「従児格」の人は一見凄く大人で思慮が深く見える反面、それが嘘のように子供じみた部分を合わせ持つ。感性が鋭く人の気持ちに敏感でいて、どこか利己的で、とても不思議な人物だ。この星の人は自身のなかにあらゆる縛りがなく、自由で卓越した才能を発揮して人生を切り開いていく。
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■従児格とは?
従児格は四柱推命に登場する、特別格局に分類される極身弱に分類される星で、「食神」「傷官」過多の命式の人だ。食神と傷官は我が生み出すものであるため、子供を意味する。児童に従う格局であることから「従児格」と呼ぶ。なので内面はすごく子供っぽい色合いで満たされている。
■従児格の特徴
従児格の人は我を忘れて、他人のために奉仕することができる特徴がある。ふつうの人がなかなか捨てることのできない、自意識や自己イメージという鎧を完全に捨て去り、見栄や虚栄心を払拭した場所にいる。子供のように無心になることができる人だ。
従児格の人は他人のために行動することで、自然と運が開けていくという不思議な運気をもつ。「奉仕」こそが従児格の人が出世をするためのキーワードである。またこの星の人の特徴の一つ、いや、魅力といっていいのかもしれないが、゛経験して学び成長する゛といった性質がある。子供は遊びや授業、経験を通して学習して成長する。だが、経験値が少ないため未来予測をしたリスクカットが難しい。
従児格の人は、経験していないことを想像して、先を読む力がほとんど備わっていないかわりに、一度経験値として残った経験は必ず糧にしていくといった堅実性をもつ。どんな小さなこと、些細なことでも従児格の人の経験値となれば、大きな糧なのだ。
人生の壁にぶち当たりながら学習していく姿勢には、従児格のキレイな心がみえる。打算や計算ずくといったことができず、近道をみつけることができない代わりに最後は誰もが到達できなかった場所に、たどり着くといった人生となる。どんな時も、我欲に支配されることなく、奉仕の気持ちを持ちつづければ道が開けていく。
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■従児格の魅力
従児格の最大の魅力は「物事に偏見をもたい」という部分で、転じて他人に対して、初対面の相手であったとしても好意的になれる。物事をネガティブにとらえず、ポジティブな姿勢で受け入れることができる人で、とても懐が深い。好きなことをしている、好きな人といるときは周囲の反応などお構い無しに、ありのままでいられる。
他人からみたら、客観性に乏しく、鈍いところがある人物として見られることがあるが、本人は気にしない。偏見を持たないがゆえに、経験したことがどんどん実り、着実に夢に向かって進んでいくことができる。偏見がないがゆえに、新しいことに挑戦することを躊躇しないという強さがある。
転職や、新たな試みに挑んでいこうとするとき、従児格の人は他の格局が及ばないような前向きさを見せる。
■従児格の恋愛観
従児格は一人の人物に好意を抱けばとことん誠意を尽くすことができる。恋愛に対しては、好きになった相手にとことんである。打算や、見栄はなく、じぶんを良く見せようとはせず、ひたすらに相手を想うのである。
■従児格の適職
従児格は頭の回転がはやく、いかなる場面でも食神と傷官のもつ、芸術的でクリエイティブな才能を発揮することができる。それは場所を選ばないために、活躍できる範囲は非常に広い。ふつうでは考えられないほどの美しさと、繊細な感性をもち、人生観もそうしたものに彩られている。開発/発明/企画/語学/音楽/美術に関わる仕事に適正がある。政治家になるといった形で、持ち前の人生観を発揮することも適正がある。具体的にはクリエイター、ミュージシャン、作家、イラストレーター、外交員など、独自のセンスで、時代の最新をとらえて、ヒット作を生み出せる。また、表現力が高いため、外交につよく、特別な立場を確立する人もいる。
■おわりに
従児格の人は芸術的才能にあふれながら、とても繊細な感性をもつため、心のうちがなかなかわからない部分もある。そうしたところが魅力的で、また、周囲に影響を与えるところだといえるだろう。従児格の卓越した美しい感性が世の中をリードしていく。