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運気はいかに?忌神が大運でめぐる影響を知って備えよう|星別に詳しく解説|四柱推命

 

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忌神(きしん)は用神の敵という言い方が基本的にはできるだろう。吉星の福をこわして、凶星の凶意を増長させるけしからん存在である。こんかいは大運で忌神がめぐってきたときの影響について、用神の通変星をベースとして説明したい。すべての吉凶の判断は命式のバランスがものをいうが、あくまで基本的な捉え方としてご紹介させていただく。

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目次

 

 

■:用神通変星別の忌神(基本的解釈)

 

〈比肩にとっての忌神〉…偏官

仕事、家庭、健康のあらゆる面において弊害があらわれやすい。物事がスムーズに進まない傾向があるために、油断や無理は禁物。ただし、命式の比肩がつよすぎる場合は偏官の行運期が落ちついたものとなる。

 

・大運に偏官がめぐってきた場合でも、命式に【食神】がある場合は、偏官の凶意を抑えることができる。

 

 

 

〈劫財にとっての忌神〉…【印綬

印綬のエネルギーが劫財にながれるため劫財の勢いがまして、自制心が働かず、欲望に忠実な傾向が表面化しやすい。だが命式に食傷星があれば発展運に転ずる。

 

・もし大運で劫財がめぐってきた場合でも、命式に【正財】があれば、劫財の凶意を抑えることができる。

 

 

 

 

〈食神にとっての忌神〉…【偏印】

非常に運気の波がはげしい状態となる。金銭的な行き詰まりや、健康面で問題が発生しやすい。また、仕事でもつまずきが生じる。用神が食神で、命式中に偏印がある場合は、財星の行運が発展期となる。

 

・もし大運で偏印がめぐってきた場合でも、命式に【偏財】があれば、偏印の凶意を抑えることができる。

 

 

 

〈傷官にとっての忌神〉…【劫財】

傷官の凶意を一層かりたてる。凶意が一層ますため、身から出たさびといった方で、傲慢さや身勝手さが表面的にあらわれやすく周囲との衝突が増える。ただし、日主が身弱かつ、命式に財星が多すぎる場合は、劫財の行運は吉となる。

 

・もし大運で劫財がめぐってきた場合でも、命式に【偏官】があれば、劫財の凶意を抑えることができる。

 

 

 

〈偏財にとっての忌神〉…【比肩】

この場合は、偏財の長所が隠れてしまう。運気のツキがなくなり、バイタリティーあふれる行動力が影をひそめるうえに体調が崩れやすい。また命式に財星が太過している場合の忌神は、財星、食傷星となる。

 

・もし大運で比肩がめぐってきた場合でも、命式に【偏官】があれば、比肩の凶意を抑えることができる。

 

 

 

〈正財にとっての忌神〉…【劫財】

家庭の平穏に影響がでやすい。夫からすると妻の体調が崩れる、夫婦間でいさかいが生じるなど。また金銭面でのトラブルがおこりやすいので注意が必要。だが日主が身弱かつ官さつに剋されている場合は劫財は忌神とならない。

 

・大運で劫財がめぐってきた場合でも命式に【正官】がある場合は劫財の凶意を抑えることができる。

 

 

 

〈偏官にとっての忌神〉…【偏財】

偏官はもともとコントロールが難しい星だが、ますます困難となる。勢いのある行動ではなく、控えめな行動をこころがける必要がある。だが日主が身強かつ食傷星が多く、偏官が弱い場合は偏財が忌神とはならない。

 

・大運で偏財がめぐってきた場合でも、命式に【比肩】がある場合は偏財の凶意を抑えることができる。

 

 

 

〈正官にとっての忌神〉…【傷官】

正官を傷つける傷官がめぐってくると、正官の格がさがるため、運気がおちて、人間性に陰りがみられる。警戒が必要だ。ただし正官が太過している場合は、傷官が喜神となる。

 

・大運で傷官がめぐってきた場合でも、命式に【印綬】があれば、傷官の凶意を抑えることができる。

 

 

 

〈偏印にとっての忌神〉…【偏官】

偏印が勢いさかんとなり凶運をひきよせる。思考もネガティブとなり、内にこもる傾向がつよくなるため、前向きな意識をこころがけることが必要だ。この場合は偏官の特徴がとくにあらわれて、印星の良さが薄まるために警戒を要する。

 

・大運で偏官がめぐってきた場合でも命式に【食神】がある場合は、偏官の凶意を抑えることができる。

 

 

 

印綬にとっての忌神〉…【正財】

印綬の本来もつ徳が濁ってしまう。運気そのものが全体的にくすぶる傾向があるため、自己との繋がりをしっかりする必要がある。だが命式に比劫があり、働きがよければ、正財の凶意を抑えることができる。

 

・大運で正財がめぐってきた場合でも、命式に【劫財】がある場合は、正財の凶意を抑えることができる。

 

 

 

■:凶の通変星が大運でめぐってきたときの12運星との関係

 

〈忌神と胎〉

胎は弱い運気であるため、日主の力不足とともに、凶星が運気を傷つける。発展性の低い時期にあたるため、成果か実りにくい。地盤がために徹する必要がある。

 

 

〈忌神と養〉

養もまた力不足の運気のために、通変星の凶意を抑えることができず、通変星のもつ性格に沿った困難とたたかう必要がでてくる。身弱であれば一切の無理は禁物。

 

 

〈忌神と長生〉

健やかであり、凶の通変星とともにあっても日主は力を得ることができる。大きな破綻もなく、順調に運ぶ。ただし凶の変通星の作用も働くため、吉凶ともにあらわれる。

 

 

〈忌神と沐浴〉

日主と用神が衰えるために、凶意がつよまってしまう。また迷いが生まれやすく、荒れやすい。自己肯定感が低くなる傾向があるので前向きな気持ちが大切だ。

 

 

〈忌神と冠帯〉

日主の力はあがるが、用神の働きが邪魔されてしまう。ともあれ凶意はさして気にする必要はない。

 

 

〈忌神と建禄〉

日主が旺じていて、用神に都合が悪い人であれば運気は非常にわるく、日主が旺じていて、用神に都合がよい人には凶意は少ない。身弱の人にとっては、日主が旺じて通変星の凶意がよわくなる。

 

 

〈忌神と帝旺〉

身強の人にとっては帝旺がつよすぎるエネルギーを注ぐため、かえって日主が消耗する。身弱の人にとっては凶意をはねのける力をもつ。

 

 

〈忌神と衰〉

身強の衰にとっては通変星によっては吉となる。日主が旺じすぎている場合はかえって良い。身弱の場合は緩慢と運気に凶がさすが気にするほどではない。

 

 

〈忌神と病〉

大運の援助が期待できない。日主も用神も活動がうまくいかないため、歳運に運気の期待をみいだすのがよい。

 

 

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〈忌神とシ〉

めぐってきた通変星が凶であれば、日主、用神にとっての活躍が期待できない。病同様に歳運に期待をみいだすのがよい。

 

 

〈忌神と墓〉

めぐってきた通変星が印綬、比劫であれば、用神と相性がよければぶじに過ごせる。しかし、自身の行いに陰りがしょうじるため行動には気を付ける必要がある。

 

 

〈忌神と絶〉

運気が激しく変動する。絶は日主の支配力をうばうために、星を制御する力がない。歳運が用神の喜神、救神になる年を活用する必要がある。

 

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