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四柱推命−尽くし型の人の命式

世の中、パートナーにびた一文精神銭を支払わないタイプは相当数いるだろう。一方で尽くし型という種族が一定数存在していて、地球の愛の酸素濃度を補っている。愛のないテイカーが作った負債をギブで帳消しにする人たち。根っこが尽くし型の人は性分である。尽くすことを要求されたから尽くしているのではなく、尽くしたい人。そうした性分は異性関係のみでなく、家族間や友人間でも発揮される。きょうは四柱推命からみた尽くす人について説明したい。

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■尽くす人は洩れが大きい

 

 

命式の洩れが激しい命式は、洩れることによってそれが自己の表現と関係する。洩れというものは尽くし型と関係するが、成立条件はそれだけではないため、もっと顕著に説明したい。まず日主が日主が弱くて、日支に洩れている。それにくわえて命式に劫財があり、劫財が大きく洩れる場合は尽くし型タイプになりやすい。そうした人は親近感を感じた場合も尽くし型を発揮することがある。その属性によって魔法にかかったように気持ちがよくなり「自分のことが好きなんじゃ………」と勘違いをおこすかもしれない。

 

尽くし型の頭の中には、一番大事な人、次に大切な人、そのほか(広く仲間のカテゴリー)という順番がちゃんとあるので、がつがつさんには、「待て」が入る。そういう意味で接してる訳じゃないよとなる。さて、話を戻そう。尽くし型の人は基本結構、命式の食傷によって洩れているため、基本、他者のためにエネルギーを使う傾向にある。しかし、命式の劫財が洩れれば、より、相手目線になって尽くす要素が強まる。命式で順番に説明したい。

 

年月日時

壬辛庚◯

◯亥子◯

 

日主庚は陽干である。陽干庚にとって陰干辛が劫財だ。陽と陰では陽のほうがつよくて、雑な言い方になるが、陽は陰のために貢献する面がある。(あくまで例えです。)庚にとって陰の辛は、陽の庚が扱えるものであり、劫財だから日主の一部でもある。その辛が食神壬によって大きく洩れている。すると、日主が扱うものであり、日主の一部が、洩れるということは、「献身」というキーワードが生まれるわけだ。

 

こうした命式で、もし、家族を大切に思っているなら、家族のために時間を使うし、役立つことをしてあげたいと行動もする。印星過多の私は少エネ派だが、知り合いの尽くし型の人を見ていると「疲れないの?」と感じるほど、人のためにエネルギーをどんどん使っている。もちろん人間だから、後で大変疲労している。

 

だが、命式の観点ではこうした命式は尽くし型であると同時に、ご自分の好みや思考といった面も方向が偏りやすいために、奔放に見える場合もあるだろう。尽くし型だけど奔放?というパラドックスにようこそである。そのため、尽くし型の人に対して自由を束縛するようなことをしようものなら、関係が破滅する。根っこが尽くし型の人は強要を嫌うのだ。

 

逆に日主が陰干で、陽の劫財をもてば陰よりもつよい陽の劫財を上手に扱えない意味になる。すると、あまり献身といった意味合いにはならない。と、今日は尽くし型のお話しでした。因みに、ギブに対してはギブを返しましょう。

 

 

 

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■終わりに

 

愛犬に尽くせど、歴代の犬に同等か格下くらいに見られてました。好かれるために媚びまくっていたのがバレていたのだろう。わんわんわふぉーん。(悲哀鳴)

 

 

 

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