てくてくちとせ

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四柱推命からみた丙午の特徴|イメージや迷信はほんとう?


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四柱推命では「過ぎたるは及ばざるごとし」という命式がたくさん存在する。 例えば印綬過多は凶意がつよい。偏印と食神はおなじく才能の星だが、偏印が食神を剋してしまう「倒食」という凶意がうまれる。そんななかなぜ「丙午」の凶意が目立つかといえば一重にイメージと迷信が強すぎるからだろう。こんかいは丙午の性格と特徴を徹底的に考察してみたい。

 

 

丙午とは?

 

丙午の迷信の一つに江戸時代のとある出来事が挙げられているのだが、あまりにも極端である。なにか事がおきたときには、では干支のデータをとろうか!というようなジョークはもうよろしい。

 

まず日干、丙(ひのえ)は火の陽の性質を持つ。陰陽五行における火はふたつ、丙(ひのえ)と丁(ひのと)である。 丙は火の兄(え)であり火の弟(と)の兄貴分だ。性質は陽気で情熱的、周囲を盛り上げることを好む。熱しやすく冷めやすいといった特徴がある。

 

そこに、十二支のあわて者、午が出会ったのである。「お互い仲良くしようぜ!相棒」性格は一直線なのだが、感情的で、どちらかといえば不器用なタイプの午が火にいった。どうやらお互いの熱い部分を認めあったようだ。

 

こうして丙午は60の干支の組み合わせのうち43番目の干支として成立したのである。

 

四柱推命からみた丙午

 

さて現実的なはなしをする。丙午の生まれには、否応なしに特殊星「羊刃」が命式にはいる。

 

羊刃は、冠帯の羊刃タイプと、帝旺の羊刃タイプにわかれるが、羊午の場合は帝旺羊刃となる。羊刃は強情で意志がつよく、味方と敵をハッキリとさせたがる、劫財のような特徴がある。

 

そして帝旺羊刃は個人のエネルギーが強すぎるために、女性であっても家庭に収まるタイプではなく、仕事にうちこむタイプとされる。丙午の真実は迷信とこういった背景が重なってイメージが形成されたのだ。

 

だが、命式に゛偏官゛が入れば羊刃の凶意はなくなり、吉に転ぶ。親分肌で面倒見のよい性質から、周囲から慕われる存在となる。

 

ちなみに羊刃は、時柱にある場合が一番影響力があり、日柱はその限りではないのだが、個性的な感性をもつことになる。

 

だがそれすなわち凶意ととらえるのであれば、他の命式でも同様の凶意はたくさんあるのだ。つまり適材適所であるというはなしで、丙午の特徴を生かして、女性の実業家、女優さん、男性の実業家、俳優など、性分を生かせばよいのである。

 

自我の強さがなければ、活躍できないような環境に身を置くということも個性を生かす手段である。

 

丙午の特徴と性格

 

まさに火といわんばかりに情熱的な特徴をもつ。じっとしているよりも行動したがり、ポジティブな思考でいるため、人生を十分に楽しめる星だ。

 

持続力に欠ける部分があるが、持ち前の明るさで邁進していく。義理固く、情に脆い部分があり、少しおっちょこちょい。強引に物事を進めようとせず、周囲との調和を意識して吉。若い頃に親元を離れてすごすことで開運していく。

 

また、突飛なことを好まず、堅実で現実的である。トラブルや困難を糧に成長していく。

 

そのため平穏な環境よりも、厳しい環境に身をおくことで、丙午本来の性質を生かせる。歳を重ねるうちに行動力や、価値観に磨きがかかり、唯一無二の道を進んでいくことも可能である。

 

 

おわりに

 

四柱推命における凶意がある部分というのは、その意味をみつめれば、どのような改善、工夫ができるのかということが理解できる。丙午は凶意のみでなく、自身で人生を切り開いていくちからに注目すれば、唯一無二となりえる存在である。持ち前の積極性と行動力を十分に発揮してほしい。