通変星
三大奇星(さんだいきせい)をご存知だろうか?もし、知らなくても四柱推命に通じる人なら、コナン並のインスピレーションが働き傷官、偏官、偏印のことだろうと見破るはずだ。この3つの星は、それぞれ変り種の要素をもち、簡単に他に迎合しない星星だ。三…
パン屋アイドルって知ってる?パン屋さんに時々アイドルが現れ握手ができるシステムがあるという。妻と一緒に人気のパン屋さんにいった際、真っ昼間の民家の路地裏に、人が複数人うろうろしており、何で?と思ってたら、アイドルのファンだった。遠くから来…
私は四柱推命を数年習い、その後も勉強や探究を続けていた。欠かす日はあれど今でもずっと続けている。だけどある日、一つの命式を見た時、八字の繋ぎを読もうとしたら、霧がかかったかのように読めないことがあった。はじめ、ブランクか?と思った。感覚が…
七殺(しちさつ)というと聞き慣れない言葉だと思うが、十神の偏官のことだ。流派によって偏官を七殺と呼んだりする。殺とあるように、もし命式の七殺がコントロールされていなければ日主を苦しめる星なのだ。七殺は命式配合によって吉にも凶にもなる星で、考…
今日は破壊の星というテーマでのお話しになる。四柱推命には破壊を行いながら、新たな現実を創造をする偏印という星がある。政治にも、保守とリベラルがいるけど、保守をするには革命が必要で、歴史もそのように動いてきた。日本では明治維新など。偏印が持…
酒が入ると哲学的な話をついついしてしまう。海老を食べる時、私は生きた海老を頭から食べる。理由は、口の中で海老の命が尽きるときには、私の中で生に変わるからだ。ほとんどの人がドン引きする中、偏印がつよい知人のみが、「俺も蟹の殻をバリバリ食べる…
仮傷官(かりしょうかん)をご存知だろうか?命式に傷官を持たない人が誰かから借りてくるのだろうか?レンタル傷官?私は、印星祭りの命式だから、社交場では食傷がつよい妻に話を広げてもらっている。因みに陰キャの極みだから昔からクラブだとか、真っ赤ね…
食神さんおいでませ〜。今日は食神と冠帯についてお話したいと思う。食神と冠帯を例えると、夢を追う野心家という感じだ。もちろん八字全体で見なければ、一概なことはいえないので、これは日柱をみたうえでの傾向ということで聞いていただきたい。日柱の構…
争い事が嫌いだが、強力なライバルが出現する竈ちとせです。体力競技でも、仕事でも、関わることにおいて大体ライバルが現れてしまう。草薙京に対する八神庵みたいなのが出てくる。生活していると内心「また、このパターンか」となるのだが、仕方ない。命式…
剋洩交加をご存知だろうか。難しい漢字だなおい。命式の中に剋と洩れが存在し、ある条件を満たせば、社会的に成功しやすい配合なのだ。こうした命式の人はたまーにいるが、ジャムおじさんがアンパンマンの顔を焼き上げて、竈から出すタイミングを見つけるく…
無比劫、それは命式に日主以外に比劫星が一切ないものをいう。縛りをきつくすれば、命式の蔵干にも一切比劫星が存在しないという、宮沢洋一さんが喜びそうな命式配合だ。実際問題、命式に全然比劫星が存在しないのはどないやねんということで、今日は無比劫…
劫財の劫とは「おびやかす、おどす、かすめる」という意味がある。財はお金だから、命式にかすめとる劫と財が共存すればお金にとって不利になる。 だが、それだけではなく、劫財という星の凶意は色々ある。競争心や、大胆、争奪などの意味が含まれて、少し気…
命式が比肩だらけになっている竈ちとせです。比肩が多いと、我が強くなる。生まれ月が旺とか、相になれば特にその傾向になる。比肩が強く、我が強めな私は、対人関係において、それなりに比肩が強い方との交流が上手くいった。現在、検索ワードに「比肩多い…
印綬の男は「甘えん坊」と聞いたことがあるだろうか。知る人ぞ知る豆知識なのだ。ざっくりいえば印綬は日主を生じる母親の星ということから派生して、男性の日主だと甘え気質という理屈だ。つまり、泣いて道具を頼りにする子供、のび太君みたいなタイプのイ…
五徳(ごとく)と聞くと五目あんかけを連想しないだろうか。色々な食材が皿で踊り散らかしている、大変お得な料理だ。四柱推命では、持ち合わせた五行や、伴う通変星は人物の性格や個性と連動する。今回は、命式に全ての五行が揃う「五徳」について説明する。 …
四柱推命を勉強するなか、食神と傷官の性質の違いに興味を持った時期がある。私の友人は傷官持ちが多く、妻は食神の使い手である。会話をする時なんか、両者共に感受性がつよく、感情が乏しい私はずいぶん助かっている。両者は一見似た者同士の星だが、命式…
考えるよりも先に行動する竈ちとせです。世の中よほどリスクを気にする必要があること以外は、行動力がものをいう。会社員時代もそうだが、兎に角止まって考えて、最終的に成果に繋げてゆくのではなく、動きながら活路を見出していた。今もそれは変わらない…
一つの柱の干支によって命式が良いものとなったり、損なわれたりする。四柱推命の醍醐味はそんなところにもあり、恐かったり、興味をそそられたりするのではないだろうか。四柱推命の鑑定結果はなんだか、ドーパミンの刺激を求めるかのようだ。「金水傷官(…
どっこらしょっ…ふう。今日は印星過多の話だ。みんな、印星は何の星ですか?学問?そう、合ってますよ。しかし、自分の命式には印星があるのに、何か別に頭いいとか思わないんだよなあ、と私は若い頃考えていた。命式をみたら印綬、偏印、印綬みたいに、印星…
多財身弱という、何だか有り難いのか損なのかよく分からない用語がある。要するに正財、そして偏財といった財星が多い命式のことだが。今回は多財身弱について金運や異性という部分も含めて書いてみたい。今回はかなり真面目で難しい内容だ。 (☆YouTubeチャ…
四柱推命は誤解を与えやすい。 世の中多くの先生や学ばれている方がたくさんいらっしゃる中、 ネットや書籍の情報はほとんど触れられているはずだ。ただ、 人それぞれの持つリテラシーの相違からくる行き違いが起こりやす いのもこの分野の特徴だ。 今回はそ…
無官(むかん)とは、官星が一個もない命式のことだ。女性からすると無官は彼氏や結婚に関係するはなしだから、重要と感じる人もいるだろう。ちなみに、私もプチ無官である。命式のなかに一個だけ官星がある。さて、無官の命式の特徴とは?また無官の命式の…
傷官というと、文字のせいか何となく痛々しい響きと孤高といった雰囲気がある。一方で正官のイメージは、曲がったことが嫌いで、清潔な物語の主人公といったところか。さて、この両者は仲が良くないんだ。いい方を変えると傷官が、正官のもっている性質をダ…
四柱推命では通変星はそれぞれ吉星、凶星として、分けられている。吉星と凶星を理解することは、通変星の性質を理解するだけでなく、命式のなかで、吉星、凶星と呼ばれる星がどのように働いて、あなたに作用しているのかを読む材料となる。また、行運で巡っ…
偏官が人生にもたらす試練はきつすぎんねん。と、偏官持ちのぼくはしみじみおもうのだ。じぶんの味方であれば頼もしいけれど、ちょっとヤンチャがすぎる。偏官はドラゴンボールZのキャラに例えるとベジータだ。協力すれば心強いが、敵にもなりうる。それが3…
傷官という星は例えるならば野生の狼だ。高潔で純粋、それでいて受ける傷、与える傷、が絶え間ない。人間ならば思春期の少年少女、多感で繊細、傷つきやすく反抗的構えを崩さない。それでいて傷官は文学や学問など非凡な才能に恵まれた星である。才能の発露…
正財と印綬といえば、決して友達関係のような親密さはない。同じ吉星にして、唯一反目し合う星どうしだ。肝心な月柱の並びでみてもそのように伺える。だけど、実際には、正財に対しての印綬がとてもプラスに働くこともあるので、こんかいは正財、印綬で話を…
基本的に吉星、「食神、偏財、正財、正官」に関しては身強を喜ぶのだが、印綬の場合は、本人が身弱~身強であっても星のもつ福を得られるラッキーな星だ。吉星のなかで唯一本人を強める働きをするわけだしね。こんかいは印綬が2つ、さらに偏印がある命式の…
気を゛漏らす゛という現象は、四柱推命においては、よい意味でも、悪い意味でも使われる。つまり気を漏らすとは゛あなたから気が出ていく゛ということである。気がでていくということはあなたが消耗することを意味する。さて食神は゛漏気神゛といわれており…
いきなりだが、真官、虚官とは正官にまつわる話だ。正官という星はみんなご存知だろう。なんとなく正義感の塊のような二文字だ。実際に星の特徴が本人によく働く場合は正義感がつよく、モラルが高く実直な性格をなす。そんな正官をある場合に真官と呼び、あ…