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四柱推命ー家を建てる人に宅神、破宅神について実例をだして語る/あまり鵜呑みにしちゃダメよ

さて、お家を建てましょうとなった時に、宅神(たくしん)様に聞いてみることも良いかもしれない。聞き慣れない言葉だろう。家を建てるのに良い時期というのは気になるところだろう。家を建てるときには宅神を判断材料にするというのも良いかもしれない。今回は宅神について書いてみたい。はじめに、私は鑑定で宅神を用いていないが、考察を含めて書こうとおもう。

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■:宅神(たくしん)と導き方

 

宅神(たくしん)何かご利益がありそうな名前じゃねえか。

 

私は普段は家を購入したいという方々には、すこしこみいった鑑定を行い、方位と合わせてお勧めすることが多い。つまり命式を読んで、大運、流年と一緒に考察する。たとえば判断のやり方の一例だが官星を「家」と考えることができる。何故なら、官星には゛財産゛の意味があるからだ。お金を意味する財星が生じたものが官星(財産)というわけだ。

 

さて、今回は四柱推命の難しい考え方を一旦脇においといて、誰しもが判断しやすい家を建てるタイミングを見定める方法に宅神(たくしん)が巡る時期に合わせるという方法がある。宅神て、まんまやんけという突っ込みはなしでお願いしたい。要は流年で宅神がめぐる時期に家を購入したら?って考え方があるのだ。

 

家買ったぞ!そんな一言をいってみたい。素敵!そういわれたい。一括やで、そんなことをいう妄想にかられていた。

 

まずは命式に宅神があれば、家を建てたり、相続をすることができる命式とされる。持ち家がない私にはうらやましい限りだ。

因みにたくしんて、十回いってみて。何か病みつきになるから。さて、宅神の導き方を説明する。

 

宅神は天干と地支の組み合わせとなる。

 

日主が陽干であれば、干合する干が宅神だ。

 

甲→己(宅神)

丙→辛(宅神)

戊→癸(宅神)

庚→乙(宅神)

壬→丁(宅神)

 

宅神と、打っていたらタクシーになりそうだ。

 

次は地支だ。

日柱が甲寅の人であればが未が宅神になる。ちなみに宅神は月支に存在しているものが、その作用がつよい。月支のエネルギーはとっても強い。

 

子→巳(宅神)

寅→未(宅神)

辰→酉(宅神)

午→亥(宅神)

申→丑(宅神)

戌→卯(宅神)

 

日柱が甲寅であれば、己未が宅神となる。

 

日主が陰干の場合も、やはり干合する干が宅神である。天干の求め方は同じだ。ちょっと説明が回りくどいかな?

 

乙→庚(宅神)

丁→壬(宅神)

己→甲(宅神)

辛→丙(宅神)

癸→戊(宅神)

 

地支の導き方も同じである。

 

子→巳(宅神)

寅→未(宅神)

辰→酉(宅神)

午→亥(宅神)

申→丑(宅神)

戌→卯(宅神)

 

 

日柱が乙卯なら庚戌が宅神だ。

もし、今後家を建てようと考えている方は、宅神もあれだけど、命式にとって吉となる方位を選んでほしい。かなり重要だ。

 

■:宅神と命式

 

命式内に宅神がある人は、家を建てる、また相続されるといわれている。実際にどうなのかといわれると、当たっている場合がある。実例をだしてお話したい。実際に交流を持っている人々に登場していただく。

 

以下の命式の男性は1992年、甲申の大運、壬申の流年に家を建てた。

 

日月年

癸庚庚

酉辰寅

 

月柱に辰とある。上記のやり方で宅神を導くと、この人にとって辰が宅神になる。(天干だけとか、地支だけでも宅神成立条件はOK)月支に宅神があれば、故郷に家を建てる条件にあてはまる。この人物は、故郷に家を建てた。立派な家だ。

 

甲申の大運、壬申の流年は金銭的な出費があるからそこにスポットをあてると、もっと合理的に家を建てる時期として考えることができる。タイミングをみるときは流年が大切だ。

 

男性で命式に宅神がある場合は、家を建て、その後の相続も順調にゆくとされるが、そのあたりは検証結果としては不十分で、結論がだせない。女性にも宅神の条件と、相続についていわれる事が多々あるが、こちらも十分な検証はなされていない。例えば宅神を持つ男性は夫婦円満といわれるが、人を見てきた限り、宅神があっても円満でない方もいた。

 

次は女性の命式である。

 

日月年

辛癸甲

亥酉子

 

彼女は親族から家を購入した。家を建てたわけではない。因みにこの女性は、家を相続することになっているが、命式に宅神がない。おいおい、家の守り神に見放されたってことかい?上の命式には宅神があてはまるが、この命式にはあてはまらない。宅神の考察は微妙である。

 

 

もう一人、別の女性の命式だ。

 

日月年

戊己庚

申丑申

(妹)

 

姉が一人いるのだが、どちらかが家を継ぐことになる。この人にとっては月支の丑が宅神になる。つまり宅神を当てはめれば家を継ぐ可能性がある暗示だ。この人の現状は、そのようになりつつある。

 

上の命式のお姉さんの命式だ。

 

日月年

乙乙戊

酉丑午

 

命式に宅神がない。つまり妹さんのほうが家を継ぎやすいことになる。因みに宅神を用いた判断方法は、しつこいようだが個人的には行っておりません。ただ、このように宅神を当てはめて、家について考察するのも悪くはないのかもしれない。だが、誤解を恐れずにいえば家を建てる時期はしっかり命式から考察したほうがいい。

 

だから、今後家を立てようという人はあまりたくしん、たくしん、いわないほうがいいかもしれない。たくしんのくと、しの間に「ま」を入れたくなる。

 

因みに、持ち家以外にマンションの一室など、その他不動産購入なども同じ宅神カテゴリーになるはずだ。月支に宅神がない場合は、故郷に家を建てるといった判断には繋がらないだろう。

 

命式内に宅神がない場合でも、流年で宅神が巡る時期は家を建てるのに良いとされる。宅神は完全に確率された、ものではないため、一つの参考として考えていただければと思う。

 

 

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■:破宅神(はたくしん)

 

破宅神というと、歯がいたいと聞こえないか?破宅神というのは、予想できるとおもうが、宅神の反対で悪者だ。命式に破宅神があれば家を建てたり、不動産を購入するには不利とされる。

 

破宅神の解釈はまちまちだろう。だが、要は、宅神を剋す時期、冲する時期、害する時期というのが破宅神にあたる。平たくいえばこうした時期に家を建てるのを辞めておけということだ。でも、正直あまりそうしたことを気にする必要はない。

 

何故なら、命式から導けばよいだけだから。宅神や破宅神を主軸に、家を建てたり、不動産購入の目安にすると、かなり雑な判断になると思う。私はおみくじ的な四柱推命や五行の流れを用いない四柱推命を信じていないほうだから、やはりあまり使用したいと思わない。

 

だが、一部当たってたりするのはなるほどなと感じている。

 

命式にとっての官星との絡みや、用神というものを参考に家を建てる時期を判断したほうが、しっくりくる。結論をいえば、宅神や破宅神の信憑性を一部採用するのは、個々の自由だけど、ぶっちゃけ命式を読んで時期を判断したほうがいい。宅神、破宅神だけを鵜呑みにするといったことはちょっとリスキーかもしれない。

 

因みに宅神や破宅神という考え方は納音(なっちん)を基準につくられているのだが、個人的には納音に関する合理的理法が見当たらないために、参考にしない派だ。勿論否定はしないけれど。納音は一部一部を何となく、それっぽく理法に当てはめるのはできるけど根拠が確立されていないのだ。

 

納音とはなんぜ?という人もいるかと思う。機会があれば今後書いてみたい。

 

 

■:終わりに

私は家がほしい。書いていて思った。

ちょいマニアックな話になるのだが、宅神と破宅神の関係は、剋や冲、害が絡むと書いたが、大運や流年で考えても、それだけでは家を購入するかどうかの参考にするには根拠が薄い気がしている。当てはまる部分もあるっちゃあるかなという具合である。

 

 

 

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