てくてくちとせ

命術について書いていきます

四柱推命‐偏官大過と官さつ混雑の脅威を解く「生化」とは?

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偏官が人生にもたらす試練はきつすぎんねん。と、偏官持ちのぼくはしみじみおもうのだ。じぶんの味方であれば頼もしいけれど、ちょっとヤンチャがすぎる。偏官はドラゴンボールZのキャラに例えるとベジータだ。協力すれば心強いが、敵にもなりうる。それが3つも4つもあれば日主は参ってしまう。そんな偏官が吉星に変わる条件があるのでこんかいはお話したい。

   

■:生花とは

 

偏官はそれ一つとっても日主を剋する(この場合傷つける)力が通変星のなかで最もつよい。日主がよく抑えている場合は゛義侠心゛がつよく、冒険をおそれない豪胆さを授ける一方で、日主が弱ければ、「その程度かカカロット!」と一気に反旗をひるがえされるので、身強でなければならない。

 

つまり偏官はじぶんが認めた日主には従うが、そうでなければ、日主にとっての敵と化す。そして偏官が大過となれば、身強でも抑えきれず、運気にズルズル引きずられるのがこわいところ。女性の場合で偏官が大過であれば、パートナーとの関係で問題が発生しやすく、正官と偏官が入り乱れる「官さつ混雑」よりも、偏官ばかりの大過が凶意となりやすい。

 

ちなみに、官さつ混雑とは、命式に正官、偏官が混じりあう命式のことである。正官は本来、命式中に一個だけあるのがよく、複数あるのを嫌う、潔癖の星だ。一個であるがゆえに、本来持っている、気品や、誠実さが発揮される。基本的に四柱推命では同質の星の被りは、゛星の性質が濁る゛として、歓迎しない。

 

正官に偏官がまじると、本来の正官らしさは抑えられ、偏官のもつ性質が顔をだしてくる。そのため、女性にとっては、正官を夫とみて、正官がなくて、偏官がある場合もこちらを夫とみる。そのため、女性にとっては正官、偏官がともに命式にあると、パートナーとの関係で問題があらわれやすい。こちらも、自身を律する必要がある命式といえる。

 

だが、かりに命式中の偏官が干合、もしくは印綬偏印とともにあると、偏官がもつ気が印星に流れるため、日主を剋さない。剋さないばかりか印星によい働きをする吉星へと変化する。

 

これを「生化」という。生化は官さつ混雑の凶意をなくしてくれる。また、この場合の偏官を生化の偏官という。

 

日主が陽干の偏官は劫財と干合する。

日主が陰干の偏官は傷官と干合する。

この場合に注目してほしいのは、凶星どうしが干合しているということ。凶星どうしの干合は命式の凶意を一度に取り除く作用があるため、日主にとっては非常に嬉しい。

 

もし、身弱かつ偏官大過で生化の偏官でない場合、命式の用神を偏官ではなく、命式で吉星として働いている星を用神として採用する手がある。なるべく偏官ではなく、吉星の影響に意識をフォーカスして、自身の行動を律する必要がある。

 

■:おわりに

 

偏官はよく日主が制御できた場合には、最高のパートナーともなりえる一方で、偏官大過の命式であった場合、凶暗示をよく抑える必要がある。まずは命式の偏官が生化の偏官となっていないか調べてみてもいいかもしれない。