「養」は四柱推命に登場する十二運星の1つで、胎児がこれからに向けてエネルギーを蓄えている状態をさす。胎の運気から進歩して、行動力が増した状態。周囲のひとからも援助がうけられ、発展の兆しがみえはじめる養の意味とは?
養の意味
養の意味は出生、成長、養う、養子、養生、育つ、
婿入りなどの意味がある。
養は人間が、成長過程にある状態であることを表している。芽吹いた運気で、これからの可能性を象徴する星。
例えば日主が甲であれば、日支に戌があれば“養の地“にあると表現する。日主を中心に考えるとつまり巡る運気の中で、日主が現在は養という場所にいますよという意味合いになるのだ。
養は人間がこの世に生を受けて、成長過程にある状態である。芽吹いた運気で、これからの可能性を象徴する星。
少しずつ運気をあたため、後のつよい運気へと繋げるための準備期間。エネルギーが少しずつ伸びてゆく事を意味している。
ひいては命式の日主は以下のような特徴が現れやすい。
・素直な性格
・母親との縁が薄い
・金運が強い
・消極的
・少々自分勝手
ただ、日主(命式のご本人)の性格面などは養という星を単体で考えるのではなく、やはり命式全体で考える必要がある。
養となる組み合わせ
上記のような養という星の象意が現れやすいのが、やはり日主と関係した組み合わせで星が配置されている場合だ。
日主(命式のご本人)が十二運養を持つ組み合わせを記す。
甲と戌、乙と未、丙と丑、丁と戌、戊と丑、己と戌、庚と辰、辛と丑、壬と未、癸と辰
つまり日主が甲であれば、命式の地支のどこかに戌とあれば、甲にとって"養の地"となるのが戌との組合せといえるのだ。多くの自動サイトで命式を出せば、一本の柱で十二運を算出して記載している。
つまり月柱に庚辰という天干地支の組合せがあれば、十二運が養と示されることがある。だが、十二運を命式内で象意と捉えるときは日主を中心に十二運を導いて考察したほうがいい。
▼あなたの命式読み解きます▼
養の性格
日主を中心に養の地を導いた時は、日主が、全て地支に土の五行と繋がっている。土の五行は“庫“という貯蔵庫の意味を帯びている。例えば日主が庚なら辰が養の地になる。辰の中に含まれる通変星の意味を性格面などで享受できる。
命式に養をもつひとはとても素直で、こころの大きな人物であるのだが、伸びる最中の星であることから、ふとしたときに、潔癖症で人物勝手なところが現れる。好奇心等はつよくなる傾向である。
そして、気ままな部分があるため、あまり辛抱強いほうではなく、仕事などで成功をおさめるには忍耐力を培うことで目的を達成できる。
基本的には温厚で、世の中の先をみる目があるので、無理をせず、それでいて堅実に生きることが養の性格に合った生き方といえる。
養の運が巡ってきたら?
日主が甲であれば、地支が戌という組合せの大運や流年が巡る時期のことだ。
運気としては、十分なパワーがあるとはいえず、少しずつ進展に向かう時期だ。
大きな仕事に取り組んだりするよりも、運気の基礎固めに専念する時期にあたる。
もし、仕事などで大きなプロジェクトを任された場合は、強力な実力者からの援助が必要で、実力のみで渡るのは控え方がよい。
機会が満ちるのを待って、のんびりと過ごすことが一番だ。
養の健康について
例えば日主が甲戌(養)であった場合の健康運という意味で書かせていただく。
からだの不調が精神面にも顕著にあらわれるので、つづく腰痛やからだの凝りがとれない場合は、思いきって環境を変えるなどの対処が必要。
ストレスから急に体調を崩し、巻き返しがきかない状態になるのがこわい。強いエネルギーを持っているわけではないので、無理をしすぎず歩まれてほしい。
眼精疲労や目の疲れなど、疲労は目にあらわれやすいので注意してほしい。
養の開運方法
養の開運方法はいたってシンプルで、「無理をせず、日常を楽しみながら仕事に取り組む」ことである。運気をチャージしている最中であるため、なにかを発展させるより、じぶんの生活環境を好ましいように調整するほうが大切だ。 休暇中などは、ふとしたことで安らぎを感じられるだろう。
養と相性の良い通変星は?
例えば日主が甲戌(養)であれば命式に食神があれば、効用が高くなる。日主と地支の組み合わせの相性から、知恵を意味する食神が組合わさることで研究職に繋がりやすかったりする。つまり日主が養の地にある場合は命式に食神が存在することで、進みたい道ができたときなどは、食神が原動力となる。好奇心を持って何かをすること、好きだと感じることに関わってゆくといい。
おわりに
養は運気としては弱いものの、ひとからの援助が得られ、また自身もひとを援助する立場になるため、社会的に発展の兆しがみえる。無理をすることなく、一歩一歩進むことで道が開けていく。関心のつよい分野に関わってゆくこともよいだろう。