通変星
身近でいえば父親、母親ともに命式に傷官がある。幼いながら考え方や発想力などが独特だと感じていた。有名な漫画家さんの命式をみると、大運や流年を加えれば、傷官が4つ、それ以上になる。傷官はある意味非常に風流であるが多すぎれば良い面と、また時に…
世の中独特の雰囲気の職場ってあるよね。さて、正官という星は、基本的に正義や正道を意味する。実は正官が命式に存在していれば、権威的なお仕事や、お堅い職種、珍しいものでは葬儀に関係していたりする。正官という星が命式にほどよくあれば、特殊な場所…
傷官というと、文字のせいか何となく痛々しい響きと孤高といった雰囲気がある。一方で正官のイメージは、曲がったことが嫌いで、清潔な物語の主人公といったところか。さて、この両者は仲が良くないんだ。いい方を変えると傷官が、正官のもっている性質をダ…
傷官という星は例えるならば野生の狼だ。高潔で純粋、それでいて受ける傷、与える傷、が絶え間ない。人間ならば思春期の少年少女、多感で繊細、傷つきやすく反抗的構えを崩さない。それでいて傷官は文学や学問など非凡な才能に恵まれた星である。才能の発露…
正財と印綬といえば、決して友達関係のような親密さはない。同じ吉星にして、唯一反目し合う星どうしだ。肝心な月柱の並びでみてもそのように伺える。だけど、実際には、正財に対しての印綬がとてもプラスに働くこともあるので、こんかいは正財、印綬で話を…
基本的に吉星、「食神、偏財、正財、正官」に関しては身強を喜ぶのだが、印綬の場合は、本人が身弱~身強であっても星のもつ福を得られるラッキーな星だ。吉星のなかで唯一本人を強める働きをするわけだしね。こんかいは印綬が2つ、さらに偏印がある命式の…
いきなりだが、真官、虚官とは正官にまつわる話だ。正官という星はみんなご存知だろう。なんとなく正義感の塊のような二文字だ。実際に星の特徴が本人によく働く場合は正義感がつよく、モラルが高く実直な性格をなす。そんな正官をある場合に真官と呼び、あ…
劫財と傷官というテーマを考えたとき、やはりというか、凶のイメージを抱いてしまう人も少なくないのではないだろうか?劫財はアクが強く、傷官はじぶん第1主義。実際にこの組み合わせがある場合は、自身を律していく必要がある。だが、同時に大きな可能性…
正財という星が3つも4つもある人の運命は、さぞお金に縁がありそうだ!というふうに単純解釈できないのが四柱推命だ。そして、正財が多くある命式では実は結構気をつけておかねばならない事項がたくさんある。注意事項という意味で。こんかいは正財過多に…
四柱推命では通変星同士で相性をはかることができる。10の通変星にはそれぞれ価値観があり、お互いに調和する関係であったり、ぶつかる関係であったりとさまざまだ。こんかいの相性診断は本人の本質的なキャラクターを司っている月柱地支の通変星での判断…
男性の偏官が親分気質である一方で偏官女性は姉御と呼ばれる気質で、゛自分流゛゛行動力゛゛度胸゛などの特徴を備えている。従来は本質的に優しさを秘めた人物であるのだが、生きるうえでのバイタリティーが強い反面、物事を強引に推し進める傾向がある。そ…
食神は表現の星であり、ユーモアや社交性がある一方で日干が生じる星という意味から゛子供゛のような性質の星でもある。そんな食神が命式に3つ、もしくはそれ以上あるのは、子供のように気が変わりやすく持続力に欠ける性質が表れやすいため凶の意味として…
四柱推命を勉強しはじめたころ、ぼくは日干からじぶんの通変星がわかるなんてことを知らなかった。実際には法則さえおさえておけば誰でも割り出すことができるので、こんかいはそれをご紹介したい。あなたがご自身の天干と地支の十干と十二支をしっている前…
「敗財」っていうのは通変星のひとつだよと聞けばあれ?と思う方もいらっしゃるかもしれない。簡単にいうと敗財は劫財と日干がおなじ五行で、陰陽が異なる通変星である。(日干が陽の場合に敗財、日干が陰の場合劫財)つまりグループとしては比肩、劫財の゛…
正官というと真面目なイメージの星の代表ではないだろうか。正確には元命に正官をもつ人が真面目な人物というよりも、自身にひとつの目的を課した場合に、誠実かつ確実にそれをやりとげようとする星である。ゆえに地位を象徴する星ではあるが、必ずしもサラ…
劫財は比肩とともに゛自我の星゛に分類されるが、両者の異なる自我の特徴として、比肩は飾り気のない赤ちゃんのような、劫財は野心的な自我を有している。ゆえに劫財は吉凶両方の意味合いがつよい。よく働けば、物事を推し進めるパワーがあり、わるく働けば…
通変星には正官や偏官、など「正」と「偏」が対のようになっているものがある。正はすなわち陰陽の自然な姿をさす。例えば夫は妻に、妻は夫に支えられて、一組の陰陽の姿が正しく形成されている状態といえる。一方偏は自然な陰陽の姿なく、不完全で欠けてお…
劫財という星は、ご先祖から「闘争心」を授かった星で性質の一つに人間関係が荒れやすいというものが含まれている。その反面競争社会を生き抜くにふさわしい星で、負けず嫌いのため、実力で出世を狙う人には必要な星だ。劫財の含む要素は、生きていくうえで…
偏印は奔放である。自由人で束縛が嫌い。自身の感性にしたがうから、細かい指示なんて必要ね~んだよっいうインスピレーション特化の人。社会にでてからも、本質的にどこ吹く風であり、尊敬できる上司であったとしても自身の価値観を拘束してくるのは認めて…
偏財は流動的な財を、絶は変り者や天才といった星で、2つが被るとなかなか破天荒な運気となりやすい。゛破天荒゛というように偏財と絶を柱の縦ラインにもつ有名人は少なくない。明石家さんまさんや、マツコデラックスさんなども偏財/絶の組み合わせをもつ…
「正財」という星は、一言でいえば゛まっすぐな心意気゛の持ち主である。仕事においては、正攻法で人からの評価を勝ち取っていくタイプで、家庭においてもそうした真っ直ぐさがあらわれる。てきぱきと課題を誠実にこなす、周囲の模範的な存在だ。そんな好感…
偏財という星は゛流動的゛という意味合いがある。古代中国では回転財のことをあらわし、流動的に動くお金によって、生活に潤いが生まれるという解釈があった。そんなわけで偏財のひとはエネルギッシュで流動的。こんかいは偏財について書いてみたい。 目次 …
四柱推命に登場する゛偏゛(かたよる)星と゛正゛(ただしい)星は一方が変則的、瞬間的でアカデミックなちからを発揮するのに対し、一方は規則的、継続的、クラシックなちからを発揮する仕組みになっている。コインの裏表のように。こんかいご紹介する、偏…
偏官(へんかん)という星は開放的で、それでいて一種の危うさを秘めている。偏官を例えるなら美男美女ということばがふさわしい。きれいなバラにはトゲがあるとはいうけれど、偏官はまさにそれ。命式に偏官がある場合には吉にも凶にも作用するというバラン…
ハイ「傷官」女性のみなさまこんにちわ。率直に傷官女性とつねひごろ接してみると、ご自身の性格や特徴についてあまり自覚されていない方が多い印象だ。少し天然で、愛嬌があり、ひとあたりもよい。それらは傷官女性の特徴で正解だけど、゛相反する性質を持…
10の通変星はどれもが個性的で、魅力にあふれている。名前からは想像ができないようなものから、なんとなく特徴を想像できるようなものまでさまざまだ。そのなかで比肩は自我を生じる星であり、起業家の星である。こんかいは比肩の特徴を詳しく書いてみた…
通変星とはなんぞや!?あなた自身の生まれもった特徴だ。冒険物のストーリーで、ナイト、ヒーラー、魔法使いなどじぶんが、どのジョブで出発させるかを連想させる。四柱推命をこれから勉強しようとする方で通変星から興味を抱くケースも多いのでは?と勝手…
一生衣食住に困らないと太鼓判をおされている食神だが、事実はどうだろう。実際にぼくの周囲には通変星が食神のひとが多く、三十歳をこえる彼女らは確かに食いっぱぐれはない。いまは住んでいなくとも将来的に住む実家も残されているし、着るものもぜいたく…
リーダーたるもの決断力で、部下に劣ってはならない。リーダーシップとは主観的な積極性を発揮する性質からワガママさを伴っているものだ。リーダーの星「比肩」は独立心旺盛、積極的、そして強引だ。程度はあれど、この星の強引な部分がたびたび、困難を一発…
「銀のスプーンを持って生まれてきた」と形容される食神は、一生衣食住に困らないとされる星だ。例え、慎ましくとも食いっぱぐれがないという羨ましすぎる星だ。 元名に一つ、あともう一つくらいまでが理想的といえる。銀のスプーンも両手塞がりまでということ…