全部の干支が陽という、太陽の魔力でも使えるんじゃないかといった命式が存在する。全陽(ぜんよう)響きもカッコいい。そうした命式にどのような特徴があるのかといった点を踏まえて男女別に解説させていただきたい。ウハウハというタイトルが何か古いがおっさんなのでご容赦願いたい
(☆YouTubeチャンネル登録お願いいたします。「てくてくちとせの四柱推命学習ちゃんねる」☆)
▼鑑定のご依頼は私のアドレスまで▼
otaro905@gmail.com
※鑑定料金は一回5000円です。
ブログを見ましたとご連絡くだされば折り返します。
■:全陽の命式の特徴
シベリア虎も一撃で倒してしまいそうな、全部の干支が陽という命式の特徴は、ハッキリと事象が起こりやすいという特徴がある。陰のエネルギーが静妙なのに対して、陽のエネルギーは大胆といった具合になる。陽が多い命式では、陰が多い命式に比べて日常的に遭遇する出来事だったり、人生の波が大きい。例えれば、人から嫌われたとすればそれもハッキリとした形で表れやすい。
これは一概にいえることではないが、例えば陰が陽を生じるときは、生じ方がソフトである。だけど、陽が陽を生じたときは、陽の干はドカン、ガツン、ズドーンという生じられかたをする。強く生きろ!陽陽陽yoyoyo、yo!
■:全容の特徴男女別
以下は芸能人のピーターさんの命式である。
年月日時
壬戊丙戊
辰申戌戌
月令・庚
まごうことなき全陽の命式である。日主が丙さんで納得だ。書くまでもないとは思うが、男性の命式で弁慶のような豪傑だから全陽というわけではない。不思議なことに、いかにも豪傑という感じの男性は、日主が陰干だったり、命式に陰が多く、ちょっと中性的だよねって人が陽ばかりだったりする。
よく、図太いという言い方をされるが、根っこが図太いのは陰の働きである。しなやかに、雑草のようにという強さは陰のエネルギーだ。全陽であると、性格はハッキリとしている。何かこう、端からみても見えにくいものがない。天干が陽だから、表に表れる性格もハッキリとしやすいし、地支も陽だから内面もハッキリとしている。つまり、わかりやすい!へこむときも、勢いづくときもハッキリとしている。
以下は、美智子様の命式である。
年月日時
甲甲甲戊
戌戌子辰
いかにも美智子様といった感じの命式である。
以下は神取忍さんの命式である。
年月日時
甲甲壬壬
辰戌子寅
お二方の人物像は異なるけれど、ともに全陽である。よく裏表という言葉でいわれるが、表は陽で、裏が陰であるから、裏がないという表現になる。表にでる行動も、内面と一致しやすい。
▼あなたの命式を読み解きます▼
■:全陽と命式配合
例えば全陽の命式で、陽に生じられるとすれば偏印エネルギーが猛烈に流れこむことになる。すると、日主のつよさにもよるが目にみえて活動的な部分が表れやすい。剋されても、凶ばかりではない。全陽の命式は、事象はハッキリと表れやすいが、それに打ち勝つタフネスも備えやすい。
男女ともにいえるのは全陽の人はしたたかさとはあまり縁がない。すっきり、はっきりといった感じの性格になりやすい。全陽の人であれば、起きる事象がハッキリとしやすいので、何か始める際は一度ご自身の現状などを俯瞰してみることが必要かもしれない。
全陽の人は、運を味方にすれば勢いが味方をするという特徴がある。つまり、良い運のときは、どんどんイケイケで進んでゆくと、持ち味や個性が発揮されやすい。事象がハッキリとしているから、成果だって得やすい。運が悪いときにあがくと、逆に不意討ちをくらうので期をみて行動するといったことが大切だ。
■:終わりに
全陽の人は、何かとハッキリとした形で事象が起きやすいが、そうした部分も人生の味ともいえる。それは良くないことがおきると、それもハッキリとしやすいが、良いこともハッキリとしやすい。運を味方にして進んでほしい。