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四柱推命−やめてくれよ妨害殺の脅威は本当か?

妨害殺(ぼうがいさつ)という、何とも気味の悪い特殊星が存在する。もしかして、人生のなかで妨害が起こり、不運を辿るのかと連想してしまう。命式に妨害殺がある場合、結婚運、異性関係に対して不利となる特殊星とされる。結婚したら夫婦仲に問題がおきやすく、結婚相手の実家ともトラブリやすいという。つまり異性関係全般にとって不吉な暗示のある妨害殺、その脅威は本当か?今回は妨害殺について書いてみたい。

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■妨害殺とは?


妨害殺は異性トラブルを暗示する特殊星だ。結婚運全般、異性との関係に不利となるほか、日柱に妨害殺が入れば、若い頃の運気はよくて、晩年に運気が下がる、身体の不調などには注意が必要といった、何か危険物の取り扱い説明書みたいな文言がいわれる。やめてくれよ。


基本的に、日主が不利益を被ると想定される場合、日柱を基本に考える必要がある。日柱に、乙酉、乙卯、戊子、戊午、己酉、己卯、壬午、壬子、癸巳という干支が入っていれば、あなたの命式には妨害殺が配置されていることになる。

 

妨害殺の対象となる干支は、確かに場合によっては結婚運、異性関係に不利となるものは存在している。例えば、女性の命式では、官星を異性として考えるのだが、日柱がつよい場合は身を弱める官星との相性がイマイチだ。それが妨害殺である乙卯、戊午、壬子にあたる。異性関係や結婚においては陰陽が和合することが、基本吉。仲が良いことに繋がるからだ。   

 

また、乙酉では日主乙が官星に剋される関係であり、妨害殺として「異性、結婚トラブル」こうしたものと結びつきやすい配置ばかりが選定されている。

 

でも、安心してください。(安村さん風)妨害殺の考え方は、一つのテンプレートで構成されているものの、妨害殺があれば、みんな異性、結婚トラブルに遭遇するかといえば必ずその通りとは限らない。ただ、この妨害殺については、信憑性が比較的高いのも事実だ。日柱に妨害殺が配置されているなかで、他の6つの干支がいかにして、命式を助けているかがネックになる。

 

妨害殺がある命式では、異性、結婚トラブルという点で見た場合、それら全部に問題が起きるというよりも、妨害殺の不利な要素、良い要素を共に含むケースが多い。


・夫婦間、お相手方の家族とは仲が悪いが、異性受けはよい
・結婚運は良いが、それまで特に異性に恵まれたことはなかった
・異性関係、結婚運は良いが、身体に不調がある
・夫婦仲は良いが、異性との出会いが少なかった
など。


このような具合である。

 

勿論、日柱に妨害殺が配置されても、このような問題が一切ないということもあり得るのだ。命式に妨害殺があり、今まで、ずっと異性との関係や、結婚後のパートナーやその家族との問題は、皆無だったという人は今後もないので大丈夫です。「妨害」されていないのです。

 

妨害殺の有名人


伊達みきおさん/己酉
福山雅治さん/壬子
・デビィスカルノさん/己卯
蒼井優さん/戊子
松嶋菜々子さん/壬午


中でも伊達みきおさんに関しては、妨害殺の象意ないよね。

 

 

 

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■終わりに


特殊星の名前はあまりに仰々しく、インパクトのつよいものが多い。問題はその中身の信憑性といえるだろう。

 

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