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四柱推命−芥川龍之介さんの命式/壬水が3つ並ぶ

 

芥川龍之介さんの作品は二十代の頃それなりに読んだ気がする。羅生門、妖婆、アグニの神などなど。中年になって振り返ってみて、芥川作品というのは若い時期に読んでおくことがいいように思う。芥川ワールドというべき、ニヒリズムは独自の味がある。今回は芥川龍之介さんの命式についてご紹介したい。

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芥川龍之介さんの命式


芥川龍之介さんといえば、言わずもがな日本を代表する文豪の一人である。夏目漱石さんを師匠に持つ。芥川龍之介さん、イケメンである。現在の流行のように顔の中心に寄った顔ではないが、目がキリッとして鼻筋が通っていやいやかっこいい。作家の方は夏目漱石さんにしろ、太宰治さんにしろ神経が細やかである。あれだけの作品を残す人々だから感性の鋭い部分があるのだろう。


(正確な出生時間が不明で、三本柱だけでは判断が難しい。命式に卯が入れば、食傷の方局が完成する。これだけの人物で庫中が開かないのは不思議である。)


芥川龍之介さんの命式


年月日時
壬壬壬◯
辰寅辰◯


大運壬寅、癸卯、甲辰、乙巳、丙午、丁未

 

天干は比肩の壬が並び天全一気のような配合である。格柱と日主が関係する重要な情報だ。年柱の壬辰は、ご本人の情報がリンクしている。


辰は官星で、知の泉であるからご本人が知的分野と仕事方面と繋がることになる。月支の寅は表現星である食神だ。他の柱との効用が三柱では図りにくい。月支の食神は文豪の命式と断定できるほどの情報にはならず、時柱がカギを握っていることとなる。


三柱での占いはかなり間違いや、情報不足を生むことに繋がる。


食神の寅が、辰を剋せば権威を受け入れないタイプの人物となる。また、辰には劫財が含まれているため、自身の活動が仲間に助けられやすい。その一方で、寅辰の並びが存在するために、神経系に影響がでやすくなる。


日支の辰に天干全てが通根すれば、知恵があり頭がよい人物だ。月支元命が食神(甲)で、もし時柱との絡みがよければ、表現力を持ち合わせる他、人物の繊細さとも関係するだろう。


そして、兄とは仲のよい関係だろう。
 

年柱の壬辰は長流水で、長く続く流れを意味し、壬水は知恵である。壬辰が金箔金である壬寅に出会えば水(知恵)の質感がよくなることで、日柱の壬辰であれば、知恵が果てなく流れてゆき、時柱の配置によっては、知恵は後世に伝わることになる。


年柱と、日柱が一緒であれば、この命式の場合は、ご本人の名が世間に響くこととなる。

 

芥川龍之介さんの作品は、初期の頃は羅生門など人間のエゴや内面を扱う作品が多かったが、後半期になると、体調のことも関係してか、自身のことについての作品も書くようになる。芥川龍之介さんの作品は、作成された順番関係なく、二十代〜三十代頃借りて読んでいたが、内容や文章にかなり変化を感じた。個人的には晩年時期の作品のほうが、人間味を感じたものだった。


太宰治さんに感じる哀愁とは、また異なる哀愁を感じる人物のように思う。

 

1921年に、乙巳の大運の巳運から神経衰弱を発症してしまう。巳運から、恐らく忌神の火の接木期に入ったことになるだろう。この当時は海外視察員として、中国に渡られていた時期にあたる。

 

体調を崩した大きな原因は、1920年巳運の庚申の流年が関係していることが考えられる。


1927年丙午の大運、丁卯の流年にお亡くなりになった。


遡って1913年〜1917年頃の乙運は作品創作にも身が入った時期だ。「鼻」が夏目漱石さんの目に止まり、有名な作品「羅生門」を発行した時期にあたる。


生前の趣味は芸術、演芸で、タバコはゴールデンバットを吸われていたようだ。

 


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■終わりに


芥川龍之介作品を久々に読みたくなってきた。初期の作品も、中期、後期のものも合わせて読みたい。

 

 

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