てくてくちとせ

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「比肩」はリーダーの星|建禄との組み合わせで推進力アップ

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リーダーたるもの決断力で、部下に劣ってはならない。リーダーシップとは主観的な積極性を発揮する性質からワガママさを伴っているものだ。リーダーの星「比肩」は独立心旺盛、積極的、そして強引だ。程度はあれど、この星の強引な部分がたびたび、困難を一発逆転させてしまう要素をもっている。そんな比肩の短所を補い、特徴を最大に生かしてくれるのが「建禄」だ。こんかいは「比肩建禄」という猛者に触れてみたい。

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比肩とは

 

比肩とは中国発祥の運命学、四柱推命に登場する通変星の一つである。四柱推命とは、簡単に説明すると、陰陽思想、五行説、干支をベースに、生まれた年、月、日、時間で運勢をみる学問である。

 

通変星は、四柱推命の命式のなかで、個々の基本的な性格と運命をつかさどる星を指し、あなたの通変星をしることで、ざっくりと占いができるというくらい重要な星だ。

 

比肩は自我を生じる星である。比肩という星には独立心旺盛、競争心、勝ち気で行動的、リーダー、強引、自己中心的という特徴があり、「人と肩を並べる」という意味をもつ。

 

そのため、なにをやっても、人と肩を並べるか、それ以上でないとじぶんを許せない競争心のつよいタイプ(めんど…いや、ひとりごと)根っからのリーダー気質であるため、ひとをぐいぐいひっぱり、事態を変えていくエネルギーに満ちあふれている。

 

命式に比肩をもつ社長達

 

これまで務めてきた中小企業の社長達のほとんどが比肩持ちさん。「お前より俺の方がすごい」「いやいや、俺のほうが」「いや、お前らなんてまだまだ、俺にまかせろ!」さいごはダチョウクラブの「どうぞどうぞ」という展開を期待したい。

 

ある会社にいたとき、比肩社長は自らを「オレはワンマンや」と律儀に語っていた。会社が他社との契約打ち切りになりそうな事態になり、上司だけではどうにもならぬとき、矢面にたち、かなり強引な方法で問題解決をしてきた。

 

ふだんなら絶対選択したくない方法であり、勘弁してくれと感じたと同時に、会社と社員のくびのかわがつながって安堵した。その後、比肩社長の強引な決断の結果、(内容は詳しくは掛けないが)ひびの社員の仕事量は増えた。

 

比肩はリーダーシップがあり、周囲を動かすちからと魅力がありながら、強引、そこは絶対だ。なぜ強引さが目立つかというと、勝ち気で、競争心がつよいという、同時に利己的な性質を優先させるからだ。

 

ちなみに比肩の社長達は総じてそんな節がある。だが、そこが比肩の推進力といえる。利己的な動機と利己的な欲求がなければ、比肩社長は社長業をしていないだろう。比肩は物事を進行させるのにふつうの感覚をもっていては、持ち味を活かせない。

 

「ちからの解放なくしてカタルシスはありえねえ」と範馬勇次郎のことばが頭をよぎる。

 

 

比肩建禄

 

建禄は十二運のなかでは、帝旺のつぎに運気がつよい星だ。けっこう自己中な印象のつよい比肩は、持ち味をいかしたその推進力から、悪い評価も受け入れつつ、強引に物事を進める。(そんなタイプは個人的に嫌いではない)

 

一方建禄は大運/継承/発展/堅実/安定/努力家という特徴がある。 (残念ながら永続性はない)

 

さて、比肩と建禄が合わされば、範馬勇次郎が、「調子こかせてもらうぜ」と鬼の顔を発現させた状態くらいの無敵感がある。強引な性質をもつ比肩が、頑固にならず、柔軟に自己分析ができるようになり、推進力を残しつつ堅実な思考ができるようになる。客観性が備わるため、事業などでも、これまで以上に迷いなく邁進していくはずだ。

 

建禄には家庭的にも経済的にも恵まれる暗示があるため、比肩の浮き沈みの激しい人生を調整していく役割となるだろう。この場合だと、すでに比肩はリーダータイプではなく、カリスマタイプ、スタータイプとなるだろう。

 

ただし、建禄の特徴は、人生の前半がよければ後半に歪みをしょうじ、前半が悪ければ後半で盛り返すという、少々極端な特徴がある。だけども、人生80年のうち、40年前半か後半かで良運があるとすれば、その間に人生の基盤固めをするには十分だろう。また、ストイックな性分ゆえに、たいていのことなら自力で挽回できるちからがあるので心配ご無用だ。ぶち当たっては、試行錯誤するくらいが比肩建禄の試練にはちょうどいいくらいだ。

 

そして、特急列車のような、比肩旦那には、やはり建禄という財布のひもをしめる妻が必要だ。

 

 

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おわりに

 

比肩は建禄とタッグを組むことで、いかんなく本来の推進力を発揮できる。比肩に建禄が備わっているひとは、遠慮などしないで、どんどん物事を進めることで個性をできるのだ。

 

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