をよくよく観察していると、そういった清い部分が他人を…
日柱が壬午胎はなかなか活発な人物だ。自身がこれだ!と決めたことには、一直線に、また果敢に挑んでいく。壬は水、午は火の五行にあたるが、相容れそうにない水と火の要素がからむくらいの、非常に個性的な人物である。こんかいは日柱が壬午胎の人について…
辛卯と絶の組み合わせについて、以前から書きたいと思っていた。辛卯‐絶はよくもわるくも平凡ということばが似合わない。テニスの大阪なおみさん。美輪明宏氏、元メジャーリーガーの鈴木一郎氏など、辛卯‐絶の人は、独自の感覚的世界を持っている。知性、感…
己亥(つちのとい)といえば、暗号異常干支のひとつである。己亥の人物像としては霊感がつよく、危機回避能力に優れており、それでいて自身をアピールすることが上手というカリスマタイプである。こんかいは己亥の性格について書いてみたい。 ↓鑑定のご依頼…
丁亥の人は例えるならば、゛冬の水辺に浮かぶ、消え入りそうなロウソクの火゛という絵面になる。以前ご紹介させていただいた乙亥含めて絵面が過酷な干支は、非凡な才能を発揮する人が多い。また、丁亥は霊感が強い干支といわれている。もっと現実的に咀嚼す…
庚と辛は共に、五行が表すように金の性質である。庚が「刃物」、辛が「宝石」になぞらえられるように、性質も雰囲気もまるで違う。だけど、兄弟星だけあって、実際には心の深いところの見た目は似ているのだ。こんかいは日干が庚と辛の人について掘り下げ、…
戊(つちのえ)さんは、岩石に例えられる。頑固だけど、基本的にはおおらかで、優しいことから憎めない人物だ。とにかく戊にとっての人生は地盤固めが基礎になる。一つのことを始めようとすれば、必ず、少しずつ計画していって時間をかけて、やりたいことを…
いざという時のための貯金!という発想が似合わないのが癸亥に当てはまることだ。癸亥(みずのとい)は最強のポテンシャルをもっている干支といっても過言ではない。多才であり、また一芸に秀でている。癸亥の女性は冷静な性格ながら感性豊か。一方で癸亥の…
干支のなかには異常干支(いじょうえと)と呼ばれる干支がある。異常干支はその特徴として、先見の明や、インスピレーションといった感覚としての力を授かる一方で、精神的に孤独を抱えやすく、通常の干支ではみられない個性が発揮される。知人から「あなた…
丁(ひのと)とは火を表す天干である。いうなればロウソクの、または松明の火、人の道を照らしてくれるような灯火だ。青く揺れる希望を彷彿させる。優しくて、それでいて内面は情熱があるタイプが多い。での占いもなかなか人の本質を表していると考えている…
4つある柱のなかで、日干(生まれ日の天干)は゛自己゛を表しており、あなたという人物の性格を判断するうえで、もっとも信憑性が高い場所である。『乙』(きのと)は草木のような柔らかく柔軟な人物。乙とは、あなたを自然界の木(草木)で表したもので、…
甲(きのえ)とは何なのか?というと、一言でいえば゛木゛を表している。自然界の草木のなかでも真っ直ぐ伸びる樹木。命式の日干と書かれている場所に゛甲゛と書かれている場合はあなたは木の性質の人。木のようにまっすぐで、誠実な性格で優しい性格をして…
「魁ごう」という星は吉にも凶にもなる、扱いが難しい星だ。思いきりがよく、頭脳明晰、そして特定の分野で国内、海外問わず常識はずれのパワーで活躍できる。一方で自身でコントロールできないような、激しい運気を持ちあわせており、浮き沈みの多い人生と…
令和になってから、あれ今年の干支はなんだっけ?とふと考えた。年末になればその年のかわいい干支のキャラが印刷されたハガキが店頭に並ぶ。四柱推命で十二支は地のエネルギーをあらわす重要なファクターだ。こんかいは十二支からみた性格をご紹介する ↓ 鑑…
四柱推命では「過ぎたるは及ばざるごとし」という命式がたくさん存在する。 例えば印綬過多は凶意がつよい。偏印と食神はおなじく才能の星だが、偏印が食神を剋してしまう「倒食」という凶意がうまれる。そんななかなぜ「丙午」の凶意が目立つかといえば一重…