高市早苗さんの出馬表明は圧倒的だった。第一に緊縮財政ではなく、積極財政をして国の経済をよくしていく案は政治家としての魂を感じた。日本は三十年間もデフレだからだ。また「食料安全保障」に力を入れるという表明は心に響くものがあった。種苗の事などにも触れており、マクロな視点、ミクロな視点の両方を兼ねている。今日は高市早苗さんの命式について書いてみたい。
(☆YouTubeチャンネル登録お願いいたします。「てくてくちとせの四柱推命学習ちゃんねる」☆)
▼命式の読み方を載せた独学テキスト販売▼
■高市早苗さんの命式
個人的には全ての部分で、政策を支持するつもりはないが、概ね支持する。
以下高市早苗さんの命式
年月日
辛辛己
丑卯亥
年柱、月柱に食神辛が並び、ご自身の考えや思想が生きる事になる。食神辛の根は、日主己の根と一緒に年支の丑に繋がっている。
高市早苗さん曰く日本の農業の活性化にて、国内自給率を掲げている。日本の輸入物の99、5%は海上輸送であるが、有事の際はシーレーンがネックになる部分も考慮されている。また、海外への食料の輸出ではグルテンフリーの米粉を輸出するなどの具体的な案などが挙がる。食神の持つ、発想力や思考力が生きるためだろう。
経済方面へのアプローチについても、かなり強い印象を受ける。
発言時に、え〜とかあ〜とか多く挟んでしまうと、政治家の演説としては耳障りが良くない。高市早苗さんの言葉は流暢で説得力がある。これも、食神の能力といえるだろう。
それはそのはずで、元はニュースキャスターをされていた。命式を読める人が、パッと命式を見た時、ニュースキャスターと聞くと納得する配合だ。
月柱の食神辛は卯に座っている。卯は七殺だから、食神辛の性質にも鋭さがある。ご自身の思想は強くて、権威性を帯びたものといえるだろう。つまり高市早苗さんの政治思想はつよいといえる。食神のアイデアも出る。
(私は周辺諸国を含めて、外交を行いながら日本の自主路線を実現してほしいと感じているが、その辺りはどうだろう。)
年支の丑に日主が通根し、食神の力を発揮すれば、牽引力を生かす才覚もお持ちである。
政策面では財務省とバッティングし、党の中でも敵が多いだろう。プライマリーバランスの黒字化目標のカラクリにも与しないはずだ。食神は兵士に例えられ、基本的に食神の思想は善良であるからだ。
(因みに、出馬表明をされた中で「解雇規制の緩和」を訴えた方の理由が全く分からない。アメリカには連邦準備制度が存在しているから即解雇システムも分かる。しかし、現状で日本がアメリカ的に、同じことをしても、全体としての経済の底上げには繋がらない。むしろ労働者が不幸になるだけだろ。)
大運では2010年から丙申という大運で、丙運に自民党政務調査会長に就任、申運でも諸々ご活躍されている。
現在は丁酉という大運の中で活動されている。2024年の今年は甲辰という流年だ。
ご自身にとっては仕事方面の成果に繋がる時期といえる。最終的には石破氏と高市氏の一騎打ちになるだろう。私個人は政策面から高市早苗さん推しである。自民党推しでない私であるが、党というくくりでなく高市早苗さん個人を評価したい。
ただし、憲法改正だけば断固反対だ。憲法は権力者を押さえつけるものであり、緊急事態条項の制定などはあってはならない。日本が対米追従路線を進む場合、あちらさん都合で憲法改正と有事の問題が起こる可能性は十分にある。
■終わりに
ずっと経済的デフレが続き、結果誰が総理になっても同じという空気感が流れているように感じる。それが終わってほしい。