てくてくちとせ

四柱椎命

四柱推命:無料講座(番外編)/自分の格局に疑問?型より寒暖燥湿を優先すべき話

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こんにちわ。ちとせです。こんかいは番外編ということで、鑑定を行うなかで感じていることを書きます。ちょっと深い内容になります。格局の判断は、流派によっても、またプロの鑑定視さんでも意見が異なります。こんかいはある事例についておはなしします。おそらく四柱推命を勉強してる人でも、なんだか、自分の格局の吉凶に納得してない人もいるのではないでしょうか。

   

■:格局は寒暖燥湿を優先した方がしっくりくる

 

この命式をご覧ください。

 

時日月年

乙甲甲壬

亥子子亥

 

冬生まれの甲木です。日主に年と時に根があり、生じる印星ばかりですから、ほとんどの方は従強格とみなすでしょう。つまり木と水がよい五行だと。

 

だけどこの命式の人に限って、この吉凶は当たってないんですよ。火の巡る時期、土の巡る時期に金運、仕事運が上がっているのです。

 

これは、ボクの判断では従強格の成立には無理があるのでは?となっています。確かに従格の条件は満たしています。

 

従格の成立条件

 

五行が極端な偏りがあり、点数の多い五行の流れを阻害する五行が他にない場合。

 

ざっくりいえばこう。ちなみに従強格の場合、印を剋する財星が1干1支あれば成立しません。

 

従格の条件が揃っていても、これを従格とするのはリスキーかな。

 

なぜならですよ、冬生まれの甲木ですから、水がありすぎるのが問題なのです。天干の壬が月令を得て、地支全部に水がある。夏生まれの甲ならよいですが、この命式では木の根が腐る。

 

日主に根があり、水に生じられていても、身強の内格と判断したほうがしっくりきます。火(食傷)と土(財星)がよいと。冬生まれの甲木ですから温かさが必要、また水を制御する土が必要なわけです。

 

官星ですが、官は金にあたります。冬の金は凍ってしまって弱いですが甲にとって特に必要ないですよね。

 

どちらかといえば、鑑定の経験上、格局調候を優先して寒暖燥湿の判断を優先したほうが、実際の吉凶の判断は当たってしまいます。

   

例えば

 

時日月年

丙辛丙丙

酉酉酉戌

 

このような命式があったとします。辛が月令を得て身強の内格です。身強の内格は成立しますが、秋生まれの辛には潤いが必要です。なのに天干には最強の十干丙が並んでいます。丙は官星になります。身強の内格にとっては本来は吉のはずです。ですが秋月の丙の勢いは弱いといっても丙が吉に働かないのは明らかでしょう。

 

このような場合、身強の内格と判断しつつ、干関係を加味する。すると吉となる星は、辛を弱める、食傷の水と財星の木の二つ。官星の火は吉とならないわけです。こうした微妙なラインの命式では意見が分かれるものですが、鑑定上は型だけにとらわれては判断を誤ってしまうのも確かです。