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四柱推命‐真官、虚官とはなんぜよ!

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いきなりだが、真官、虚官とは正官にまつわる話だ。正官という星はみんなご存知だろう。なんとなく正義感の塊のような二文字だ。実際に星の特徴が本人によく働く場合は正義感がつよく、モラルが高く実直な性格をなす。そんな正官をある場合に真官と呼び、ある場合に虚官と呼ぶ。さあみていこうか。

   

■:真官、虚官とは

 

他の星同様にこの星なりの解釈が備わっていて、男性の命式にあると我が子とみて、女性の命式にあると我が夫とみる。そして正官は名誉(印星)を生み出すいわば、家族でいえば家長という存在にあたる。こやつなかなかの強者だ。通変星のなかでも非常に吉意がつよく、「貴人」とか「貴気」または「貴」と尊ばれる。だがこやつが貴人とされる条件はとても狭く、ゲームでいえば数々のミッションをやりこみ最強装備を整えるほどむずい。

 

貴人の条件とは

・月柱地星以外は官とつく星、偏官、正官、傷官がない

・月柱が他の柱からの刑、冲の影響をうけていない

・その状態で正財か印綬がある

・12運星がつよい

 

ありえる?

 

そりゃ、なかなか理想の父、理想の子とはならぬよ、というわけで、他の星との組み合わせにおいて、正官の純粋さに濁りが生じる命式のほうが実際には多い。で、影響を一番うけやすいのが、月柱蔵干に正官があって、用神とする場合である。なので月柱蔵干にあらわれた正官を「真官」と呼ぶ。真官と上の高難易度ミッション的な条件とてらしてみてほしい。

 

月柱蔵干以外にあらわれた正官を「虚官」と呼ぶ。虚官は真官と比べると他の星の影響が小さくてすむ。

 

真官の場合は働きがよくいけば、みごとに日主の開運を助けるが、働きが悪いと、日主への凶作用も大きいという、なんだか大変な正官なのだ。そして、日主が身弱で、印星、比劫がない場合は、我が身を剋す、偏官に準じるものとなる。

 

なので、命式の正官の吉凶をみる場合において真官と虚官を参考にしてほしい。月柱蔵干の正官を用神として採用するかどうかは、ほかの星との兼ね合いをみて決めるのである。もし、月柱蔵干の正官が機能不全であれば、正官の場合、年柱天干、もしくは時柱天干の正官を用神にしてもOK。

 

 

■:おわりに

 

正官という星はなかなか取扱が難しい。それだけに、よくもわるくも日主への影響力がつよい。素質は一流であるが、がむしゃらなタフさがないという部分から、日主にとって良い環境を選ぶことが大切といえる。