年を重ねるほど頑固になったとはいわれたくない、常々そう思っている。心の自由という部分は棚ぼた的に与えられたものではない。自身の心がけ次第で、ささやかな日々に心の自由をみつけることができるし、逆に「忙しい、忙しい」と忙しいを理由に節制を怠れば、心は石みたいに固くなる。今回は頑固な命式について書いてみたい。
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▼あなたの命式読み解きます▼
■:頑固な命式の特徴
実は頑固な命式というものも存在する。凄く柔軟な心を持つ人が存在する一方で、冗談が通じない、年齢を重ねるごとに頑固になるといったような具合だ。頑固な命式に共通する特徴がある。
゛比劫星、印星がつよすぎる゛というケース。いわずもがな比劫は我を強める五行であるので、例えば天干に比劫が3つ、4つ並べばご本人の積極性や自我がつよくでやすくなる。
何故なら天干は、表世界にみえる情報だからだ。つまり、人からみても、こう個人的意思がつよい風に映りやすいといえる。逆に地支に比劫が多くて、天干に日主以外にない場合は、表立って我のつよさという部分は見にくいのだ。
ただ、こうした人物はたくさんいるわけで、比劫が並ぶから頑固というわけではない。
問題はそこに、印星が重なる場合である。印星は規則や規律に関わるが、強すぎれば対人関係において、マイナス面がでてしまうこともある。つよい比劫につよい印星という組み合わせは、RPGでいえば、勇者に強力な刀と盾を装備させたような組み合わせだ。どう考えても、シーフや白魔道師ではない。
■:2パターンの頑固
頑固な人でも、許せる頑固さや愛嬌のある頑固な人がいるとおもう。私の命式も印星がつよすぎるため、ラフで頑固で、無責任なガンカーに収まろうと考えている。食神が命式に一つもないのは悲しいぜよ。
さて印綬は、正統性の意味合いがつよく、保守的要素をもつ。強すぎれば、 マイナス面が目立ち、お堅い人となる。命式の組み合わせにもよるが、「頭かてえなあ…」というタイプである。何かあると、思考回路は、けしからん!となる。
上記の組み合わせは心が優しい場合があるので、打ち解ければ、お付き合いがしやすくなる。
一方で、比劫がつよく、偏印がつよすぎる命式では、頑固さの種類が変わってくる。物事の基準において、自身を優先しやすい面が時にみられる。人に対する要求がつよいなんてことがありえる。
こちらの頑固さは、どちらかといえば、実社会を乗り越えるための頑固さ、むしろ強固さになる。比劫印綬のガンカーを勇者とすれば、比劫偏印のガンカーはモンクである。
わしが、わしが、わしが江島◯◯である!という感じだ。
頑固さという部分も、世の中にとっては適材適所であるので、その人物の価値をみつけて上手にお付き合いする必要がある。
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■:終わりに
例えば学者を目的とした人物が、柔軟すぎるのもしっくりこない。突き詰めなきゃならない部分で力を発揮することがある。私含めてガンカーは、ちょっとだけ頑固を意識すれば視界が開けることがある。