てくてくちとせ

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天乙貴人、暗禄、羊刃…など気になる特殊星の特徴すべて

「あなたは幽霊を信じますか?」唐突にこんな質問を読者のみなさまに浴びせるのは、特殊星は、目にみえないものを信じるひとに多く備わっているからだ。特殊星は信仰の星でもある。自然に感謝し、ひびの行いに気をつける、そんなひとの助けとなる星だ。あなた自身の福徳もあれば、ご先祖さまの積んだ徳もある。 それらすべて、気になる特殊星を解説させていただく。

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特殊星とは

 

特殊星はあなたを災いから守ってくれる星であり、吉意がつよいものが多い。ただし吉と凶両方、また凶意のつよい星もあるのが事実だ。

 

だが、特殊星単体のちからは通変星や、十二運ほどの影響力があるわけではないので、凶意がある星が入っていたとしても、「特徴をおさえておくか」くらいの気持ちでいてほしい。さて、以下簡単に説明。

 

特殊星とは古来中国発祥の四柱推命のなかの通変星、十二運星に吉、または凶の影響を与える補助星である。四柱推命は、陰陽思想、五行説、干支がベースとなり、生まれた年、月、日、時間の四本の柱でひとの運勢を占う学問である。

 

特徴星一

 

天乙貴人(てんのきじん)

貴人のなかで最高のちからをもつのが天乙貴人である。漫画の四大天使でいえば゛マエル゛のような存在。太陽の恩寵こそないものの、社会的に成功し、人間関係も良縁に恵まれ、一生を通して平和で安定した生活をおくれる。

 

そして社会的生活のなかで、自身の努力以上の成果を得られ、活躍の場も多くなる。ひとえにすべての災いから身を守るとされるこの星の影響力だろう。

 

月柱にあるのが一番よくて、日柱、時柱、年柱の順に効力が弱まる。しかし、天乙貴人の柱の十二運が、「四」「病」「絶」「沐浴」の場合は残念ながら吉意が発揮されず、空亡の場合は吉意も凶意も発揮しない。

 

大極貴人(たいきょくきじん)

大極貴人は、「強運」の星。同僚や上司、友人などの援助を受けて、社会的に成功するというなかなか王道漫画のような中身だ。

 

この星は晩年になるほどちからを発揮し、金銭的にも恵まれ持ち主を幸せにする。ただし、条件が二つ、年柱のみをみること、もう一つは命式に「空亡」がないことが条件だ。なかなかシビアだぜ!

 

文昌貴人(ぶんしょうきじん)

ネーミングから想像がつくように、文章を書く才能を発揮する星だ。作家のなかにはこの星をもつ人物が多いとされる。ピースの又吉さんも命式にこの星を持つ。職業としても、作家、個人ライター、編集などの仕事にむく。文昌貴人のある柱に「印綬」があると、ひとびとの支持を得て社会的な知名度があがり大成功する。そして、やはり空亡があると働かない。「空亡このやろー!」

 

福星貴人(ふくせいきじん)

金銭面で恵まれるという暗示の星である。よくいる、親のお金で不自由なく生きておりますという裏山杉さんタイプもこの星をもっている。

 

財産を相続したり、親の代の遺産を受け継ぐ。さあ、肝心のどの柱にあれば、よいのかウヒョヒョヒョ。………

 

遺産を受け継ぐ暗示は月柱に福星貴人をもつ場合だ。そしてもう一丁!なんと日柱にある場合は、中年期に自力で財産をつくり、時柱にある場合は、子どもや孫運に恵まれる。

 

天厨貴人(てんちゅうきじん)

こちらもネーミングから察しがつくように、食に関する星だ。そして通変星、銀のスプーンをもって生まれてきたとされる「食神」と仲良しなんだな。

 

単体でも物質的生活に困らない暗示があるうえに食神と合わさると、その効果はさらに増す。「大将!ラーメンの背油増し増しで!」というくらいすごい。

 

飲食の仕事につくと成功する。おなじ柱に「印綬」があればさらに福徳が得られる。そしておなじ柱に空亡があれば、やはり機能しない。

 

天徳貴人/月徳貴人(てんとくきじん/げっとくきじん)

この二つの星は凶意を吉に変えてしまうという、ミラクルなちからをもつ。単体でも強力ながら、二つ揃えば効力はさらにあがる。「ヒーロー漫画の合技」のようだ。そこに天乙貴人があれば、吉運はさらに上昇し、幸福が約束されたような運勢となる。

 

日柱にあるのが理想的で、時柱にあるのもそこそこよい。残念ながら年柱にあってもあまり意味がない…。ファイナルファンタジーのこころない天使を思い出す。

 

天徳合月徳合(てんとくごう/げっとくごう)

このふたつは物質面、精神面ともに、人の助けを十分にうけて幸運に導かれる暗示がある。(ぼくも実際に持ち合せているのだが、その恩恵はかなり感じる)そして、天徳貴人/月徳貴人のように、二つ合わされば一段とつよい効力を発揮する。

 

日柱にあるのが一番よく、時柱、月柱、年柱の順に恩恵がさがる。

 

天官貴人(てんかんきじん)

天官の゛官゛は勤め人や政治家を意味する。この星をもつひとは、社会に踏み出すと、自然な形で周囲からの引き立てをうける。印綬、正財、また建禄と相性がよく、やはり空亡を嫌う。嫌われもの空亡…。

 

節度貴人(せつどきじん)

まさにその名のとおりで、対人関係に節度をもつ。この星をもつひとは相手に対して合わせる才能がある。温厚な人柄ゆえに周囲からの引き立てが期待できる。

 

 

暗禄(あんろく)

窮地におちいったとき、不思議とひとからの助けがあるという逆転の星。まさに゛リベンジカウンター゛身内だったり、また思いがけない人物からの助けが期待される。暗禄をもつひと自身の性格も、ひとに尽くすタイプであるため援助が得られやすいといえるだろう。

 

金輿禄(きんよろく)

この星をもつひとは夫婦仲がよく、あまり離婚しないといわれる。(離婚率はどれくらいだろうと意地悪な疑問が浮かぶ)女性は明るい性格で、周囲からの引き立てをうけたり、玉の輿になる暗示の星だ。また、配偶者の福徳を得られ繁栄していく。また男性も性格が温厚で、円満、ひとから好かれる暗示がある。

 

流霞(りゅうか)

この星をもつひとは非常に社交性があり、周囲とのコミュニケーションのなかで、頭角をあらわす暗示がある。ただし、欲事におぼれやすい面があり、そうなれば凶意が強くなるので注意が必要だ。

 

十干禄(じっかんろく)

はいまたきました。一生衣食住に困らないとされる星。なぜかというとこの星をもつのは、日干からみて建禄にあたる支が該当するからである。十二運建禄をもつひとは、運勢が安定する傾向にある。(命式にもよるのだが)

 

羊刃(ようじん)

やってまいりました、羊刃…。ひとことで説明すると運をあげる星である。シンプルな役割にして甚大な影響力があるのだ。

 

この星は吉と凶両極端な特徴をもっている。基本的に身旺のひとに吉星で、身弱のひとはこれをもてあまし苦労する凶星である。そして扱いが難しい。身旺の星であっても「劫財」と相性が悪く、性格が強情になり敵味方をはっきりさせたがるので敵をつくりやすい。

 

月柱にあると偏屈で強情になり、時柱にあるときが一番強力に働く。月柱、日柱、年柱の順にちからが働く。時柱にあるのは凶意がある。

 

飛刃(ひじん)

これを語るのは憚られるが、凶意の星である。ギャンブルや喧嘩にはしりやすく、短気なひとにみられる星である。凶意がある星をもつ場合は、用心するよりも、凶意となるような個人的な特徴をかえりみる必要があるのだ。

 

紅艶(こうえん)

多情多感、以上!あとは想像におまかせする。

 

魁ごう(かいごう)

なんと日柱にある場合にのみ機能する星だ。この星は頭脳明晰で、文書力がある。カリスマで聡明だが、気性が激しく孤独癖がある。この星も羊刃ど同様身旺にぴったり。

 

この星の特徴は二面性をあたえる部分にある。吉凶の意味が両方激しい星である。本人に優しさと冷酷という特徴をあたえる。

 

命式に偏印があれば吉に働き、正官、偏官、正財、偏財があれば凶に働く特徴がある。

 

華葢(かがい)

この星は僧侶の星で、学びを深める特徴がある。そのためおなじ柱に印綬があれば、芸術面で秀でて社会的成功をおさめる。ただしこどくな星であるので、家庭運には恵まれない…。空亡があれば、宗教に縁がある。

 

駅馬(えきば)

この星をもつひとは、こんなひと周囲にいるよねって、感じの落ち着きがなく忙しいひとが多い。旅行、転移など、ひとところに落ち着かない人生の旅を意味する星だ。

 

住所も職業も安定しない傾向がある。駅馬があるひとは忙しく動きまわるが中年期以降は、開運していく。ただし、やはり空亡を嫌う。天乙貴人とともにあると、駅馬貴人となり、世界をまたにかけるサラリーマンのような出世の仕方をする。

 

劫冊(ごうさつ)

この星は天乙貴人がある場合に、行動力があるという長所としていきる。だが、吉凶としても凶意としても基本的にこの星をもつひとは執念深い。

 

咸池(げんち)

おなじ柱が空亡であることが望ましい星。

 

亡神(ぼうじん)

凶意の星。病気など、身体に注意が必要。だが、全然関係ないように感じるが、この星は指導者の星でもある。

 

囚獄(しゅうごく)

囲いのある職業にむく。つまりクリエイティブな職業よりも、ルーティン的な職業だ。刑務官、また、芸能人にも多い。命式のバランスにより吉意、凶意が変わる星である。

 

血刃(けつば)

身体に注意して日々をすごしてほしい。

 

隔角(かかく)

孤独でひとからの誘惑をうけやすい。故郷から離れて生活する傾向がある。

 

 

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まとめ

 

いかがだろうか?自身を守るものから、注意を促すものからさまざまだ。基本的に吉意のつよい星はあなたを守る星なので、恩恵をうけつつ、凶意のつよい星がある場合は、自身を律するためにあると解釈して、日々の生活に役立てればよい。

 

 

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