「従財格」の人は相手のふところに飛び込むことが上手い。社交的なこの星の特徴であり長所である。従財格のもつ魅力に相手が心を許し、助力を自然な形で得られる。生まれながらによい運気をたずさえており、これほど目にみえる形で成功をおさめる星は他にはない。そんな従財格から成功する人生哲学をみていこう。
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■従財格とは?
従財格は四柱推命の極身弱にあたる格局の一つで、偏財と正財でしめられた命式で、不動産や人脈などを獲得する星である。
偏財は流動的な財を、正財は現実的な財を意味し、従財格は自然な形で、財産を築き、一生お金に困らない生活ができる。偏財/正財はともに、我が剋すもので=財ということで、゛財゛に従う格局である。
■従財格の特徴と性格
従財格の人はとても魅力的な二面性をもっている。お金が関係することに対しては、嗅覚を働かせて、シビアな計算ができる反面、子供っぽく、他人に対して人情深く依頼心のつよい部分が同居している不思議な人。
実際に付き合ってみると、人を喜ばせたり、もてなしたりとサービス精神がつよく、みずから食事会や社交的な場所を設けることも多々。そして、相手を持ち上げ「頼りにしている」という風に接して、相手との距離を縮めるさまはなるほど、社交的で魅力的な人物にうつる。その一方で、食事会に呼ぶ人物、場所に関して、「◯◯レストランは◯◯さんの会社が出展しているから、お金をおとせば、繋がりができるな」といったシビアな計算を自然としている。そうした抜け目のなさもあって、従財格の人は不動産や、財に縁が生まれ、環境が変わっても変化に対応できる人である。お金の使いっぷりもよいために、同性にも異性にも人気がある。
■従財格から学ぶ人付き合い
従財格の長所は、人情家という顔と、計算高いシビアな部分を、理性的に使い分けることができる、クールな性質だ。一見押しに弱そうにみえても、実際には心のなかではさまざまなことに対して忖度ができている。人付き合いにおいてそのような点は、じぶんが実質的な損害をこうむることがないようにロジカルな構造になっている。流されやすいという人は、従財格のように、感情的な部分ではなく、シビアに論理的に物事を割りきるという判断をすることで、自身が勝ちとっていけるものが増えていく。そして、人付き合いには積極的になりながらも、ある一定の距離を縮めさせないという部分も、従財格が効率的に、人生を進めていくうえでの強みだろう。
■従財格の適職
従財格は自営業でもサラリーマンとしても頭角をあらわす。物事の忖度ができるゆえに、流動的な職場、スーパーマーケットや、貿易、交渉力が必要な職種、株主などが向いている。たえず先を考え、起承転結を意識している従財格はあらゆる場面でその能力を発揮して成功を収める。
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■おわりに
人のふところに飛び込むことのうまい従財格の人付き合いから学ぶことはたくさんある。自身の立場をロジカルにとらえ、人情家の顔をもちながらも、決断をしぶらないという点は、成功する人々のファクターといえるだろう。