てくてくちとせ

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四柱推命‐日柱「絶」の特徴は悟りを開くことで開運する


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日柱「絶」は、魂の人である。

日柱「絶」は、最終的には感覚的に納得する生き方しか選択しない人である。日柱「絶」の極限まで衰えた運気のなか、持ち主は吹き付ける嵐のような試練から、学びを紡ぎつづけ、糧となる気づきを得ながら、自己形成の完成へ向かっていく。日柱絶の生き方の最終地点は悟りへの道である。

 

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絶の運気特徴

 

植物が芽を出そうとしている状態で、そこから新たな転換をはかろうとしているのが絶という星の特徴である。転機、開発、浮沈、断絶の意味をもつ。

 

運勢エネルギーは゛0゛十二運のなかで、最弱のエネルギーといえる絶。

 

人生を例えるならばジェットコースターであり、「とどまりたるためしなし」といった足元が宙に浮いているような、不安定さがある。例えると昨日までの生活が次の日には一転してしまう、大げさではなくそうなのだ。

 

本人が懸命に注意を払おうとも、運気そのものに振り回される傾向は非常に強い。思い通りにいかない。

 

これは、ある程度運命的側面として受け止めて、逆に、そういった不安定要素を克服し、前進していくだけの努力家でもある。

 

絶の人生を謳歌するうえでカギとなるのは、その、人一倍の努力をどのような方向へむけるかということである。

 

絶の努力の方向性

 

結論をぶっぱなせば、物質的価値観を追うことが一番向いてない道だ。絶の本質には、一種の「孤独癖」があり、どうしても精神的、内面的充実を求める本能が、生命の根源で燃えている。

 

精神的充実が、絶の孤独癖を埋める作用をする。

 

それを踏まえたうえで、絶に向く努力の方角は、知的好奇心の追求、社会を通して内面を育てる、得意分野の徹底などであろう。

 

絶という星が孤独なのは、極限に衰えた運気のなか、精神的支えとなる事柄がとても少ないからだ。人一倍努力をしたとしても、実るまでには相当の辛酸を味わうことも多々ある。

 

ゆえに努力の方向性が、人との比較的努力や、欠点を補うこと、劣等感を原動力としたものは、さらに孤独を深めてしまうため、じぶんとの勝負と割りきれることが肝心となるなのだ。

 

それはスポーツでもサラリーマンでもなんでもいい。胆は、絶の充実がそこにあるかどうかだ。

 

 

絶と悟り

 

絶という星は、精神的成長を遂げていくと、社会的な充実だけではなく、ある種、自然のなかにある法則に気づき、それを身につけていく。絶は生きるうえで、十二運のどの星よりも哲学を持ち、練られた思考を体得していく。

 

見栄や、虚勢など身の回りを囲む余計なものを必要としなくなる。外格を手離すことの連続が絶を大きくしていく。そして、潜在意識と繋がっていくことが習慣化していくだろう。

 

「悟り」に関してはさまざまないわれがある。゛自我崩壊゛゛悟りとはやっと人間になったというだけ゛など。だけどはじめて水泳をはじめた人に、泳ぎ方を説明しただけでは、泳ぎを体得できない。

 

悟りに限らず、瞑想や断食に関してもそうだ。やり方の説明は書かれているからわかる。だが、実際に効能を体感するには、興味を持ち経験を重ねるほかない。

 

だが、衰えた運気というものが時折、絶に対して、超自然的に、外格を外す気付きを与える。そして、不思議な運気の特徴ゆえ意図せず、精神世界に突入してゆく。自然な形で興味を持ち、自然な形で自然の法則を体得していく。

 

日柱絶の有名人といえば、シンガー・ソングライター美輪明宏さんが有名。

 

花を見、風にあたり、木々のざわめきに幸せを感じる。それらと一体になる才能が絶にはある。誰かを巻き込まずとも、あるがままで至高の喜びを感じられる。余計なものをそぎおとし、万物と繋がる。極限に衰えた運気にはそうした特徴もあるのだ。

 

そのような才能があると、触れておきたい。

 

絶無の世界で見る光景は、クリエイションの連続だ。持論になるが、悟りとは0の拡張子である。どこまでもどこまでも。解脱することによる充実感は、過去や未来ではなく、今現在にのみ発生し、今の連続にこそある。

 

過酷な運気から学びを深めるなか、断捨離があり、今が生じる。絶の過酷さは、多大なる幸福の道へもつながっているのだ。

 

恐れを捨て、天衣無縫の存在となる。ただそこにある愛に気づき、開運することは、じぶんだけでなく、周囲にもその影響を及ぼすこととなる。

 

 

おわりに

 

日柱絶は十二運のなかで、生まれてくるまえの゛魂゛の存在である。偏見のない純粋無垢な魂の視点からの観察眼とうものが、この世にどういう影響を与えるのか…。

 

恐れずにいえば、絶は「愛」に生きる。仕事を通じ、家庭を通じ。愛を証明し、周囲を啓発してゆく。絶が絶らしく生きることこそが、もっともベストな生き方なのだ。