「養」は四柱推命に登場する十二運星の1つで、胎児がこれからに向けてエネルギーを蓄えている状態をさす。胎の運気から進歩して、行動力が増した状態。周囲のひとからも援助がうけられ、発展の兆しがみえはじめる養の開運方法とは?
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目次
養ってどんな星?
・素直な性格
・母親との縁が薄い
・金運が強い
・消極的
・少々自分勝手
養の象徴するもの
芽吹いた運気で、これからの可能性を象徴する星。
少しずつ運気をあたため、後のつよい運気へと繋げるための準備期間。
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養の性格
命式に養をもつひとはとても素直で、こころの大きな人物であるのだが、伸びる最中の星であることから、ふとしたときに、潔癖症で人物勝手なところが現れる。
そして、気ままな部分があるため、あまり辛抱強いほうではなく、仕事などで成功をおさめるには忍耐力を培うことで目的を達成できる。
基本的には温厚で、世の中の先をみる目があるので、無理をせず、それでいて堅実に生きることが養の性格に合った生き方といえる。
養の運が巡ってきたら?
運気としては、十分なパワーがあるとはいえず、少しずつ進展に向かう時期だ。
大きな仕事に取り組んだりするよりも、運気の基礎固めに専念する時期にあたる。
もし、仕事などで大きなプロジェクトを任された場合は、強力な実力者からの援助が必要で、実力のみで渡るのは控え方がよい。
機会が満ちるのを待って、のんびりと過ごすことが一番だ。
養の健康について
からだの不調が精神面にも顕著にあらわれるので、つづく腰痛やからだの凝りがとれない場合は、思いきって環境を変えるなどの対処が必要。
ストレスから急に体調を崩し、巻き返しがきかない状態になるのがこわい。
眼精疲労や目の疲れなど、疲労は目にあらわれやすいので注意してほしい。
養の開運方法
養の開運方法はいたってシンプルで、「無理をせず、日常を楽しみながら仕事に取り組む」ことである。運気をチャージしている最中であるため、なにかを発展させるより、じぶんの生活環境を好ましいように調整するほうが大切だ。 休暇中などは、ふとしたことで安らぎを感じられるだろう。
養と相性の良い通変星は?
養は「印綬」との相性がよい。養の温厚な性格と、研究熱心な印綬が組合わさることで家業を発展させたり、進みたい道ができたときなどは、印綬が引っ張っていってくれる原動力を担ってくれる。
おわりに
養は運気としては弱いものの、ひとからの援助が得られ、また自身もひとを援助する立場になるため、社会的に発展の兆しがみえる。無理をすることなく、一歩一歩進むことで道が開けていく。