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四柱推命‐漏気神、盗気について|気は漏れすぎてはならず、全く漏れないのもよくない

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気を゛漏らす゛という現象は、四柱推命においては、よい意味でも、悪い意味でも使われる。つまり気を漏らすとは゛あなたから気が出ていく゛ということである。気がでていくということはあなたが消耗することを意味する。さて食神は゛漏気神゛といわれており、傷官は゛盗気゛と呼ばれている。こんかい漏気神と盗気についてみていこう。

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■:漏気神

 

食神がなぜ、漏気神といわれるのか…というのは、食神が子供を表す星だからだ。日主が食神を生むと、日主は消耗してしまう。つまり食神は日主が漏らした気に生じる星なのだ。「漏」には煩悩という意味がある。食神は快楽を求める星で、子供のような欲求が非常に多い。煩悩だらけなのだ。食傷から時計回りに、財星、官星、印星と進むうちに、煩悩から遠ざかり、高い欲求をもつようになっている。

 

漏気神が活躍できるのは、日主がつよいときに限る。冒頭で゛漏らす゛はいい意味でも使われるし、わるい意味でもつかわれると書いた。その理由は、身強のようにつよい日主ならば、多少気を漏らすことで運勢がよくなる傾向がつよい。

 

「強旺格」のように、行運が重ならねば気が漏れない命式の場合は、運気の波が極端に激しくなるのである。一切気を漏らさない場合には運勢が極端なものとなる。逆に日主がよわい場合は、漏気神の影響はすさまじく、よわい日主をさらに衰弱させてしまうのだ。

 

しかし、論外にまずい働きをするのが、傷官で、通称「盗気」と呼ばれる。食神は日主とおなじ陰陽であり、無情の相生だから、日主を弱らせるといっても、太過をのぞいて、力はそこまでではない。だが日主と異なる陰陽の、有情の相生の「盗気」の場合は、気を盗むと書くほどに、日主の気を使って消耗させるのだ。

 

日主の気を大量に取り入れるがゆえに、漏気神よりもはるかに頭の回転ははやく、知恵にあふれた性質となる。漏気神の場合は、日主からとりこんだエネルギーで日主を助ける。律儀なやつだ。

 

気が漏れる場合、日主とおなじ陰陽の干に流れる場合は、漏らす側の消耗が少ない。こちらが食神にあてはまる。

 

ただし、日主と異なる陰陽の干に流れる場合は゛他に益あり、我に益なし゛の状態となる。こちらが傷官にあてはまる。

 

食神も、傷官ともに、日主が身強を喜ぶのは上記のような理由からだ。気は漏れすぎてもいけないし、全く漏れないのもよくない。

 

 

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■:おわりに

 

食神は、なるべく比劫星に助けられていたり、日主が身強であったほうが気のバランスがとれるし、傷官は日主が身強で、印綬の剋に助けられるのがよい。

 

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