2019-01-01から1年間の記事一覧
知ってるかい?あの有名なスティーブ・ジョブズの命式には財星が1個もないんだぜ。………さて、お金持ちになりたいけど、いまいち成果が上がらず、ふと、俺の命式に「財星」がないのが関係しているんだろうか?なんて頭をかすめる人にお話。これまで社会的に成…
従勢格という格局は極身弱のなかでも、ちょっと特殊で命式が「食神/傷官」「偏財/正財」「偏官/正官」によって占められた格局で、じぶん以外の勢いに従う性質をもつ。まさに名前の通り。だけどじぶん以外に従うのかよ!とはじめ思ってしまった。こんかい…
四柱推命において、特定の地支(十二支)が組み合わさることによって、互いに支の力を強め合う現象がみられる。「支合」や「三合会局」といったものがそれにあたる。支合している命式は度々お目にかかるが、三合している命式はなかなか珍しい。こんかいおは…
美人の命式という観点でみた場合、四柱推命の統計はよく的を得ていると感じる。なるほど、確かに、と思える共通点がある。有名な女優さんなどの命式をみてみると、まず『比肩』(ひけん)『劫財』(ごうざい)が入っているケースが多い。華やかな場所で、じ…
「従財格」の人は相手のふところに飛び込むことが上手い。社交的なこの星の特徴であり長所である。従財格のもつ魅力に相手が心を許し、助力を自然な形で得られる。生まれながらによい運気をたずさえており、これほど目にみえる形で成功をおさめる星は他には…
破格の人とかって人物を表現することばがあるが、それは四柱推命で格局が成り立たないという意味でもある。(格局が成り立つことを成格という)「專旺格」をご存知だろうか?四柱推命を勉強している人であっても、エネルギーの極端に強い身旺は極旺であるこ…
命式は人の数だけ、さまざまなものがある。五行のバランスのよいものから、少々バランスを崩したもの、五行が極端に偏ったもの。そんな命式を読みとくうえで必ず必要になる、要となる五行を用神という。用神は働きで分けると全部で5種類。それを集約し、大…
「従児格」の人は一見凄く大人で思慮が深く見える反面、それが嘘のように子供じみた部分を合わせ持つ。感性が鋭く人の気持ちに敏感でいて、どこか利己的で、とても不思議な人物だ。この星の人は自身のなかにあらゆる縛りがなく、自由で卓越した才能を発揮し…
最強の命式の条件は、「命式に生命力がある」ことである。これは一概に身旺ならよくて身弱がよくないというような単純なカテゴライズではない。素晴らしい性能の車を乗っていても、運転が下手であれば意味がなく、ここでいう生命力とは滞りなく流れるエネル…
四柱推命に触れていれば「冲」という漢字をみることがあるだろう。そう沖縄の沖という漢字の点が一個少ないバージョンだ。冲は陸から離れるという意味があり、ある支(最初の支含め)から数えて7つ目に位置する支同士は不仲である。つまり不仲の相手は7つ…
偏財は流動的な財を、絶は変り者や天才といった星で、2つが被るとなかなか破天荒な運気となりやすい。゛破天荒゛というように偏財と絶を柱の縦ラインにもつ有名人は少なくない。明石家さんまさんや、マツコデラックスさんなども偏財/絶の組み合わせをもつ…
通変星について、「日柱上段の通変星が空欄なんだけど私だけ?」あなたが命式をみたときに、はじめ、そんな疑問を抱かなかっただろうか?実際にはみんな日柱上段は空欄であり通変星は7つ記載されていればOKだ。また通変星は上段下段でも読みとくものが変わ…
一般的に知られている6つの空亡以外に、とても不思議な空亡が2つ存在する。ひとつは日居空亡(にちいくうぼう)で、自身の精神の支えがない空亡だ。もう1つがこんかいおはなしする日座空亡(にちざくうぼう)で、存在感、凶意ともにおおきな空亡である。 …
認めたくないけれど、人生を振り返ると、人間関係において思いかえしたくない痛々しい失敗ばかり繰り返してきた。できることなら目を向けたくもない出来事ばかり。そして何故だか、状況を上手く学習できず、よくないと知りつつ、つぎもやっちまうんだ!…なん…
こんかいお話する用神(ようじん)、喜神(きじん)、忌神(ぎじん)、仇神(きゅうじん)、閑神(かんじん)について、なんとなく単語の意味について知りたいひと、四柱推命を学び始めたひとにとっては難易度が高めなテーマかもしれない。 (☆YouTubeチャン…
年柱は基本的に「幼少期に、目上のひとや両親からうける影響」を意味しており、あなたの人生を大まかに表している。そして年柱にはあなたが生まれてから出会った両親や、目上の人びとよりももっとまえの゛ご先祖様゛から賜った恩恵も影響しているのだ。こん…
「墓」は四柱推命に登場する十二運星の1つで、人間でいえば、安泰な状態で、積極的に勝ちを取りにいっていた若い頃と違って、人生の充電期を意味する。運気は弱くないために、堅実に仕事をこなし、財を貯めるちからがある。こんかいはそんな充電期間にあた…
「病」は四柱推命に登場する十二運星の1つで、人間でいえば病気のような状態で、はっきりと運気の衰えがあらわれる。気力がなく、なにかを発展させることが難しい星である。一方で不安要素から、感受性が冴えるという、吉凶入り交じった星でもある病につい…
「衰」は四柱推命に登場する十二運星の1つで、人間でいえば、猛威をふるった時期はすぎ、いよいよ隠居かの~って時期にあたる。下り気味の運気だからといって、弱い星ではない。老後を迎えた星の特徴をしって、それに見合った過ごし方が要となってくる。こ…
「沐浴」は四柱推命に登場する十二運星の1つで、゛思春期゛ごろ、成人になるまえに身を清めている状況をあらわす。発展していく運気をもっているものの、思春期だけあって、荒れやすく、乱れがちな部分の多い星でもある。こんかいはそんな沐浴について書い…
「胎」は四柱推命に登場する、人間の一生に例えられる十二運星のひとつで゛始まり゛を意味する星である。命を授かった状態で、まだ生れてはいないため、命式にこの星をもつひとの言動は幼さが目立つのも特徴である。さて、そんな生まれる前段階の胎の開運方…
こんかいお話する紅艶はやもすれば、少々凶意のみえる星である。というのも、やはりモテる要素が含まれており、それゆえのギクシャクを生んでしまいがちだからだ。と、いっても男女における人気要素だけではなく、それに隠れた゛表現力゛の星でもある。さて…
さて、四柱推命をやるうえで「蔵干」というやつがでてくる。だが、実際は存在が謎だったりはしないだろうか?果たしてそれがどのようなもので、ご本人にどのような作用をもたらすものなのかとか、なんで、蔵干には2つも3つも十干が入ってるんだよ!とか、…
ヘビといえば、なんだか執念深いイメージである。そう、イメージなのだから、ほんとうはそんなことはないのかも、なんて前向きなバイアスを思考にかけてみるが…さて。ズバリこんかいの議題は巳年についてだ。「巳年は執念深い」といわれるが、実際にはどうな…
え、命式の柱に空亡ってあんの?と自身の命式をみて感じている方、実は命式の柱が空亡するケースというものは存在するのだ。ふつう、空亡といえば、12年のうち、2年(準備期間や後空亡をいれると3年か…)のあいだのことだという認識のほうが一般的だろう…
「あなたは天に伸びる樹木のような人です。」 と、自然の万物に形容されて、性格を分析されるのが五行占いである。五行には自然の摂理があり、その長所短所はそのまま、あなたの性格にも当てはまるものだ。どの五行が命式のなかに多いのか、であなたが、天に…
特別格局といえば、極身強、極身弱のことである。一般的には……。特別格局には実はほかにも「化気格」が存在する。それは、あなたが命式を作成したとして、「干合」という現象が起これば、場合によっては、命式が変化してしまうことがある。化気格は干合して…
あまり重要視されない傾向のある特殊星。なぜかといえば、命式において、通変星や十二運勢ほどの影響力はないという意見があるからだ。だが、しか~し、あなどるなかれ!本人の根元的な性質への関わりは通変星ほどではないにしろ、特殊星は実はたくさんの役…
四柱推命に登場する普通格局を調べていたら、「建禄格」?「月刃格」?ってでてきたよん。他の格局は食神など、通変星と重なる名称なのにな~って感じることが一度はあるはず。では、建禄格と月刃格とはどのようなものであるかを掘り下げて書いてみたい。 (…
四柱推命では、出生時刻がわからない場合は、仕方ないので年柱、月柱、日柱で占うこととなるのはご存知だろう。「出生時間わからね~わ」ってひとは実際多くいるはずだ。一方四柱推命の別名(占う基準が異なる)八字という占いでは出生時刻は必須項目である…