友達にしろ、恋人にしろ付き合うなら優しい人がいいに決まっている。最初付き合ってクセがあるなあと感じた時「でもそんな偏見はいけない」と思い直し、付き合うとやっぱりクセがすごいなんて経験がないだろうか。直感は当たるものだ。今回は優しい人を命式で見極めようというスタンスで書く。
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▼ あなたの命式読解します▼
■:日干だけでは優しいかどうか語れない
まず、人物判断では日干で相性を考えることがあるだろう。日干で、丙は明るいとか、乙は草花のように優しいとかいわれるが、結論これは命式の配合による。正直相性だって語りにくい。
陰の干は優しい論がある気がするけれど、やはりこれも、命式の配合によって変わってくる。なので、今回はこれは優しいといえる命式をピックアップしてみた。
■:命式から優しい人を見極める。
まず、優しいというと、当然だが消去法で自己中でないとか、モラハラ気質ではないということが必須条件である。そのうえで、相手を尊重でき、思いやりのある人物といった感じになるだろう。肝心なのは、一見いい人そうだが、外面よくて内面最悪なんてパターン。いい人そうだから友達になったけど実は自分のいない場所で陰口をするパターン。
思いやりがあり、節度正しく、心が優しい人の命式とはいかに?
パターン①
時日月年
甲丁乙甲
◯亥◯◯
例えばこうした配合の命式であれば、優しい人が多い。まず日主は丁亥で、気質は弱い。気質の弱さというのは、良くいえば非常手段に走りにくいということがいえる。(気質がつよいから非常手段に走るって意味じゃないよ。)
で、日主は乙、甲に生じられるために社会的な場所からの受けが良い。何故受けが良いかといえば、本人に優しさがあるからだ。丁は乙と組み合わせになれば「公徳」を持つとされる。つまり月柱の乙はお母さんで、お母さんからの恩恵があり、本人もお母さんに優しいという具合だ。勿論配合によりけりだが、こうした命式の人は基本的な優しさを持っている。
パターン②
時日月年
丙庚乙壬
◯辰◯◯
つぎにこのように日主庚が辰と組んで、気質が強い場合だ。カイゴウだから、性格きついんじゃ?というのは偏見だ。日主庚というのは、金の性質で命式に火があれば錬金されて、節度正しい人物になるのだ。つまり、庚特有の生真面目さを持ちながら、道徳心があり、正義感や礼儀もある人物像となる。
こうした人物とは何度も接点を持ったけれど、良い人が多い。自分だけでなく、人のことを考えることができて、博愛的な部分がある。信頼性が高い人といえるだろう。
パターン③
時日月年
戊甲甲甲
◯申◯◯
このような日主甲で申と繋がる人は繊細な人が多い。この命式には甲が3つ並んで、本人を支えている。これは崇高なことを意味して、ご本人の精神性が高いことを示唆している。甲が申と組んで、甲が並ぶと、実益ばかりを追求するのではなく、精神性を重視し、思いやりがある人である可能性が高い。
こうした人物も、優しさと思いやりを兼ねている。自分本位に物事を進めることなく、思慮深い傾向だ。信頼性もある。地支の◯の部分が全て水の五行がくれば、やや問題はあるが。
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■:終わりに
上記の命式は分かりやすい優しい人の命式であるが、その他にも優しい命式は多くある。やはり、命式の配合を大切に特徴をみてゆくと、ある程度判断ができるようになる。