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四柱推命-金水傷官とは?/定説だけでなく配合が大切

 

一つの柱の干支によって命式が良いものとなったり、損なわれたりする。四柱推命の醍醐味はそんなところにもあり、恐かったり、興味をそそられたりするのではないだろうか。四柱推命の鑑定結果はなんだか、ドーパミンの刺激を求めるかのようだ。「金水傷官(きんすいしょうかん)」というものがあり、命式に正官をみることがよいとされる。これは定説だ。四柱推命には定説と、実際の鑑定結果が=にならないことが多々ある。今回は金水傷官について書いてみたい。

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■金水傷官(きんすいしょうかん)


四柱推命の定説には、○○と○○が命式にあって、○○生まれであればよいことだ。みたいな定説がいっぱいある。これは、鑑定をしていてその通りなこともあれば違うこともある。定説は学校で習う学問の知識だとすれば、鑑定はその応用になる。応用しているうちに、あれ?定説ではよいとされている組み合わせでも、そうでもないよなみたいな事が度々おきる。それは四柱推命あるあるだ。


私の鑑定では、難しい格や、定説というものを軸に考えない。八字の組み合わせとその流れからみてゆく。何故なら、定説や格で命式をみていくと判断が硬くなるからだ。(参考にする場合はあるけれど)


金水傷官というのがある。ちょいと頭がこんがらがりそうな説明になるかもしれない。


日主が庚、辛で、冬令を持って、天干に傷官がある命式だ。


日主が庚であれば、天干に癸が存在し、日主が辛であれば天干に壬が存在する命式だ。


冬令の庚、辛が持つ傷官の良さを生かすには命式に正官の火があることが望ましいという理屈である。つまり、庚にとって丁火、辛にとって丙火であるが、この場合の丁火、丙火というものは、庚や辛に暖気を提供して金の性質を良くしているという理屈である。


火が日主庚、辛にとって調候しているからよくて、傷官の持つ技術や発想力などの意味が用途になるということだ。


つまり、簡単にいえば勇者が水属性の剣を使いたいが、勇者は寒がりである。そんな勇者がホッカイロを持つことで、震えながらも水属性の剣を持って戦うことができるのだ。(健気!)


傷官にとって日主は原神(げんしん)である。原神は、後援エネルギーであり原神が元気であれば、原神が生じるものの質も良くなるのだ。


素朴な疑問として、では日主庚、辛にとって食神はよくないの?となると、鑑定上庚にとって食神の壬は良い。社会実利を得やすい。辛にとって癸は?となると辛と壬との相性よりは下がるけど、悪いわけではない。辛癸の組み合わせだって、命式の骨組みがしっかりしていれば、十分効用を果たす。

 

 

 


■金水傷官について


実は冬令の日主辛さんで、水が多くて沈金になっている場合、精神的にデリケートであったりする。また、趣味などでは色々なことに着手し、一つのことが継続しにくい性質を持つことがある。確かに火気は欲しい。だが金水傷官が、良いものかどうかというのは日主の強さが関係してくる。


日主(庚や辛)が弱く、水が多いなかに、根のない正官(丁や丙)が存在してもよいことにはならない。そんな環境だと庚と丁で傷官の癸があれば、丁は簡単に消されてしまう。辛と丙で傷官の壬があれば、辛は丙との干合は負担だし、壬が丙をゆうゆうと剋すためだ。


つまり元々の体質が弱い人にとっては、一般的によいとされる食事を接種しても、身体の負担になりかねないということだ。


これが逆に冬令で、水の傷官がありつつも水が多くなく、日主がつよくて、火の正官に適度な根があれば、良い金水傷官じゃんという解釈になる。つまり、八字の強弱やバランスが一番大切だといえる。四柱推命のルールを覚えてからは八字の強弱やバランスを覚えなくてはいけないけれど、それが重要で難しい。体感に落とし込んでいかねばならない。強弱関係を間違えればとんでもないキテレツな鑑定をしてしまうからだ。

 

因みに、金水傷官の命式に偏官(庚にとって丙、辛にとって丁)が存在するのはよくないのかと考えてみる。庚と丙は悖の干関係で、定説ではよくないとされるが、鑑定では一概にそんなことはない。丙は偏官で、権威性の星だが、しっかり命式との効用を果たせば社会的な運気にとって良い作用がある。


気をつけねばならないのが辛にとって丁、これは焼玉の干関係で、陰干は陰干に剋されることを恐れるため、こちらはあまり良い意味にとれない。しかし、丁が弱くて、辛と離れていれば問題ない。このように、組み合わせが多枝だから、定説だけを当てはめて命理することは現実には難しい。

 

 

 

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■終わりに


私自身は、冬生まれの日主甲木だ。10年前くらいにみたある書籍にエ○ビス・プレスリーさんの亡くなった弟さんが、冬生まれの甲木だった節が載せられていた。(書籍にはもっと細かく書かれていた)短命だった理由を、生まれ月、甲木、水の有無などで書かれていたが、当時はショックだったな。今にしておもえばこじつけもいいとこだなと感じるのでした。四柱推命は奥が深いなあ。

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