てくてくちとせ

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四柱推命―お酒の話

幼い頃、酒に酔った父に抱き上げられるのが嫌だった。あの匂い、焦点の定まらない目――子ども心に「何かがおかしい」と感じていた。高知県生まれ。酒好きの土地で、父も例外ではない。休みの日は昼から酒屋で飲み、私はそれを迎えに行く役だった。ある日、酔った勢いで父が突然500円をくれた。やったあ、と一瞬は喜ぶ。けれど次の瞬間、理由のわからない怖さが込み上げる。――酔っている人間は信用できない。その感覚がどこかに刻まれた。それなのに、大人になった自分は、遊びで酔うことができない。昆虫を捕って帰り、適当に勉強し、ご飯を食べて眠る――そんな日々も、もう遠い。今日は、命式と酒について書いてみたい。
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■命式とお酒


私は酒が弱いのに、量を飲むという鬼畜だった。今、義理父、義理母、妻四人で飲む機会が増えたが、一番最初に潰れる。だから、絶対にピッチを守る。悪酔いしないため、水の五行(酒)を堰き止める土のパワーストーンを装備していく。だが、大体潰れる。


三人はシラフ。結婚当初「娘さんと結婚します」義理父に宣言、一緒に酒を飲む。会話が続かない。私は沈黙にはつよい、つよみのはずが、義理父も沈黙につよい。本当に会話が続かない。自然に酒が進む。どちらが鞘から刀を抜くか、そんな緊張感が漂っていた。何故、こんなに酒のつよさが人によって違うのだろう。


酒は基本水だが、細かにみれば以下に分類される。


日本酒→水+土(陰寄り・内向きの象意)
ワイン→木+火(感情・情熱の象意)
ウイスキー→火+金(強陽・支配力の象意)
ビール→木+火+金(日常・拡散型の象意)


体質とこれら酒の要素が絡み合い、酒に対する強弱、合う酒、合わない酒がでてくる。


まず、酒の強さの絶対値は決まっている。飲んで一定程度強くはなるが、本質的に強い人は全く別物。酒は基本「水」の五行だ。ゆえに水を制御する命式は、酒につよい傾向だ。私の命式は日主甲で、地支は水ばかりで、さらに水(酒)が来れば甲木が浮かされる。妻は日主戊で、命式の癸と干合して、水を制御している。これは、一定程度酒をコントロールできる配合だ。(命式が水ばかりだと話が違ってくるが)


義理父は日主自身が癸(水で酒)庚に生じられ、酒による不利が見られない。さらに、命式のなかに寅があり、癸(水気)を洩らして逃がすこともできる。だから、体質はそれぞれなので酒に弱い人に一気を勧めるような行為はご法度だ。急性アルコール中毒になりかねない。


昔通っていたバーのマスターが、男女でやってきて「彼女に合うものを作ってくれ」というお客さんが、一定数いるそうだ。それが、一番かっこ悪い酒の頼み方だといった。まずは、アルコールに強いのか、弱いのかという点から話すべきだと。


彼女に合う酒を!キラリ!
酔ってんな自分に。
鳥肌。
賞味仮に、自分だったら、頼みたいものあるのに勝手に頼むなよと感じる側。
(エスコートなんでしょうけど、飲むものくらい選ばせてほしい)

次にご本人にとって合う酒、合わない酒がある。酒は水を媒体に、木で増え、火で上がり、土で定着し、金で輪郭を持つ。例えば、ビールだったら木、火と金の気を含む。木は麦、ホップ。火は発酵過程、金は炭酸。私の命式のように極端に水がつよければ、火の五行が水の気と衝突する。ホップ、ステップ、ジャンピングーという感じで酔いが回る。


ビールは陽よりの性質で、火気を含み、陰の気がつよめで、陽気がない私のような命式にとって、適量なら外向きになれる。しかし、本数をいけば、火と水が交戦して悪酔いという状況になる。
日本酒のように陰より、土気を含むと、過剰な水気が剋されて、すぐに冷静になる。


仮に、気持ちが内に向かい、留まりやすい人は、ビール適量は外に気が開放される。しかし、特定の五行多すぎて、その五行が日頃から日主にとって負担であれば、その五行と対極する五行を多く含む酒は良くない。悪酔いや気分の害になる。命式の五行構成が阻害されるからだ。


私の妹は水気がつよく、日主辛が漏れすぎて、水気つよめの日本酒を飲むと笑い上戸になり、延々笑ってる。水気がつよく、日主己で土気がよわい父親は、酒に己が流され、酔えば自我を失う。私の結婚式で、酔って義理父にだる絡みをするくらいには、めんどい酔い方だ。


一緒に飲んでて一番きついのが、物を壊す、暴れる系の酒乱(言うまでもないか)次に説教はじめる系。後はまあまあ我慢できる。

私は一人で家でしみじみ飲みたい派。 
怪談朗読を聴きながら。

私の生まれた県は高知県で、酒飲みのメッカだ。昼から、ひろめ市場でおっちゃん達が飲みまくってる。土木の仕事場で、屋根で働いていた人達が、酒を決めており、落下して救急車が来るという日常があった。今考えると恐ろしい。移住先の北海道も酒飲みが多い。因みに、北海道では、悪酔いした人をあまり見ない。というか一定程度気をつけてるはず。冬場、道とかで寝てたら物理的に死ぬから。家に帰れず、大自然に還ることになる。



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面白いで。買ってや(ニッコリ)


■終わりに


酒の味、実はよう分からん。
ブランデーはコクが、香りが大事で、舌の上で転がすんだよと教えてくれた人いたけど、内心早く帰って第三ビール飲みたかった。

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