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6つの空亡からあなたの運命を理解しよう|前向きになれる空亡説


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運命とはなんぜよ?四柱推命でいえば、運命とは、同じ誕生日に生まれた者同士に共通点をみつけようと試案された統計的データである。いろいろな占いツールで誕生日を入力すると性格や運命の解説が現れるのは、こういった、途方もない過去からの統計が元ネタなんだ。

 

こんかい触れる空亡とは、一定の法則により、゛欠けた運気゛を命式に持つ存在の事である。(年単位の空亡のはなしはまた後日)空亡は、対になっており、空亡を持つ人は運命的に欠けた運気の逆方位の運気を追う傾向がある。 空亡とはどこまでも虚しい響きだが、はじめにこれは個性だと断言する。空亡という個性をどう生かすか、また運命の流れを理解しようという試みだ。

 

じぶんの空亡を知る

 

6つの空亡のご紹介

 

1・子丑空亡の運命図

 

一族の「初代運」を持つ存在として生まれ、子丑空亡から、新たな家系の流れが始まる。マイクロソフトビル・ゲイツなどがこれにあたり、父親の弁護士になる勧めをけって、一代での大事業に成功している。

 

子丑空亡に欠けているのは、「父親運」、「目上運」である。

 

初代運を司るため、父親との折り合いなどが悪く、幼少期は苦労が多いとされる。ただし、苦労のためか、はやくから自立心が芽生え、一人立ちもはやい。それは子丑空亡にとっては実は吉なことであり、親元から自立してこそ、本来の初代運を生かす道にはいるのだ。

 

どの空亡にも当てはまるのだが、運命に沿った方向を曲げてしまうと、そこにはひずみが生まれ、本人がストレスを抱えてしまうこととなる。

 

子丑空亡はコツコツと努力をするため、青年期までは苦労するが、晩年となり、目上よりも目下が増えたときに協力が得られ、また努力がみのることとなる。

 

子丑空亡は「目上運」がないかわりに、「目下運」に恵まれる。

 

しっかり者であり、人情家でもある。仕事にクールに取り組む一方で、内面は熱いというギャップが魅力である。後輩の世話を焼くし、じっくり時間をかけて相手を理解しようとする姿勢があるため、慕われる特徴がある。

 

典型的な王道ストーリーをゆくのが子丑空亡だ。

 

2・寅卯空亡の運命図

 

子丑空亡が初代運をつかさどる一方、寅卯空亡は一族の「跡継ぎ運」を持っている。これまで家系が持っていた運を2倍にも3倍にも膨らませるのが寅卯空亡の特徴だ。田中角栄元総理がそうであるように、6空亡のうちエネルギーがもっとも高い。

 

寅卯空亡に欠けているのは「母親運」、「兄弟運」である。

 

社交的にどんどん前に進む寅卯空亡は、はやくから、母親や兄弟の庇護から離れて、自身の道を見つけるのが特徴である。一見、子丑空亡と似た流れにきこえるが、人間関係構築や専門分野への取り組み方はまったく違っている。子丑空亡が、すこしづつ人間関係や仕事を構築していくのに対して、寅卯空亡はどちらもダイナミック。

 

人間関係は、少し話せば相手に好感を持ち、親しみを覚えるため、人との交流がどんどん栄えていく。仕事は全体像を掴んで素早く、豪快に進めるのが特徴だ。

 

寅卯空亡は母親運がないといっても、子供の自立により疎遠となれど、親にとってはよい子供であり、「目上運」に恵まれている。

 

寅卯空亡の物事への取り組み方からして、全体の大枠を掴むのが得意なため、貪欲に仕事に打ち込めば、頑張りに応じた評価が得られる。40代、50代は飛ぶ鳥を落とす勢いを持つ、典型的な大器晩成型だ。ただのりにのって、早期に成功が見込めると判断して、ゴーサインをだして失敗することもある。

 

まあ、根が明るいため、失敗に躊躇せず頑張っていくのだが。

 

 

3・辰巳空亡の運命図

 

辰巳空亡に欠けているのが「精神世界」と「こころの世界」だ。

 

こうして書くと少し恐く感じるかもしれないが、現実世界で生きていくのに強いという意味合いが強い。北野武さんは、竹のようにたくましく生きてほしいという意味で゛武゛と名付けられた。どのような環境にも根をおろせるのが、辰巳空亡である。

 

辰巳空亡は、家系の流れから浮いた存在となるため、兄弟がたくさんいる場合でも、一人異なる道を選ぶため両親から心配される場合がある。また、片親、父か母のどちらかとの縁に偏るのも特徴だ。独自性が強く組織に属すると、自身のパフォーマンス能力に制限がかかるため、実力を発揮しきれない個性がある。

 

辰巳空亡は人にどうみられるかやイメージとは無縁の徒で、おもいたったらすぐ行動という人だ。こころでおもったことを口に出すのが苦手で、

 

態度で示すことから、辰巳空亡からの贈り物は心がこもっているとされる。

 

一方で、地位が高くなっても、態度を変えることなく分け隔てなく人に優しく接することから、大衆の星と呼ばれるタイプだ。ただし権威に対してはあまのじゃくな部分もある。

 

ある意味不器用で、不言実行の性質をもっているのだ。それゆえに、型にはめられるのが苦手で、ルーティンワークや、古くからある風習などを苦手とする反面、独自の世界観で道を切り開くことを得意とする。

 

4・午未空亡の運命図

 

一族の「末代運」を持つ午未空亡は、それまで先祖がつくりあげてきたカルマの流れを一旦終わらせる役目がある。午未空亡の子供は、「初代運」をもつ子丑空亡が誕生しやすい傾向にある。シンガー・ソングライター美輪明宏さんが午未空亡にあたる。

 

午未空亡に欠けているのは「目下運」と「子供運」である。

 

子供運が欠けているというのは、子供を授からないという訳ではなく、子供との精神的距離が疎遠になりやすいという意味。また、午未空亡の子供ははやくから自立することで、一族の新しい出発を行い、成功を納めるので、疎遠になることは、広い意味では悪い事情ではないとされる。

 

午未空亡の性質に、常に「孤独感」を抱いて生きているというものがある。

 

「末代運」だけあって、それまでの家系の流れとは違う感性をもっており、「精神的よりどころ」がないというケースもある。いいかえれば、精神的よりどころがない部分を知的好奇心で埋めていくのが午未空亡の運命で、おのずとそうなってゆく。

 

孤独感は悪い要素ばかりでなく、午未空亡に無から有を生み出す能力を与えている。

 

「凝り性」なのでその道の専門家になる。寅卯空亡のようにダイナミックに物事を遂行する補佐役としても、午未の能力は遺憾なく発揮される。

 

その一方で、街の喧騒から離れて一人暮らしたり、創作の世界に生きる一匹狼的な気質を宿している。

 

周囲が目下ばかりになる中年期以降は、家族との付き合いを大切にすることが、安定した運気をもたらす。

 

5・申酉空亡の運命図

 

申酉空亡に欠けているのは「家庭の安息」、「休息の場」であり、男女ともに忙しく、常に動いているのが特徴だ。

 

申酉空亡の特徴は、失われた安息を取り戻すかのように社会活動に従事する性質がある。さっきまで本を読んでいたかとおもうと、次の瞬間には料理、掃除と、休むこととは程遠い。同時に2つ3つなことができるため組織では重宝される。政治家の小沢一郎さんがこのタイプだ。

 

また世渡りのうまさこそが申酉空亡の最大の長所で、昔勉強が不得意であっても、社会にでてからは勘のよさを便りにどんどん人脈を広げることとなる。

 

じぶんに求められていることを見極め、それを行動にうつせるため、周囲に頭の良さを評価されるのだ。

 

働けるうちは働こうという、働き者のため、仕事に対して非常に熱中する一方で、物事をやりとげるのは不得手という特徴があり、午未空亡のような物事の終わりの処理が得意な人物といれば、なにかとスムーズにいく。

 

性格的には平等主義である。社会的な地位に関係なく、人間性重視の人付き合いをするため、友人は多い傾向がある。

 

頭の良さと、機動力、人付き合いの質のよさなどと、多才な能力をもつ申酉空亡は、積極的に社会進出に向かうことで開運するだろう。また、財運が強く、じぶんかもしくは子供のどちらかにその影響が向くとされる。

 

6・戌亥空亡の運命図

 

じぶん一代で新しい運命を切り開く星であり、誰も便りにできず長い道を歩いてゆく場合がある。午未も内面に孤独を宿しているが、この星の場合は、支援者の存在が薄い傾向にある。じぶんの人生を常にじぶんで背負う宿命にあるといえるのだ。ホンダの本田宗一郎さんがこの星である。

 

戌亥空亡に欠けているのは「家系の流れ」、「精神面での支え」だ。

 

そのため、じぶんのみでなにかを模索せねばならず、その過程でセンスが磨かれてゆき、カリスマとなる傾向が強い。戌亥空亡は表面上穏やかであるが、内面は運命のもつ特異さから複雑きわまりない。なにかを頼ろうとすると、戌亥の持ち味は半減するという、非常に過酷な道を進むことになる。

 

だが代わりに、「戌亥空亡の言葉は金言なり」といわれがあるほど、一つの道を追及すればその道の権威となるだろう。

 

運命に対し、後ろ向きになるのではなく、自身の内面の冒険を行うことでこの星は成功を納めていく特徴がある。歳を重ねるごとに、運気は安定していく傾向があり、内面と向き合い続けることで、オンリーワンとなる。

 

辰巳空亡と正反対で、行動で気持ちを表すのが苦手で、ことばで気持ちを表すことがくせづいている。この星の長所は観察力であり、人の言動をよく分析し、ことばで表す。観察力は午未空亡が持つ、統計的にまとめる能力と比べてみても、瞬間瞬間にはより実用的な能力といえるだろう。

 

 

おわりに

 

読んでいて納得するものから、なんて理不尽な、とおもえるものまでさまざまな空亡の存在をみとめていただけたとおもう。

 

スピリチュアル的解釈になるが、すべてに先祖や家系の行いによる結果が関係する。それを悲観的に認知するのではなく、じぶんにしかない環境という才能だと自覚すればいい。

 

ボク自身が午未空亡で、書いた内容とおおまか一致する運命をたどっている。そこに、じぶんの解釈や向き合い方で、空亡の開運は変わってくるのを実感しているのだ。

 

それぞれに欠けた位置があるため、その逆方位にある性質が強くなるという性質は、個性として年々磨かれるだろう。

 

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