てくてくちとせ

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四柱推命‐明石家さんまから習う「絶」持ちの生き方

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明石家さんまさんといえば、北野たけしさん、タモリさんと並ぶお笑い界のビッグスリーで、凄くエネルギッシュなイメージを持つ。 その道を登り詰めたひとである。北野たけしさんをもってして、「この仕事をしていて、時々勝てないと感じる奴がいる。その一人がこいつです」と明石家さんの名前を挙げたほどだ。そんな明石家さんの命式から十二運「絶」の生かし方をみてみよう。

 

絶とは

 

これまでのブログの読者のみなさまにはくどい説明になるが、一応簡単に絶を説明させてほしい。

 

絶は古来中国発祥の四柱推命のなかの十二運星の一つで十二運の流れのさいごに位置する。運勢は最弱で、さまざまな突飛な出来事に見舞われるため制御が困難な星だ。四柱推命は、陰陽思想、五行説、干支がベースとなり、生まれた年、月、日、時間の四本の柱でひとの運勢を占う学問である。

 

明石家さんまの命式から習う

 

明石家さんまさん、完全な身旺の命式だ。それも極身旺の部類に入る。強弱でいえば一国の大統領がつとまるほどのエネルギーをもつ。明石家さんの通変星は「偏財」 で、気前がよく、世話やき、また金銭や人の出入りが激しいという暗示がある。

 

若手の芸人さんたちとの交流も深いようで、明石家さんを慕うひとびとは多いと推察できる。五行は水が三つ、「壬」の影響から、ダイナミックで自由を愛する人物だとわかる。劫財が二つあり、日柱の十二運は帝旺であるため自己を強めすぎており、ややすれば唯我独尊であり、まあ、それゆえに現在の個性にいたると解釈できる。

 

して、明石家さんを明石家さんたらしめているもう一つの要因こそ、月柱にある「絶」である。絶は0から有を生み出すことに加えて、「感覚的瞬発力」、「大器の瞬間最大風速」といえる才能を発揮するため、明石家さんの司会は、一瞬のひらめきが光る。

 

絶が月柱にある場合は、組織のなかで協力しあうよりも、じぶんの能力でのしあがる方が向く。また、絶は一つの道を極めていくとどんどんと本人を後押しする性質がある。

 

劫財の唯我独尊と、壬による自由な振る舞い、絶の瞬発力を発揮する気質は、十二運最弱の「絶」を最大に生かしているのだ。

 

ちなみに明石家さんは劫財と帝旺の組み合わせで生命力自体が高く、健康運はよい。いかにも強そうではあるが…。

 

 

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絶は劫財と相性がよい

 

劫財は通変星のなかでもっともじぶんを強める星だ。そういうわけだが、絶との相性はよい。当然マイナス面もあるため、こちらからはなしをしよう。

 

人間関係にあまり恵まれず、親子の縁が薄くなりがちである。実はほかの通変星と絶の組み合わせも、似たような事情でやはりよくない。だが、劫財の場合はここから続きがあるのでヨロシクだ。

 

劫財はピンチのときにちからを発揮する星で、絶の最大に衰えた運気をバネにして、じぶん自身のちからに磨きをかけて大成するというストーリーをもつ。明石家さんの場合もそうだが、絶の浮き沈みを抑えつつ、継続して仕事で活躍されている。

 

明石家さんまに習う絶の生かし方

 

書いてきたように明石家さんのように、絶の持つ「発想や創造性の瞬発力」を生かすという方法がある。

 

そして、絶はどんな命式のなかにあっても、運気を弱めることに変わりない。ゆえに逆に解釈すればどのような偏りのある命式にあったとしても「発想や創造性の瞬発力」は健在というわけだ。

 

その点、他の通変星や十二運のように、相性によって星のもつ効力が変化するというようなことはない。なぜなら、なにがなんでも、どうころんでも「絶」は最弱運気だから。

 

しかしどうだろう。明石家さんのように最弱運気を、最弱運気という個性として、生かしてしまっている例が存在する。「一種の偏りという存在は、生かし方一つで才能となる」

 

絶のある命式の個性からやりたい方向性を探るという手段もありだ。

 

おわりに

 

絶という星は発見の連続であるとつくづくおもわされる。生かし方が難しいぶん、パズルのピースが噛み合うように一つの生き方に反映された場合は、本人をどこまでも個性的にサポートしてくれる。浮き沈みや断絶はそういった突き抜けた個性のまえの、授業料だと考えたい。

 

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