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四柱推命‐通変星の出し方を解説

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四柱推命を勉強しはじめたころ、ぼくは日干からじぶんの通変星を割り出せるなんてことを知らなかった。実際には法則さえおさえておけば誰でも割り出すことができるので、こんかいはそれをご紹介したい。あなたがご自身の天干と地支の十干と十二支をしっている前提で話をさせていただく。

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■通変星とは?

 

まず、ここから解説したほうが手っ取り早いのだが、通変星とはなにか?と聞かれてスッと答えるって意外と難しい。比肩とか劫財とかっていうのは知ってるけれど??

また、じぶんの性格や価値観を表す星だとも知ってるけれど??

 

はい……通変星とは、゛日干と他の干がどんな関係にあるのかを示す星のこと。゛

 

つまり、通変星が書き込まれている命式の七ヶ所の部分(日柱だけは一ヶ所ない)は、あなたの日柱にある、天干と書かれているばしょにある干(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸のいずれか)が分かれば、七ヶ所すべての通変星がわかるという理屈だ。

 

■日干からまず、天干の通変星をだす

 

具体的にはまずは日干と、他の3つの天干の関係を調べて天干の通変星をだそう。地支の通変星は算出方法が異なるので、後術する。

 

・天干に入る3つの通変星が天干通変星

・地支に入る4つの通変星が地支通変星

命式を読むさいに、二つは少し違う意味合いをもっている。

 

まず、調べるには前提としてあなた自身の日干の五行と陰陽を理解していなければならない。例えば日干が甲(きのえ)なら五行は木、陰陽は陽である。

 

五行と陰陽の関係を分かりやすく表にしてみたので、参考にしてほしい。

 

<木の五行グループ>

十干/甲(陽)/乙(陰)

十二支/寅(陽)/卯(陰)

 

<火の五行グループ>

十干/丙(陽)/丁(陰)

十二支/午(陽)/巳(陰)

 

<土の五行グループ>

十干/戊(陽)/己(陰)

十二支/辰・戌(陽)丑・未(陰)

(土のグループだけは十二支は4つ)

 

<金の五行グループ>

十干/庚(陽)/辛(陰)

十二支/申(陽)/酉(陰)

 

<水の五行グループ>

十干/壬(陽)/癸(陰)

十二支/子(陽)/亥(陰)

 

・五行の相生……木→火→土→金→水→……木

・五行の相剋……木→土→水→火→金→……木

 

さて、通変星を出してみよう!

 

じぶんの日干と、年干、月干、時干の関係が以下のどれにあたるかで通変星をだす。

 

<比肩、劫財になる条件>

・日干とおなじ五行で、陰陽がおなじ場合=比肩

・日干とおなじ五行で、陰陽がちがう場合=劫財

(例えば甲と甲、丁と丁ならば比肩、甲と乙、丙と丁なら劫財)

 

 

<食神、傷官になる条件>

・日干が生じるもので、陰陽がおなじ場合=食神

・日干が生じるもので、陰陽がちがう場合=傷官

(日干が生じるとは例えば、あなたの日干が木の五行であれば、木が生じる火のことをさす。例えば甲と丙、乙と丁なら食神、甲と丁、乙と丙なら傷官)

 

 

<偏財、正財になる条件>

・日干が剋すもので、陰陽がおなじ場合=偏財

・日干が剋すもので、陰陽がちがう場合=正財

(日干が剋すとは、例えば、あなたの日干が木の五行であれば、木が剋す土のことをさす。甲と戊、乙と己なら偏財、甲と己、乙と戊なら正財)

 

 

<偏官、正官になる条件>

・日干を剋すもので、陰陽がおなじ場合=偏官

・日干を剋すもので、陰陽がちがう場合=正官

(日干を剋すとは、例えば、あなたの日干が木の五行であれば、木を剋す金をさす。例えば、甲と庚、乙と辛なら偏官、甲と辛、乙と庚なら正官)

 

 

<偏印、印綬になる条件>

・日干を生じるもので、陰陽がおなじ場合=偏印

・日干を生じるもので、陰陽がちがう場合=印綬

(日干を生じるとは、例えば、あなたの日干が木の五行であれば、木を生じる水をさす。例えば、甲と壬、乙と癸なら偏印、甲と癸、乙と壬なら印綬

 

これだけ。けっこう簡単でしょ。

 

■地支通変星をだす

 

ではつづいて地支通変星をだしていくが、ここで、初心者の人には荷が重いと思われるかもしれない。

 

蔵干の知識が必要だからだ。

 

十二支には、なんと、十干のエネルギーも内包されている。一個の十二支につき2~3個分の十干のエネルギーが入っいて、その法則性を表にした。

 

「………この説明は地支通変星と蔵干通変星のどちらもをだすための説明なので、地支通変星だけをだしたい場合は、この下の記事に移ってもらってかまわない。下記に蔵干一覧表をつくった。さっき天干をだしたときの手順の応用で、あなたの日干と゛余気゛゛中気゛゛本気゛と書かれてある2つないし3つの十干との関係からそれぞれ地支通変星をだしてほしい。その2つ~3つだした通変星は蔵干通変星である。間違えないでほしいのは、地支通変星をだすには、日干と、地支の関係ではなく、日干と地支に含まれる十干の関係をみるのだ。゛本気゛と書かれてある場所の十干こそが、地支通変星であり、じぶんの日干と、年、月、日、時柱それぞれに本気の十干との関係を書き込むといい。」

 

つまり、シンプルに天干と地支の通変星だけをだしたいという人は゛本気゛と書かれている場所の十干と、自身の日干の関係をみて、それぞれ地支通変星に書き込めば完了!

 

蔵干表は地支の通変星をだすのに共通して使える表である。(もし表を使わず地支通変星をだするなら、表を丸暗記する必要がある)

【蔵干一覧】

子/本気…癸、余気…壬

丑/本気…己、中気…辛、余気…癸

寅/本気…甲、中気…丙、余気…戊

卯/本気…乙、余気…甲

辰/本気…戊、中気…癸、乙…余気

巳/本気…丙、中気…庚、余気…戊

午/本気…丁、余気…己

未/本気…己、中気…乙、余気…丁

申/本気…庚、中気…壬、余気…戊

酉/本気…辛、余気…庚

戌/本気…戊、中気…丁、余気…辛

亥/本気…壬、余気…甲

 

シンプルに解説する。

例えば日主が甲で、地支に亥があるとする。亥には壬、甲が含まれる。壬は甲にとって我を生じるもので陰陽が同じなので偏印となる。甲は甲にとって我と同性五行なので比肩が該当する。このように日主と、地支の十干を合わせて通変星を導くとよい。

 

 

 

 

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■おわりに

 

これで、七ヶ所の通変星はぜんぶうまるはずだ。もし、自身の格局をとる場合には、蔵干の通変星はすべてださなければならない。

 

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