空亡ということばは虚しい響きがしている。前向きな努力がからまいして、ついぞ気持ちは沈む。嵐が起こり、針の雨が降る、テレビの影響で、どこまで誇張されたイメージが浸透したことだろう。
空亡期とは自然界の四季に例えると冬の期間であり、作物の種を植えても芽はださないので積極的な活動には的さない時期である。ただし、冬には冬の過ごし方があり、恐れる必要はまったくないのだ。
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空亡期とは?
空亡期とは運気が停滞する時期である。つまり春~秋までの食糧をかてに冬ごもりをする時期だ。
空亡の種類は6つに分類される。子丑空亡、寅卯空亡、辰巳空亡、午未空亡、申酉空亡、戌亥空亡 、だ。どれも十二支を二つ組み合わせているように、空亡期間はどなたも二年間。
だけど、冬ごもりまえの準備期間、もしくは、その後の停滞時間をいれると一年プラスされて、三年間が空亡期だ。
三年間は天地万物の働きがうまくいかない時期とされ、なにかを発展させていくのは難しい。ただし、=運が悪い時期とはならない。これまでの運気の精算をしていく期間と考えてほしい。運気の浄化期間だ。それまで仕事を頑張ってきたのなら、培ってきたものを継続させれば、再び春が巡ってきて、新たな挑戦ができる。
さて、では空亡期は転職に向かないのだろうか?
空亡期の転職、転移
空亡期の転職、転移は有りか無しか?結論はありだ。だけど、注意してもらいたいことがある。
前向きな気持ちで転職、転移する
ということ。これは空亡期に限ったはなしではないけれど、前向きな動機は前向きな現象を引き起こす。転じて前向きな気持ちで過ごすことを心がけるといい。
運気が停滞しているため、前向きな気持ちがからまいするのも空亡期だが、前向きに取り組んだことは、
空亡期が過ぎ去ってから大きく実る。
後にじぶんの大きな糧となるのは間違いないからだ。
空亡期の転職が一般的におすすめされないのは、「新しいことに挑戦するには的さない」という意味合いであり、転職事態が一概にうまくいかないというわけではない階段をのぼるのではなく、これまで培ってきた職を゛無理なくこなせる゛ような環境であれば、転職もよろしいといえる。
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空亡期に転居、転職など活動しまくった経験からいえること
個人的見解だけど、経験として空亡期に、無理をするとよくない、というのは確かにあるのだが、無理をして、大きな事態が起こったとしても、それはそれで運気の精算だと感じる。
過去、空亡期の三年、転職と転移を行ったのだが、まあ、確かにいろいろとあった。
そこは書いておかねばならない。
職場や、転移先での人間関係にも悩まされたけども、ふりかえると、そこにはじぶんに与えられた人生の課題が存在した。劣悪な環境を越え一年がすぎたころ、空亡期に突入するまえの、甘えを残したじぶんではなく、課題を乗り越えられる人間としての成長を実感した。
じぶんに都合がよい環境が本当によい環境とは限らない。
苦難という比較があってこそ、空亡期を終えての、幸福に気づくことができた。空亡という期間は、人間に気付きと成長のタイミングを与えているのかもしれない。
まあ、しかし、経験をふまえて、それでも、現象の現れかたは、正直なとこやっぱ人によるよね、そのあたりは。空亡期までに行ってきたことも関係するし、因果関係の編集が行われる時期だから、個人差が顕著にでるはずだ。
ゆえに、空亡期に事業が成功する人だっている。しり込みしていたらはじまらないんだよな。
おわり
ざっくり書いてきたけども、出来事に無駄は存在しないと日々感じる。空亡期だからと、躊躇せず、゛やりたいならやる゛で一向にかまわない。ただ、冬にがむしゃらに芽をだそうとするのではなく、過ごし方を工夫すれば、得られるものも変わってくる。
空亡期に転移や、転職を考えている人にとって、少しでも参考になればなとおもう。