孤辰(こしん)寡宿(かしゅく)って何だか響きからして寂しいなあ…。まあ、この2つには確かに゛孤独゛の意味合いがあるけど、ほかの特殊星の羊刃やかいごうほど強い暗示はないのでご心配なく。命式にあった場合でも効力は一段弱いものとなっている。さて、こんかいはこの2つについて書いてみたい。
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■:孤辰、寡宿とは
・「孤辰」という星は、親兄弟と縁がうすく、かりに、近くにいたとしてもうまくコミュニケーションがとれなかったり、逆にじぶんが親との間に確執を生んだりする。
・「寡宿」いう星は、未亡人の星といわれ、女性に適用されることが多い。配偶者とのご縁がきれてしまう、配偶者があまり頼りにならず、自立を考えさせられる。
この2つの星は、親不幸であったり、孤独や、節制が行われていない心の模様を表す。親からの影響、自身がつくりだしてしまう影響などが原因する。ただし、この2つの暗示は冒頭で述べたように、効力は弱い。かりに命式になくて、行運でであうものは気にする必要はない。気にかけておいたほうがいいのは、命式に複数あって、行運で巡ってくる場合である。
とはいっても分類的には凶の意味合いがつよいといわざるえないが。
孤辰は十二支の相関関係から゛お母さんがいない゛寡宿は゛お父さんがいない゛というふうに表現される。
それは決して命式にこの2つがあるからといって、本人のお母さんお父さんがいないっていう意味じゃないよ。
少しマニアックな説明になるが、孤辰も寡宿も四柱推命の、十二支から導かれて、命式に記載されるにいたるのだ。つまり特定の支の組み合わせで、命式に孤辰や寡宿が入るかどうかが決まるわけだ。
孤辰、寡宿に該当する条件は、年と日の地支で算出するとき、その支の組み合わせに゛じぶんを生み出す五行がない゛こと。一気に話が難しくなってスマソ。
例えば、子の十二支は、五行にすると゛水゛五行で水を生み出すのは金である。つまり水にとっての親は金。金は申、酉の十二支であるが、子にとってそれがない。
それゆえに、両親と離ればなれになるとか、不和が生じるとされるのだ。だが基本的に四柱推命における、小さな暗示や、傾向を示唆するようなものは、心がけで、対応できるもの、実際にはあまり気にとめる必要のないものが大半である。
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■:おわりに
特殊星のなかには、意識にとどめたいものもあると感じるのが実際のところだが、実は名前ほど、インパクトがあるわけじゃないが凶星とされるものもある。