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四柱推命‐吉星「印綬」が2つに「偏印」がある人の命式とは?

 

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基本的に吉星、「食神、偏財、正財、正官」に関しては身強を喜ぶのだが、印綬の場合は、本人が身弱~身強であっても星のもつ福を得られるラッキーな星だ。吉星のなかで唯一本人を強める働きをするわけだしね。こんかいは印綬が2つ、さらに偏印がある命式の吉凶はどうかという話をしたい。

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■:印綬が2つ

 

印綬は学問の星、知性の星で用神が印綬の人は、物事を受容する力があり、それに加え好奇心が旺盛で知ることが喜びである。偏印が偏った知への欲求をいだき、よくのめり込み、はやくに飽きてしまう特徴とは正反対だ。印綬は日主を大いに益する星だ。身弱であれば、力を与え、本人を情愛豊かな性質にする。

 

なぜ、愛情豊かにといえるかというと、印綬は本人と陰陽の異なる有情の関係なので、多くの場合両親から「屈折のない愛情」を受けることとなる。非常にバランスのとれた発展性が秘められており、隆運に乗った場合は、時代を統べる人間へと成長していく。

 

ふつう四柱推命では同質の星が重なる状況をよしとしない。そして、印綬以外の他の吉星の多くは、命式にただ一つあるのが最も良いとされている。特に正官などは、ただの一つで、かつ、場所までシビアだ。それに対して、印綬は「2つ」まではその福徳を失わない。それが印綬のもつ美点だ。ただし、身強の場合は旺じすぎるという傾向となる。印綬が吉星として働く条件がいくつかある。まとめてみよう。

 

印綬は命式に2つまで。

・財星がないこと。かりに正財があれば劫財に剋されてなければならない。

印綬の柱が、刑、冲、合とかかわらない。

・太過、不及がないこと。

・喜神の官星があること。

 

印綬は2つ以上あるとよろしくない。3つ以上あると太過である。特に印綬が用神だった場合、印綬の役割を分担しているような構図となり、本来の力が発揮できない。他の星でも太過を嫌っており、同じ星ばかりが命式にあるというのは、バランスをかいたものになるということだ。

 

■:印綬2つ偏印がある命式

 

ちなみに印綬が用神で、天星に偏印がある場合は運が開けにくい特徴をもつ。

 

さて、印綬が2つあり、さらにそこに偏印が加わる場合だ。こういう命式はめずらしいものではない。だが、この場合の捉え方はよいものではない。印星に限ったことではないが、同じ五行の通変星が重なると、星の本質が濁り、曖昧さや迷いが多くなる。運気のまとまりが悪い。印綬と偏印であれば、どちらかに寄ったほうが明確化しやすい運気となる。例えば偏印であれば行運で巡ってきた偏財で制する、もしくは干合で、ご退場願ってもらう。そうすることで運気が統一する。

 

このような命式の場合は、おもうように運気の発展がなされず、才能を発揮させづらい傾向がある。なるべく行運を利用するなどして良い星が巡ってきたときに印星のもつ才能を磨く、発揮する、発展させるときだ。その期をのがしたくないものだ。

 

ちなみに従強格という、印綬、偏印ばかりの格局(従強格をみとめない人もいる)を採用するならば、あまりに偏った運気に対していっそ身を委ねることで活路を開くことも良いとされる。

 

 

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■:おわりに

 

まとめると、印綬は命式に2つまでがよく、行運で印綬が巡ってきた場合は太過となる。印綬と偏印の組み合わせであれば、どちらかに寄ったほうが運気が統一化される。

 

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