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四柱推命-凶意の強い「羊刃」にご用心|特徴から生かし方を解説

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特殊星である羊刃は、「強情で積極的」な特徴をもつ星である。この星は以前から、取り扱いのむずかしい性質として、ひとびとを悩ませてきた。吉に転ぶ要素はあるものの、凶に働いた場合、本人のよくない性質をも加速させてしまうからだ。こんかいは羊刃の特徴から、星の生かし方を解説する。

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羊刃という星の特徴

 

この星は通変星の「劫財」のような働きをする星で、基本性格は自我がつよく、権威を象徴し、おもうがままに行動する。強情で積極的ゆえに敵をつくりやすい。本人自身も、周囲を敵と味方にわけるなど、極端なところが目立つためへたをすると孤立してしまう。

 

月柱にあれば、強情さがとりわけ目立ち、月柱、日柱、年柱の順にちからをもつ。時柱にある場合は、晩年の人間関係をだめにしてしまう可能性がある。むむむ…

 

干支でいえば、丙午(ひのえうま)などが羊刃持ちに該当し、火の性質がつよい、激情的なタイプとなる。アチいぜ!

 

家庭的というよりは、実力主義で社会を生き抜くタイプ。(るろ剣のシシオ様を思い浮かべてしまう。)そんなわけで、身旺のひとにとっては必要といえなくもないが、身弱のひとにとっては、星の特徴をもて余す。

 

身旺のひとで、おなじ柱に「偏官」「冠帯」に羊刃がつくと、運を発揮して、もちまえの積極性を発揮できる。羊刃は、強情ゆえに、組み合わせの星までも選ぶのだ。そんなわけで、十二運星「帝旺」と一緒にあると、積極的につっ走りすぎて、こんなはずでは…というような失敗をしやすい。

 

つよいエネルギーをもつ星と、つよいエネルギーをもつ星は、やはり四柱推命では基本相性がよくないのだ。とはいえ、自身をつよめる星のなかでも、比肩や劫財はアウトなのに、なぜか印綬との相性は悪くない。命式に印綬が2つ、羊刃が2つあれば天才といわれる。

 

また、劫財、傷官につくと、羊刃の゛財を壊す゛という働きからさまざまな凶意がある。

 

まあ相対的にみて、すんげえ、個性的な星だ。

 

 

 

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羊刃の特徴から生かし方を解説

 

羊刃の要素としては、奔放さと、強情さを、本人に付属してしまう性質がある。魔法でいえば、敵、味方ともにダメージを、的なやつだ。

 

この付属した性質を生かすには、「物事の因果関係を理解する」ことである。 なぜ、現状の過ちがあるのか、なぜ問題が発生したかを、理解するように努めるのだ。羊刃さんは、原因と結果を結びつけるのが上手くない。

 

だが、実際にどんなイケイケの性質をもつ者でも、原因と結果を理解して、人生傾向の変化を求めなければ、社会のなかで終わってしまう。

 

積極的でいいし、強情でいいのだ。それを、発揮するときの動機を意識してほしい。どういう気持ちでじぶんは行動しているのか、なぜいま突き進もうとしているかを意識してほしい。

 

奔放さが、誰かの損に結びつかず、自身のためになり、積極性が純粋な向上心に繋がり、強情さが、よい意味での拘りに働けば、物事がよい方向に動く。  

 

 

おわりに

 

羊刃さんは非常にエネルギッシュな星で、取り扱いを考えなければならない。よく、十二運星「絶」の記事を書くのだけれど、それをおもいだした。星のもつ個性の凄さが共通している。だけど、羊刃もしかり、本人の意識のもちようで、運気をあげることが可能なのだ。

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