一生衣食住に困らないと太鼓判をおされている食神だが、事実はどうだろう。実際にぼくの周囲には通変星が食神のひとが多く、三十歳をこえる彼女らは確かに食いっぱぐれはない。いまは住んでいなくとも将来的に住む実家も残されているし、着るものもぜいたくではないが、困っている様子はない。
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食神とは
食神は古来中国発祥の四柱推命のなかの通変星の一つで傷官とならび食型にあたる。四柱推命は、陰陽思想、五行説、干支がベースとなり、生まれた年、月、日、時間の四本の柱でひとの運勢を占う学問である。
食神の特徴
食神はポワ~ンとしている。独特の雰囲気は周囲に安心感を与える。
一般的には命式にひとつあれば大吉、二つで吉、あまりおおすぎると食神過多と呼ばれ、あまりよろしくないといわれる。
だが、ぼくの妻の場合は命式になんと食神5個、知人にも、複数あったのだが、食神の衣食住の影響は健在のようだ。
たくさんの野菜や、ちょっとした貰い物が重なり、我が家は冷蔵庫が定期的にいっぱいになる。時期的に食材を使いきるひまがないほどに食神の恩恵を賜っている。
で、そんな複数食神さんの命式をみてみると、食神を強める劫財がけっこう入っている。なるほど、これで食神過多の凶意を消しさらに、運勢を高めたのかと、一人納得。
そして、吉意としてだけでなく、食神さんの衣食住に困らない性質は、食神をもつひとの特徴である社交性による部分も大きいだろう。
食神は「庶民の星」と呼ばれる。食神をもつひとは屈託なく、人懐っこくて、チャーミングな印象を周囲に与える。気取ったところがなく、みんなから理解を得やすいのだ。
どこか放っておけない。なんとなく助けてやりたくなる。実際に暮らしに困っていると周囲から、「これ家の庭でとれたんだけど…」と、野菜をもらったり、とそんなことがある。どこか放っておけないという部分も食神のひとの性格だ。
食神の運勢
みなからなにかと世話を焼かれる食神さんは、基本的にあまり、じぶんだけで前へ前へとでるタイプではない。あくまで、誰かからの援助を得て成功するタイプなので、よって星の性質自体は強くはない。
ぼくのように極身旺の命式には、バランスを考えると一つはほしい星である。
この星のひとは、執着心が乏しく、なにかを突き詰めることは得意ではない。その反面、上司からの引き立てや、仲間の協力を得やすく、ふつうに暮らしていることが、すでに一つの成功だといえる。
食神が劫財さんからの恩寵が+された場合、突然の出世や、暮らしの向上などが得られる。なんせ、この組み合わせときたら、楽しく、元気に、逞しくという、いかにも周囲からの人気を獲得できるタイプだからだ。食神の運勢は単体でも吉だが、劫財と合わさるとさらに運勢を発展させるのだ。
また、おやくそくなのだが、食神のひとは生活の基盤に関わることを生業とすれば、誰かのためになる喜びを意識し、自然とちからを発揮するだろう。
実際に食神さんは調理師関係の仕事をしているひとが多い。かとおもえば、接客業、介護師や不動産関係など、多枝に渡っている。第三者のぼくがみていても、「ああ、このひとには向いてるだろうな」と度々おもうのである。
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一生衣食住に困らないは本当か?
通変星が食神の知人たちは、40歳前後、少なくとも彼女たちをみていると、とびきり金銭の出入りがよいわけではないが、安定した生活を送っている。
一人暮らし、実家暮らし関係なく、これまでの経緯をみてみると、案外、一生衣食住に困らないのではないかとおもえる。V6の岡田準一さんも通変星が食神だが、アイドルや役者など、さまざまな仕事をこなしながら、安定した立ち位置にいるようにおもう。
食神さんは、生活自体にあまり突飛さはなく、万事安定感があるといえるだろう。通変星、食神という星の特徴を理解し、性質に合った生活を送れば、一生食いっぱぐれがないという説明も納得できるというものだ。
少なくとも妻や知人をみていると、これまでは衣食住に困っている節はない。
おわりに
これまでの説明で食神という星が、単体であってもうらやましいほど吉意が強いことがわかる。「銀のスプーン」をもって生まれてきたと形容されるその性質は、仕事でも日常でも、衣食住に関わることに影響を与えることだろう。ポワ~ンとした雰囲気は周囲を癒し、励まし、じぶん自身もひとから十分にフォローされることだろう。現在我が家は、貰い物の服、貰い物の食料でいっぱいである。銀のスプーンの恩恵はすごい