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四柱推命‐絶持ちの生き方を詳しく解説

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絶(ぜつ)と聞くと漫画ハンター×ハンターを連想する人もたくさんいるのではないか。作品には術を絶つ技術として紹介されるが、実際に十二運絶の性質に、「断絶」というキーワードがある。 こんかいは十二運のなかでも特殊な位置付けにある絶の生き方を詳しく解説してみたい。

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十二運絶とは

 

十二運絶とは、絶つ、だめになる、縁がきれる、終わる等の意味を持つ。例えば、命式の日干は、日主といって命式のご本人を指す。もし、日主が甲で真下の地支が申であれば、甲が「絶の地」にあるという。つまりご本人が絶の地にあれば、上記の意味のどれかの特徴を有しやすい。

 

例えば、人間関係が絶たれて安定しないなどだ。

 

絶の人生はまるでジェットコースターのようだ。

 

絶持ちの方なら納得していただけるだろうけど、人生そのものにどこか安定感がない。つまり、絶持ちさんは常に絶ってるのだ。

 

人によっては、転職を繰り返したり、友人関係の変化が多いなど、不安がつきまとう。

 

なぜなら十二運(十二の運気を人間の一生に例えたもの)のなかで、絶の立ち位置のみが、生まれてくるまえの状態にあるのだ。墓の後、胎のまえ、つまり現世に生まれていないんだなあ。

 

魂の状態で物事を考え、魂の感性で、この世で生活する。ゆえに、不安定さがある。

 

瞑想するときは、「半眼」といって、薄く目を瞑るか瞑らないかの状態にするとよいとされている。意識の半分が現世、もう半分が現世と異なる世界とのつながりをするという意味だ。

 

絶、とくに日柱に絶を持つ場合は、まさにそのような状況に身を置いているというわけだ。

 

絶の運気は冬が去り、これから芽を出そうともがいている真っ最中であり、究極まで衰えた運勢といえる。本人はそれと付き合わねばならない。

 

たえずなにかを探してさ迷い、一つの目標にであうまでが難しい。浮き沈み、断絶、移住、開発 などの意味を持つ星だ。

 

独自の不安定さから、周囲に影響を与え、変り者のはんこを押されることも多々。

 

まったくわるぎがなくても、きづくと「なんでこんなことになるの、トホホ」状態。

 

だが、そんな絶だからこその、ふつうとは異なる「絶モード」の生き方が存在する。

 

 

 

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絶持ちの性格形成

 

絶持ちさんは、幼少期から「ぬぐいがたい孤独感」 を抱えている場合が多く、まさにその通りの人生を歩む傾向がある。

 

感性が「透明」なのである。世の中のあらゆる垢に染まらず、純粋無垢な性分で生きていく。そういったあまりにも、物質的なことから離れて生きる姿勢から、人生のわりとはやい段階で周囲の価値観と摩擦がうまれるための「孤独感」持ちといえる。

 

やもすれば、感情が内向し、じぶんの世界に浸るふしもあるし、孤独感を埋めるように、一つの分野に没頭するケースもみられる。

 

また、生れた生家を離れて暮らしたり、突然交友関係に変化が訪れたりと、とにかく落ち着く暇がない。

 

性格は、基本的には純粋で裏表がない。凝り性で、根は前向き、没頭できることをみつけるととことんのめりこむ。これは基本日柱に絶を持つ場合のはなし。

 

年柱に絶持ちの場合は、幼少期から発想力が養われ、そこで培われた能力は大人になって発揮される。

 

月柱にある場合は、個人の能力を活かすことに恵まれており、チームより個人的な勝負の世界に身を置くことに向いている。逆境に強く精神面が磨かれる傾向だ。

 

時柱にある場合は常に変化する状況に身をおき、環境に合わせる能力が培われる。

 

十二運絶のエネルギー値は、0なのだが、没頭できることに対しては、十二運中最大級のエネルギーを発揮し、その道を極めていくという変わった星なのだ。

 

良い例が、もと大リーグのプロ野球選手の鈴木一郎さんだ。鈴木さんは日柱に絶を持つ。

 

またフィギュアスケート羽生結弦選手も絶持ちで、月柱にもっている。

 

もし、日柱に絶を持つ人の場合は、命式全体のなかで、日干(本人)を強めてくれる星がいくらかあったほうがよい。(通変星なら、印綬や比肩など。)エネルギー0を補強する役割としてだ。

 

推奨する絶持ちの生き方3選

 

絶持ちさんは、束縛が苦手で自由を求める傾向がつよいため会社務めに向かないという意見も耳にするが、一概にそうではない。大切なのは、表面上の生きる手段よりも絶持ちさんが「絶って生きている」かどうかが肝心なのだ。

 

ではおすすめの生き方3選とは

 

・芸術や専門分野に取り組む

・独自の生活スタイルをつくる

・悟りの道をゆく

 

である。

 

絶持ちさんの場合手段優先、物質優先、方法論では望む充実は得られない。納得する充実を得るためには、「これをやるために生れてきた」とおもえることをやるべきだ。

 

道がなければつくることもOK。

 

それを踏まえて上記の3つの生き方を解説していこうとおもう。

 

芸術や専門分野に取り組む

 

芸術の道へ進むひとびとに共通するのは、一種の「やり場のない孤独感」であり、それがなにかを渇望するバイタリティーにもなっている。

 

運気が極限まで衰えた絶にとっては、生きるうえで研ぎ澄まされた感覚をどのように使うかが課題である。自身にあった芸術的、専門的分野で生きるのは、透明な感性を活かせる重要ポストといえるのだ。

 

もしじぶんがなにをしたいか、どんな分野に興味があるのかわからない場合は、絶の性質に凝り性という部分があるため、ある意味職人堅気を連想させるのだが、あくまで「職人的部分」と「クリエイト」な部分の両方の特質がある仕事がよい。

 

職人的仕事に熱中し、クリエイトすることで絶の短所である「飽きっぽさ」を未然に防ぐことができる。

 

やはり、創造的な事柄に向いているのであり、じぶんなりに意味を感じられないルーティンワークには苦痛を感じるだろう。

 

また、充実を感じない日々はもったいないので、じぶんに適した分野に進んでほしい。

 

独自の生活スタイルをつくる道

 

例えばルーティンワークがきつく、充実を感じないなか、やることが特におもいつかない場合、短時間の仕事にチェンジし、あとはじぶんの好きなことに取り組むという方法もある。

 

短時間の仕事×ネットの仕事をするとか、もしくは長時間の人付き合いがきつい場合は、短時間の仕事×短時間の仕事など、あとくされの発生しにくい環境をつくるのも充実した生活を送る工夫と言えるだろう。

 

あとは短時間の仕事をしながら、将来を切り開ける可能性がある道を探すのもいい。

 

充実がなく、いつ限界がくるかわからない状況では絶のエネルギー数値0が、そのまま継続することになるので、絶はそういった意味合いの無理を続けられない傾向にある。

 

悟りの道

 

生きているあらゆることにじぶんなりの意味をつけて、あなたにしかおくることができない道をゆくのもいい。

 

ある人はテントで日本中を渡り歩き、講演会を開く、ある人は俗世の習慣から離れて仙人のように生きるなどなど

 

じぶんの運勢を見方にするには、運に身を任せて、直感的に美しいと信じる道を進むといい。

 

とにかく、生き抜くことだ。

 

自己をみつめ、あらゆることと向き合って人生を哲学してゆく、じぶんだけの答えをみつける一生をおくることも絶持ちさんらしい生き方だ。

 

おわりに

 

絶持ちさんの課題はとにかく「生き抜く」ことが大切である。外面を飾るより内面の充実を、見栄よりも楽になる道を選ぶといい。どこまでもじぶんに正直になることで、衰えた運勢の波を見方につけることができる。

 

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