このタイトルにたどり着いたあなたは、きっとぼくのように五行が偏った人物ではないかと予想する。五行が偏るというのは、つまり、命式の五行が、木、火、土、金、水のいずれかが特化して多い、また、ほかの五行が極めて少ない、もしくは無い状態のことだ。こんかいは五行が偏った命式のひとが、今を生きるための参考になる内容としたい。
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五行の編成をチェック!
五行を構成する、十干と十二支を属性ごとに分けて書いてみた。自身の命式と照らし合わせてほしい。
【木】期間=2月4日~4月17日
季節=春
十干=甲、乙
十二支=寅、卯
【火】期間=5月6日~7月20日
季節=夏
十干=丙、丁
十二支=午、巳
【土】期間=4月18日~5月5日
7月21日~8月7日
10月21日~11月7日
1月17日~2月3日
季節=土用
十干=戊、己
十二支=戌、未、辰、丑
【金】期間=8月8日~10月20日
季節=秋
十干=庚、辛
十二支=申、酉
【水】期間=11月8日~1月16日
季節=冬
十干=壬、癸
十二支=子、亥
五行の偏りが大きいと何故荒れやすいか?
五行の偏りが大きい状況というのは、車にアクセルが搭載されているが、ブレーキがないような状況と似ている。例えば゛木゛の性質(この場合甲とする)のひとは、天に向かってまっすぐのびる樹木のような性格だ。そんな木の性質をもつひとの命式のなかに、仮に水の五行がとても多いとする。その状況を表現すると「水が氾濫して木の根っこを腐らせてしまう。」状況だ。水は適度であれば植物を育てるが、過ぎたものは、マイナスとして作用するというわけだ。
木の性質をもつ人が人生経験からたくさん学び、自身を戒め、謙虚を心がけてコツコツとじぶんを成長させていたとして、なにかの拍子に水の性質が顔をだして木のひとを突き動かす。それは衝動のようである。 大河のように、本人を呑みこみ積み上げてきたものを台無しにさせることもある。そして、その状況をカバーする五行がない場合、結果として運気は荒れに荒れる。大きなうねりを制する役割をになう要素が欠けているというわけだ。ほかにも、火が強すぎても、土が強すぎても、金が強すぎても、どれが強すぎてもやはり人生は波乱万丈の傾向になるのだ。五行が整った状況こそがよいとはいわないが、偏りすぎた五行は、それなりの取り扱いが必要である。
偏りは、本人の意思をこえて、運勢のちからとして働くために制御が非常に困難な部分があるといえるだろう。
▼あなたの命式読み解きます▼
じぶんを律して今を生き抜く方法
ではどのようにして、偏った五行の運勢に呑まれない生き方をするのか?それは多い五行に対して、良い動機を与えてやることだ。
木は伸びる。火は燃える。水は流れる。
仮に流れる水に不純物が混ざれば、汚れた水が強い勢力で流れてゆく。だが清い水が流れ続ければどうだろう?つまり、本人の生きる動機付けがよきものならば、偏った五行の本質にのっとり、勢いを拡大する。
偏りに呑まれず、偏りを制するのだ。氾濫した水が木の根を腐らせてしまわないように、流れの方向性を変えてやればよい。そのためには、バランスのとれた五行の持ち主よりも日々内省して、自身の在りかたを律していかねばならない。
そうすることで、運勢として訪れるつよい五行の動きを、生きるバイタリティーとして取り扱うのである。仕事に対する情熱や、やりたいことに対するエネルギーとなるように、意識してほしい。
おわりに
偏った五行の持ち主は、波乱万丈な人生となりやすいが、自身を律することで凶意を抑えることができる。つよいエネルギーを抑えつけずによい方向性を与えてやることで、人生が充実していく。