てくてくちとせ

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四柱推命−受け身な人と命式の関係

きょうは四柱推命からみた受け身について、といっても柔道の話じゃないよ。四柱推命の観点では、ご本人様の気質はもともと決まっていると考える。積極的で目立つ存在も、先天気質が花を咲かせたものだ。世間では受け身はマイナスイメージがあるかもしれないが、私は世渡り的に「受け身属性」自体は持っていたほうが得だと思う。きょうは命式を用いて受け身を説明したい。

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四柱推命からみた受け身

 

 

受け身といえば、自分から行動しない、要望をいわない、物事に対して積極的に介入しようとしない姿勢の人を指すだろう。で、私自身はこの辺の  塩梅は普通だから、積極的な人からは苛つかれ、受け身な人からは、スピード感の違いを指摘されたことがある。多くの人は自己保身で責任とりたくない、リスク背負いたくないタイプの護身完成者とは距離をおきたくなるだろう。しかしシンプルに熱量が低い受け身さんの場合、それが人物の先天的な八字だと、色々と納得するほかない。実際、受け身で、自分のことより相手側を気遣いすぎているケースもあるからね。

 

命式のなかで劫財が日主よりつよくて、邪魔になれば、運勢を阻むことがある。日主とは命式の主人公のことで、いま記事をみてくださっているあなたを指す。劫財は、日主と陰陽が異なるため、味方にも敵にもなるという峰不二子のような油断ならない通変星である。では何故劫財がマイナスに働けば「受け身体質」と関係するかというと、日主が何か物事を遂行しようとするエネルギーを邪魔する場合があるから。

 

 

命式で説明したい

 

年月日時

己丙丁◯

未寅未◯

 

日柱は丁未。月柱の劫財丙は真下の寅から生じられてつよい。日主丁は陰、劫財丙は陽でもあるから、月柱の劫財(丙)はかなりつよい。本来日主が年柱の食神己を生じて、魅力を発揮したいがその役割りの半分を月柱の劫財(丙)が担っている。すると、日主だけで功績を積むというよりも、人の協力が必要となる。エネルギーの主導権が劫財(丙)のほうがつよいがために、受け身な面を持ち合わせるという五行の理屈だ。(命式自体は十分に能力を発揮できる配合)

 

もし、陰の日主でも劫財より日主側がつよければ、むしろ、唯我独尊というタイプになる場合もある。劫財を手中に納めるか、劫財にエネルギーを邪魔されるか、五行の強弱関係は重要だ。

 

こうして命式を見れば、不得意なことを克服するために一生懸命になるよりも、建設的に伸ばせる部分を伸ばせばいい。日主丁が一生懸命、積極的に何かに取り組もうとしても、バイタリティや熱量に制限がかかってしまう。劫財と比肩の根が一緒だから決断力を求めるより、協力体制が向いている。こうした八字の特徴はご本人の努力や頑張りでどうにかなる事ではなく、受け身という個性を一つ抱えて過ごしていると考えるほうが自然。

 

相手に丸投げの受け身はあれだが、「受け身属性」自体は、場合によっては他者に安心感を与えることがある。例えば普段積極的で勢いのある人が、何でもかんでも舵取りするより、重要でないことには受け身だったほうがとっつきやすさや親近感が湧く。そんな一面があるんだと。私の感覚、3対1くらいのエネルギー循環割合なら、関係が成立するのではないかと感じる。

 

 

 

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■終わりに

 

投げられたら受け身をとりましょう。

 

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