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四柱推命-孤独について解説

孤独には3種類の孤独がある。一つは能動的な孤独、自らの人生の生産性を上げるためあえて孤独な時間を大切にする。もう一つは自らの性格や行いが関係して群れから淘汰される形の孤独。孤独の理想は前者であり、四柱推命の観点でも論じがいがあるというものだ。3つ目の孤独は文書のなかでお伝えしたい。今回は孤独についてというテーマでのお話し。

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四柱推命と孤独

 


印星が命式で効用を果たす場合、食傷が命式で効用を果たす場合、生まれ月も関係するが、内面と向き合う孤独なタイプが存在する。神職の人などは火の五行と、食傷が効用を果たしやすい。傷官が関係すれば内面的世界にウェイトを置き、孤独と関係する場合もある。日主が甲木で、命式配合によっては、友人をたくさん持つよりも、独立的で孤独な時間を嗜むタイプが存在する。例えば群れずに、得意分野に邁進することに軸を置くなどだ。命式が効用を果たした孤独は、建設的でよい意味に受け取れる。孤独な時間を有効活用すれば、群れの中では見えなかった景色が開けてゆく。


「お客様は神様です」とはある歌手の人がいった有名な言葉だ。平成時代までは接客業にしても、この言葉の名残りがあった。しかし、今の社会は、一方的な縦軸ではなく横軸にお互いが繋がっていく時代になった。支持を得たサービスは利用者によって拡散され、提供側もお客様と継続的に付き合い循環する流れだ。つまりフォローフォロワーの世界線がすでに経済のマストなわけ。私の鑑定でもリピーターの方の存在が大きい。


縦軸の世界線の価値観はどんどん弱まっている。例えば立場に物を言わせての悪質クレーム、店員さんに文句をつけて、人格攻撃、土下座を強要するような人は、もはや「お客様というカテゴリー」に入らなくなる。お店に必要なのはフォロワーだからだ。逆に提供側もシビアに見られ、フォローされるだけの条件を満たさねばならなくなった。縦社会は理不尽も多いが、少々性格に問題があっても勤続してれば組織が受け皿になり得た。一方横軸の社会は結束力の社会だから、ある意味シビアである。


こうした流れを無視して縦軸で生きていくと、悲惨な孤独が訪れる。だが日頃、行動に気をつけており、これまで社会生活で問題がなければ、今後も問題がないだろう。性格や行動面は気をつけることができる。


一方占い的メスを入れる必要がある場合も存在する。意図せず孤独になってしまって、困っているという場合であれば、風水的な影響というものも十分にあり得る。過去風水的な影響によって、周囲と断絶してしまった例には、「お墓の立地」やお住いの周囲の風水にアプローチした事例が多い。例えば、山中の暗い場所にお墓がある場合は、平地の明るい場所にお墓を移すことが改善策となる。そもそも住む地域の影響が、命式に作用していることも考えられる。


因みに私の祖母と母はいさかいがあった。元々父、母、祖母で住んでいた実家の離れに祖母が住む家を増築し、本宅に渡り廊下を作って本宅と離れを繋ぐ作りになっていた。祖母は生前常に心理的な孤独に悩まされていた。無駄に長い廊下は人間同士の距離を離してしまう風水だ。また、渡り廊下を設計したため、ちょうど庭に欠けを作り出してしまった。


性格や行動を改めて回避できる孤独なのか、風水などの改善策が必要な孤独なのか、という部分は差が大きい。つまり、個人の問題と思われる孤独が、何かしらの風水と関連している場合があるのだ。正直、原因が特定できる場合もあるし、直接的な因果関係が四柱推命では掴めない場合もある。


※断っておくと、私は風水のスペシャリストではないため風水鑑定自体はお受けしていないです。ただし、命式から何かしら見えた際は私側から、リアクションさせていただくことがあります。

 


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■終わりに


荒、荒、荒波立つ孤独に強ウェカピポ。

 

 

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