カラオケが憂鬱だ。めちゃくちゃ音痴の私は当然曲のレパートリーも少ない。今は聞き専でよいと感じている。学術要素が高い人は、その才覚を1つの分野だけでなく、色々な方向で生かすことができる。ただ、どうも歌に関しては私のようなド音痴が練習して、ある程度改善されても歌手のように上手にはなれないのではないだろうか。今回は歌がうまい命式について説明したい。
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■:歌がうまい命式
歌がうまい人の命式では、「金」の五行が良い働きをしているケースが非常に多い。何故なら金の五行は声の特徴に当てはまることがあるからだ。
時に「音楽家」を志す方の鑑定をさせていただくことがある。音楽でも、例えば楽器を扱う才能という部分においては、偏印や食傷がしっかりと用途になっている場合が多い。ただ、ボーカリスト限定となると、偏印や食傷の要素だけではなく命式の金の五行が主役をはりやすい。
私の妻も金の五行が多く、つよい命式だがなかなか歌がうまい。音程がぶれぶれの私はもっぱら聴く側である。
以下は森進一さんの命式である。
時日月年
己辛辛丁
亥丑亥亥
月令・壬
ハスキーボイスが格好いい。息子さんも実力派の有名なアーティストなのだから、凄いことだ。
このような命式においては、つまり似た命式においては歌がうまい可能性が高い。「声」を意味しやすい。土の五行が火を調節して、火が金を剋している部分がポイントである。
人物像として、例えば日主庚が火に錬金されると人物に優しさや、しっかりとした道徳心が生まれやすい。火が強すぎれば金は溶けてしまうから、火と金の相性というのは考えなければならない。だけど、金にとっては弱い火に剋されると錬金されるという相性である。
庚、辛には2つの考え方があり、剋されて用途となる場合、剋されないことで用途となる場合に分かれている。歌を歌う人の場合は、金が火に出会っている場合のほうがよい。鬼に金棒である。森進一さんの命式であれば冬にお生まれなので、火がとても有用なものとなっている。有名になるには火の五行が命式に存在する方が世にでやすい。つまり歌手としてデビューを狙うなら丙や丁があると有利になる。
勿論金の五行が命式に存在すれば、ない命式と比べて、声を意味しやすいが、火に出会っていればその確率がもっと高くなる。そして森進一さんの命式においては、食傷も効用を果たしているので、大変良いといえるだろう。
勿論金の五行が全てではないが、命式に金の五行が備われば素質の原石が埋まっているのかもしれない。
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■:終わりに
歌がうまくなりたい、思春期にはそう思って何度も練習を重ねていた。そして結果三十代も後半、ド下手のままだ。まあいいや、リコーダーだけは上手い自信があるからね。