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四柱推命‐「生・旺・帰」から見た十二支の深い関係

 

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「生・旺・帰」というワードを聞いたことがあるだろうか?これは、万物が成り立ち、繁栄して、衰退していく様をとらえた様子だ。十二支同士の特殊な組み合わせで、三合というものがあるのはご存知だろう。三つの支が手を繋いで、つよい一つの個性を生み出す現象である。それを理解するうえでも参考になる観念だとおもうので説明させていただく。

   

■:生・旺・帰からみた十二支の深い関係

 

まず、生・旺・帰のサイクルを三合火局で説明すると、寅(木)が午(火)を生じて、勢いが盛んになって、さいごに燃え付きて戌(土)に帰る仕組みだ。三合火局で、旺盛になるのは、当然火の五行である。三つの要素が合わさり三合となる理由は、木は火を生じるため、火気をふくみ、火は木の応援をうけて火気をつよめ、萌えて灰になり土と化しているときにはまだ、火気が残っているため、この場合の土にも火気が含まれる。そのため、この支の組み合わせは三合で火気の五行として働くわけだ。

 

四柱推命では土用は、季節の変わり目にあたるため、土の五行以外に、隣り合わせとなる季節の五行を有している。巡る季節に土用を挟んで、流れをみていくと、生まれ、繁栄し、還ってゆき、新たなものが生まれるという壮大な万物の物語がある。

 

十二支同士の支合という関係においても、土用を挟んだり挟まなかったりで、隣り合う2つの季節で、生・旺・帰の循環のうち2つの要素を含んでいる。そのように流れでみていくことで、知識として漠然と蓄えていた十二支同士、または五行の条件が、納得がいき、かつ応用して考えることにつながっていく。

 

そして、生・旺・帰のなかで、要となる働きをするのが、旺にあたる五行だ。旺は生じられてから、最も勢い盛んになっている状態だが、次第に衰退していくことになるので、旺じきったときには、すでに万物は衰退の暗示を含んでいるとみる。季節の変わり目ということばは、生と旺、旺と帰を当てはめたときにことばの妙を感じとることができる。繁栄する旺も流れのなかではその一つの役割を担っているにすぎない。

 

 

■:おわりに

 

五行、または十二支や十干を一覧として、表にすると、生・旺・帰の関係がよくわかる。持論となるが、ある程度の知識があれば、物事は「これ」と「これ」といったように断片として記憶するより、流れで記憶するほうが、覚えやすいし、理解も深まると感じている。