てくてくちとせ

占星術について書いていきます

ラッキー?アンラッキー?両極端な「偏官」の特徴を押さえて生かしてみよう


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偏官(へんかん)という星は開放的で、それでいて一種の危うさを秘めている。偏官を例えるなら美男美女ということばがふさわしい。きれいなバラにはトゲがあるとはいうけれど、偏官はまさにそれ。命式に偏官がある場合には吉にも凶にも作用するというバランスブレイカー的要素がたまらない。

 

目次

 

偏官とは

 

偏官は四柱推命に登場する10種類の通変星とよばれる星のひとつ。通変星は本人自身をあらわし、それぞれに性格や運勢傾向がある。偏官は正官(せいかん)とペアで官型に分類され、出世を意味する星だ。

 

偏官の特徴

 

偏官という星はレディーファーストではない。どちらかといえば男性の星である。女性の命式の場合には吉意が15%凶意が85%、男性の命式の場合には吉意が40%凶意が60%だ。(どちらにせよ凶意がつよいのかよ!というツッコミはなしだぜ)

 

偏官は「凶星」に分類され、大将を意味し、人並み以上にすぐれた社会的な地位やちからがあることをいう。男性は広い度量をもち、女性はかかあ天下のひととなる。

 

偏官の性格は義理人情があつく親分肌、なんだか職人さんを連想させる。その一方で官(おおやけ)に偏る(かたよった態度をみせる)ということから開拓精神があり、エネルギッシュなひとでもある。そんなわけで周囲からは多少、偏屈とか頑固といった印象をもたれる。確かに偏官をもつひとはどこか、こだわりというか、自身の美学を感じさせる。だけどさっぱりした性格でひとの面倒もよくみるから評価は総じて高い傾向だ。こうした特徴は目にみえやすいのだが、一本で偏官の゛トゲ゛つまりみえにくい顔もある。

 

正官さんが努力型のひとだとすると偏官さんは才能肌のひと。期せずしてひとを引っ張る立場となるのだが、実は権謀術数にたけており、頭脳明晰、策略家の顔も持っている。こえ~…。偏官こえ~。まっすぐで明けっぴろげな性質を支えているのはこうした、外交に通じる側面だ。一言でいえば゛怒らせると怖いタイプ゛。真っ向から仕掛けるのではなく、ひとの虚をつくのもうまいのである。

 

トータルでみた場合になぜこの星が凶星なのか、わかる気がする。このようであるならば、運気の波も激しいだろうなと…。

 

なんといっても偏官の一番の特徴は、命式の日柱に入っていた場合、持ち主が身旺であれば吉に働き、身弱であれば凶に働く部分である。そう、あくまで偏官自体は凶の星。いやはや、ふりまわしてくれるぜ。

 

つまり本人が強くなければ、偏官のもつ性質を生かすことができず、弱ければ強力な個性がわるく働くということだ。付き合い方ひとつで、ラッキーにもアンラッキー両極端に作用する。そして、命式にバランスよく配置されれば順風満帆な人生を歩めるという星でもある。

 

身旺のひとならば運勢に身をゆだねて、前進して生きるのが望ましく、身弱のひとならば、謙虚にじぶんを見つめながら歩むことが望ましい。そうすることで星の吉意を生かし凶意から逃れることができる。

 

 

偏官に向く職業

 

偏官は積極性と外交力の二つを駆使する職業に向く。リーダーとして起業することもひとつの方法であるが、才能を生かしてサラリーマンとして登りつめることがよい。

 

直感力に優れており、相手の欲求に敏感なことから、営業職にも向いている。リーダーとしてはもちろん、組織のNo.2という上と下を繋ぎ、頭脳として活躍する立場もふさわしい。

 

 

偏官の金運

 

偏官の金運は、これまた両極端で、貧乏か、金持ちになるかといった具合で、浮き沈みが激しい。そんなわけで、この星のひとは、お金があるときに資格をとるなどして、後に残る金使いをしたほうがいい。そうすることで貧乏なときに切り抜けられる。

 

 

偏官の恋愛傾向

 

偏官はひごろ膨大なエネルギーをつかうために豪快かとおもいきや、恋愛に関してはノスタルジックで、お互いの愛情を十分に確認し合う素朴な恋愛感をもつ。

 

照れ屋でなかなか結婚にふみきれない場合もある。

 

そんな偏官はアウトドアで過ごすことに向き、のんびり釣りを楽しむなどのデートが向く。おおらかでゆったりした相手が理想。

 

 

おわりに

 

偏官という星を生かすには本人自身の理解が必要だ。偏官の積極性がよい方向にむくために、星の特徴を押さえて身旺の場合と身弱の場合で付き合いかたを変えるとよい。