てくてくちとせ

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四柱推命‐明合、明暗合、暗合について流れで分かりやすく説明

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四柱推命の書籍などで、明合、暗合などということばを見かけたことはないだろうか?「合」と名をもつことからご想像通り、干合の一種である。こんかいは干合のはなしを流れに織り交ぜながら明合、明暗合、暗合について説明する。

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■:干合の働きのおさらい

 

まず、干合というのは日主から数えて6番目の干と、日主の干が仲良く調和することで、二つの干が合わさることで異なった作用をもたらす。その種類は以下の5つである。

 

・「甲、己」の干合………穏やかな性格で人から愛される。

・「乙、庚」の干合………決断力があって、仁義に厚く、それでいて柔軟。

・「丙、辛」の干合………情が薄く、偏屈。

・「丁、壬」の干合………情に流されやすく、人に媚びる。

・「戊、癸」の干合………頑固で、情が薄く、孤独。

 

干合の作用としては、干合している干から算出された通変星が、「本来の働き」をしなくなるということがあげられる。すなわち、干合に関わる通変星が本来持っている吉作用凶作用ともに星のもつ影響力が失われるのだ。え?そうなの?と感じるのではないだろうか。いきなりそんなことをいわれても…と。

 

だけど難しく考えないでほしい。すなわち、干合に関わった通変星の働きが本来通りに機能しなくなるがゆえに、「星の働きが変わるということ。」

 

「比肩」を例にあげると、本来偏財を支配することで、財の流動を助けるという働きをしなくなる。なんてこった!男命でみた場合、正財(妻)、または正官(子)の働きを阻害する。ハイ、干合が比肩にこのような影響を与えてしまうのだ。

 

「劫財」の場合は、財を奪う性質から本来「正財」を剋するが、干合によってそれをやめて、日主を助ける。こちらはなんと心強い。

 

少し込み入ったはなしになるが、喜神や救神にとっては、干合することでプラスの働きをしなくなるので、凶と出る。忌神にとってはその凶意を忘れるので吉と出る。(用神が大渦している場合などは例外)ちなみに用神の忌神の凶意を忘れさせるのが、干合のもつ吉作用といえる。このような影響は命式のすべての通変星が影響されるわけではなく、あくまで、干合に関わった干のみである。

 

 

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■:明合、明暗合、暗合

 

さて、四柱推命では陰陽説が用いられているのはご存知だろう。物事は互いに協力し合う二つに分かれる。つまり、陰と陽、剛と柔、男と女などなど。そして、明、暗。明は表面化されやすい性質で、暗は表面化されにくい性質である。

 

日主(日干)がほかの天干と干合している場合は、

 
「日主明合」

という。日主の干合は干合のなかでも働きがはっきりしていてつよいので重視される。日主と他の蔵干との干合を「合化干合」という。合化干合は、天干の干がほかの干に変化する。合化干合があると、その柱の12運が変化するのだ。干合による影響力はなかなかすごい。なので合化干合が起こっている場合、注意して12運星を算出する必要がある。

 

・天干同士の干合を「明合」という。明合は非常に表面化しやすく、干合の特徴が顕著に現れる。

・天干と蔵干との干合が、「明暗合」といって、明合と比べて干合の性質が表面化しにくい。

・蔵干同士の干合を「暗合」といって、もっとも表面化しにくい干合である。

 

上段の柱に記されているものは、干合に限らず表面化しやすいのが、四柱推命の基本。蔵干とは、十二支が含む十干であるがゆえに、内蔵された干である。そのため、はっきりした形で現れない。明が迅速に対して暗は現れるのも遅い。明合がはっきりと日主に働きかけるのに対して暗合は無意識下で働いているといえる。

 

ゆえに甲、己の干合であった場合、その豊かな性格が明合だと、表にあらわれやすく、周囲にもはっきりとした影響力があるが、暗合であれば、その特徴はそこまで明瞭ではなく、周囲への影響力も低い。戊、癸の場合であると、明合すれば頑固さが人目につきやすいが、暗合であれば、そのような欠点は現れにくいといえる。

 

■:おわりに

 

干合による変化をみると四柱推命は奥深いと思わされる。勉強する人がリタイアしやすいのが、干合、また蔵干などの要素があげられるだろう。だが学びをつづけていればいつか、点と点が結びつくことになるので、四柱推命好きには根気よく頑張ってほしい。

 

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