てくてくちとせ

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四柱推命‐条件はいかに!?財官双美格、官印格、食神財生格などについて解説

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四柱推命には、星同士が特定の組み合わせにあるとき、時に、「財官双美格」のように吉なるものへ変化する。だが時に吉凶両方の意味をもつもの、最悪凶の要素が顕著になるものへと変化する場合もある。

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■:財官双美格(ざいかんそうびかく)

 

用神・正財が正官と一緒にあることで、財が官を生み、お金と地位の2つを手にする組み合わせだ。財官双美格と呼べる条件は、身強で、命式にほかに官星、財星がないことである。素晴らしい運気だが、行運で巡ってくる偏印などに注意が必要だ。かりに偏印が巡って来て正財と干合すれば、正財は正官を助けることをやめてしまう。正財、もしくは正官が干合している場合は、干合している星を剋す星がめぐる行運期を利用すれば、財官双美格は回復する。

 

■:食神財生格(しょくじんざいしょうかく)

 

用神・食神の命式に財星があると、食神が財星へと変化する。それが食神財生格。福力と財力をあわせ持つ。この星には、食神の敵、偏印、財星の敵、比劫が行運でめぐってきた場合、持ち前の福力、財力がおちるので注意が必要だ。

 

■:官印格(かんいんかく)

 

用神・印綬の命式に正官があれば、社会的成功と、名誉の2つを掴むことができる官印格となる。官印格の条件は印綬、正官ともに他の星からの余計な干渉がない場合だ。そして、12運星などの環境がよく、身中か、身強でなくてはならず、偏官がなく、刑、冲、空亡がない状態でなければならない。

 

■:傷官佩印格(しょうかんはいいんかく)

 

用神・傷官の命式に印綬があるものが傷官佩印格。この場合印綬が傷官のもつ凶の作用を抑えたあと、傷官の特徴を穏やかなものへと変換し、さらに日主に力をあたえるという大吉ぶりだ。この場合であると、傷官と正官の関係はよく、正官が印綬を生み、傷官を抑制する形となる。傷官佩印格の行運は官星がもっともよく、財星が好ましくない。

 

■:財さつ格(ざいさつかく)

 

用神・偏財で、偏官が命式にある場合を財さつ格という。財さつ格は強引で、あくがあるが、うまく運気にのれた場合は、どんどん前進していく力をもつ。だが、ジェットコースターの運気で、セーブがきかない。放蕩で、支配的な価値観を有する。行運で財星がめぐると、さらに旺じてしまい、よりバランスを欠く。印綬によって管理されることになれば、バランスがとれるようになる。

 

■:制さつ格(せいさつかく)

 

食神と偏官がともにある命式を制さつ格といって吉凶の影響は偏官にかかっている。偏官の12運星がよわい場合、偏官の力がつよくなく、食神があると、本来の力を発揮できない。逆に偏官がつよい場合は、行運の食神が発展につながる。命式に食神が多ければ、それを制する印綬の行運期に発展する。

 

■:さつ印格(さついんかく)

 

印星と偏官がともにある命式をさす。印星が偏官をみた場合、再び印星に変化する。さつが印に化すと読めるわけだ。印綬、偏印の干から偏官の干をみると、ともに印綬、偏印になる。この場合は、偏官があることで、印綬、偏印の気質が強まる組み合わせだ。印星がつよまり、官星もつよまる。行運期の喜神は偏財、正財だ。

 

■:官さつ格

 

用神・印綬の命式に偏官があると、官さつ格となる。印綬の勢いがまし、偏官の上昇志向がくわわる。弱い印綬は力を回復し、強い印綬はますます旺じる。勢いにのれば、大きな社会的な成功を納めることができる。だが、偏官の太過、官さつ混雑(偏官以外に正官があること)を嫌う。

 

■:官さつ混雑(かんさつこんざつ)

 

偏官と正官が命式内に混在していることを官さつ混雑という。この場合は、日主への凶意がつよい。とくに女性にはさらに凶意となる。官さつ混雑を喜神によって制する。また、冲、行運期に混雑が解消される。

 

■:印星混雑(いんせいこんざつ)

 

印綬と偏印が混雑した命式だ。基本的に同一五行の通変星が重なると、星の純粋な働きが濁るとされている。余計な星は他の通変星に制されることで働きを回復する。ちなみに吉星は命式に一個が望ましいが、印綬は2つあっても福力を失わない。

 

 

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■:おわりに

 

吉意のつよいものから、手をうたねばならないものまでご紹介してきたが、やはり完全無欠の組み合わせなどなく、必ずなにがしかの対応が必要だ。それゆえ、凶意に対しても正しい姿勢で向き合い、運命を変えていけるよう考えたいものだ。

 

 

 

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