四柱推命を長年勉強され、実力のある先生方から忌み嫌われる十二運さん。親の仇の如く、十二運なんか使っても意味ない!とちゃぶ台をびっくり返しそうになる。確かにプロの先生方から見ると十二運を使った四柱推命は「なんちゃって推命」に映っているのだろう。きょうは十二運否定派と十二運肯定派の聖戦が終わるように、十二運は当たらないのか?というテーマに終止符をうちたい。
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■十二運は当たらないのか?
強引に書かせていただくと、十二運の扱いが正しければ当たる鑑定ができる。十二運の使い方は大変デリケートで、意味を覚えて命式に当てはめるくらいだと、精度が高い鑑定は難しいだろう。(そうした四柱推命のやり方を否定する気は全くない。)では当たる鑑定に繋げるためにはどのように使うかだが、主に命式八字に対する「象」として使う。十二運の「意味」を採用するやり方は主流だと思うが、大事なのは象のほうである。
五行にも正五行、象五行というのがあり、正五行は通常我々が扱う五行のこと。象五行とは八卦の方位の兼ね合いで、通常の正五行を「象」に転換して使うやり方。(一部の中国の流派だけで採用されている概念)
例えば絶という十二運には消える、絶えるという意味がある。(飛躍させれば、天才とか変人とか。)この意味をそのまま、命式に当てはめたらエキセントリックな鑑定内容になってしまう。これが十二運の意味を使ったやり方。私見では十二運は直接的意味を当てはめたり、性格分析に使うものにあらず。
例えば命式の天干に日主甲で根がなく弱くて、庚が3つ並ぶ命式があるとする。庚金は甲にとって十二運の絶である。もし大運に甲がやってくれば甲は命式天干の3つの庚と相剋相冲に合ってしまう。これを日主甲が絶の地に会うといい、消える、絶える象意が表れる。怪我、入院、精神不調など。つまり絶で何がいいたいかというと、日主甲が衰弱するということ。これが十二運の象を見るやり方。
十二運の意味を採用する方法だと、プロの先生方がおっしゃるように、推命のやり方として問題があることも確か。十二運は象でみること、くわえて象を見る際にも、現実的に使えない十二運も存在する。十二運の扱いが正しいものであれば、十干、十二支だけでは見えない象意を見つけることも可能だ。
他にも十二運の象を見るやり方は、こんな着眼点があるのかという目から鱗なものがたくさん存在する。結論十二運の意味を当てはめた鑑定は私見で恐縮ながら、精度が低くい傾向で、象を見る十二運は当たるし、命式を見る幅も広がる。
だが、多くのプロの先生方がおっしゃるように、基本は陰陽五行の相生、相剋、十干、十二支の扱いが主となる。十二運は補助判断に使う。
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■終わりに
ワイルドだろう?