てくてくちとせ

四柱推命について書いていきます

空亡期の結婚で幸せになるために、天の時より人の和を生かせ


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前述しておくと空亡という響きは、テレビや商業的なイメージが先行して実際の特徴よりも誇張されたものとなっているのではないか。空亡につきまとうネガティブな情報は真実だろうか?空亡期の転職はよくないとか、こんかいの議題でもある結婚に向いてないとかだ。断言しよう。そんなことはない。

 

 

空亡期の意味するところ

 

空亡期とは、「大掃除」 の時期なんだ。一年に一度、年明け前に部屋の掃除をするのと一緒で、「運気」も、加速して上昇しっぱなしってわけにはいかない。一度整理して、装いを新たにして、さあ再出発だという風になる。その準備期間、つまり「大掃除」をしている期間なんだ。

 

なぜ掃除をするかというと、汚れをきれいにするためでしょ?運気に溜まった膿をだし、垢をこすり、流れを整えるという役割を担っているのが空亡期。

 

十干と十二支を合わせて、余った二つが空亡となる。周期は十二年のあいだに二年やってくる。よく二年ではなく、三年だとおもわれているのは、準備期間を入れた一年をプラスしているからである。

 

十干は時間を表し、十二支は物質世界を表していて、その二つが相互性をもって働いている状態が人間にとって、スムーズに生活できる年といえる。タイトルにも書いたけれど、゛天の時゛がうまくまわっているといえる。その天の時から離れる時期が空亡の二年と考えていただきたい。

 

算命学では、重要視される部分ではあるが、実は四柱推命では、「特殊星」に当てはまる部分でそこまで特別扱いされてはいない。分かりやすくいえば、空亡の捉え方が、吉にも凶にも転ぶというだけのことなのだ。物事の受けとりかたって重要だとおもわされる。

 

こんかいはこういった四柱推命的視点で空亡期における結婚に触れようとおもう。

 

空亡期の結婚は、後の吉を掴むための洗練

 

空亡の周期が必然であるとするならば、人と人との出会いも必然であり、空亡期だから、結婚やめとこうか、なんて考え方はナンセンスだという他ない。世界中の空亡期の人は結婚がうまくいかないというような現実離れした解釈はありえない。

 

中国には、人の和、地の理、天の時と、それぞれに゛理゛(ことわり)が存在するという考え方がある。天の時はタイミング、地の理は、地形の個性、人の和は、人心の一致だ。

 

そして肝心なことわざをご紹介する。

 

「天の理は地の理に如かず、地の理は人の理に如かず」

 

である。天の理は地の理におよばず、地の理は人の理におよばず、というわけだ。空亡という、天の理から見離された(という解釈)状況化でも、地の理、人の理は生かせるということである。

 

特に人の理が、空亡期に与える影響は大きい。吉凶入り乱れた状況、といっても、後の結婚生活を有意義にするための試練のさなか、夫婦の在りかたが試されているのだと考えればよい。夫婦の和の外格の形成時期というわけだ。

 

自己のエゴを優先させず、相手を思いやる。相手の短所に目を向けるより、じぶんにも同質の問題があると認識する。空亡期だからと、凶をはね除けようと特別になにかをするのではなく、人としての心を尽くせばいい。じぶんを取り巻く周囲の人との和を大切にすれば十分。そして、準備をし、数年後の天の時を待てばいいのだ。

 

空亡期は、万物が芽を出そうとしている時期にあたるため、その時期のこころの持ち方や、相手への態度は、その後の時に対して、大きな影響力を持つ。空亡期に培った忍耐力や努力は、空亡期を抜けると、新しい運気を纏って夫婦の絆を強くする。

 

俯瞰すれば、出会いはタイミングであり、人が決断した時こそがベストなのである。出来事の吉凶は所詮観念論にすぎず、どんな決断が正しかったのかと、過去を顧みることに意味はない。

 

空亡期の結婚についての結論

 

空亡期の結婚自体にはなにも問題はないのだけど、空亡期は、運気全体からみて「停滞」の時期にあたるため、なにかを成熟させる時期とはいえない。

 

結婚をゴールと考えている人には空亡期の結婚はおすすめできないが、結婚して、伴侶とともに試練を乗り越えていこうとする覚悟のある方にとっては、最適だろう。

 

時間をかけて成し遂げられる人にとっては、低迷した状況下でも、小さな実りをみつけて過ごしていくことで、冬越しを行うのだ。

 

 

 

おわりに

 

出会いとはすべてがベストタイミングである。そして吉凶は、ロングショットの見方をすれば、その意味もずいぶん変わってくる。その時期その時期に必要な出来事が起こり、必要な人と出会う。そう考えたうえで、日々真心を込めた決断をして生きることが、個人にできる尊い選択といえる。

 

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