一般的に知られている6つの空亡以外に、とても不思議な空亡が2つ存在する。ひとつは日居空亡(にちいくうぼう)で、自身の精神の支えがない空亡だ。もう1つがこんかいおはなしする日座空亡(にちざくうぼう)で、存在感、凶意ともにおおきな空亡である。
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日座空亡とは?
日座空亡は、全空亡シリーズのなかでもっとも異色の個性をもつ空亡だ。
(日座空亡になる干支は「甲戌」 と「乙亥」 である。)
空亡現象で代表的なパターンが心のよりどころや精神的な支えが得られないといった状態が形成される部分だろう。その対象となるのが、じぶんの目上の存在だったり、両親だったりと、ふつうは限定された存在のみの影響をさすのだが、日座空亡は゛じぶんを支える現実の枠組みが空亡゛している状態。 それはつまりひごろより、じぶんという存在をふくめ、普遍的に生じる現実を、まとまりのある形として認識することができない状態のことだ。もっと平たくいえば、じぶんと現実世界の不一致をつねに味わっている。
じぶんの行った行動による結果が、因果として理解できない。種を植えれば、もちろん収穫しなきゃならない。これが因果関係である。だが日座空亡はじぶんと世界を繋ぎ合わせることが困難で、周囲から少々奇異におもわれることがある。日座空亡が何かを学ぶとしよう。日座空亡は、じぶんと現実の不一致からなにかを一度失敗しなければ、学ぶことができない。 経験値で失敗による問題をカバーしようとしてもなかなか改善は難しい。だがこれからするはなしは悪いはなしではない。この空亡は「ふつう一般的な生活をしていると異常が現れる」とされている。結婚におけるもの、安定した環境など。国内にいるより国外のほうがうまくいく。日座空亡は国際結婚、また国外での生活をすれば凶意はおさまる。また、ふつう一般的な仕事につくより、ひとがやりたがらないような仕事につくとよい。海外へでれば、運気があがるが、国内に戻ればふたたび運気が下がる。
つまり運気をあげるにはふつうのひとが゛ふつう゛と認識していることをあえてスルーする。 ふつうの結婚生活、ふつうの仕事、ふつうの人間関係…。゛ふつう゛なんて人がつくった標識にすぎないのだ。日座空亡は日座空亡らしく幸せにいきるスタイルをみつければよいのである。特殊な環境にて力を発揮するのが日座空亡である。
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おわりに
日座空亡は特殊な状況につよく、突破していくちからがある。ふつうなどという感覚は無視して、日座空亡の道を進んでほしい。