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日柱『帝旺』の人/性格と生き方

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タイトルの『帝旺』 と聞くとなんとも、強そうな印象を持つけれど、実際に、人生でも帝王の人である。例えば、日主が丁であれば日支に巳という地支が入れば、日主が“帝旺の地にある“という言い方をする。つまり日干が持っとも強い地支とタッグを組んだ場合に、命式の本人に気質のつよさや性格のつよさが生まれるわけだ。帝旺の性格や持っている特徴について書いてみたい。

 

 

 

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12運は人間の一生を表し、『絶』が魂の状態で、はじまりだとして、『胎』として生まれたあと、『健禄』でしっかりと自立し、『帝旺』で成功を納めるのだ。

 

『帝旺』が運気のピークであり、あとは、下っていく。

 

12運のなかで、最大の運気の持ち主となり、しっかりと、じぶんの力で人生を切り開いて成功できる星といえる。月支か日支が帝旺の地であれば日主を応援して有利となる。他の柱、年支や時支が帝旺であってもご本人の性格や特徴とは直接あまり関係ない。基本的には日柱がご本人の柱なので日柱を基準に考える。

 

日柱『帝旺』の人たちは、みな知名度があり、成功者しやすい。何故かといえば、例えば日主丁巳(帝旺)であれば、ご本人に気質や性格的つよさがあるために、困難な仕事だったり、それによる負荷を背負う力があるのだ。

 

日柱が帝旺の性格

 

日柱が帝旺の人は上記で挙げたように仕事の負荷を背負ポテンシャルがあるため若い頃から、成功を納める資質を発揮し、己の道を切り開いていくポテンシャルを持つことがある。つまり社会的な実利を得られやすいというのがポイントだ。

 

性格は、気質には芯があり、自己主張ができる。比較的我がつよい傾向ではあるものの、それが良い意味で社会で発揮されると、前向きで前進的な性格となる。場合によっては目上目下関係なく、接することができ、じぶんの認めた相手にはリスペクトを持って接する。

 

若い頃は、目上の反感をかうこともあるが、歳を重ねるごとに、着実にじぶんを磨いてゆく星である。もしご自身が商売やスポーツをするならば日柱が帝旺というのはご本人の助けになりやすい。命式の配合と、日柱帝旺が良い意味で命式の効用となれば、前向きで、強い性格の人となる。

 

この辺りは瞬発力勝負の『絶』と異なる。

 

 

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日柱が帝旺の有名人

 

羽生結弦(フィギュアスケーター)…丁巳

ともさかりえ(アイドル)…壬子

・松井伊代(アイドル)…丙午

タモリ有識者)…癸亥

大泉洋(芸人/俳優)…壬子

福山雅治(俳優)壬子

木梨憲武(コメディアン)…丙午

又吉直樹(コメディアン)…丙午

 

 

そうそうたるメンツである。

 

上昇志向がつよく内面が非常に熱く、じぶんの道を切り開いてゆける人たちばかりだ。日主が帝旺の地にあれば自我はつよくなる傾向で、自分を押し出す業界に向いている。

 

日柱帝旺の生きるヒント

 

『帝旺』は、おのれの道を進むなかで、最初にあげた、平等主義を客観的にみて、内観することで、もともとの最大運気をさらにあげることができる。

 

歳を重ねるうちに、本人の努力から、さまざまなことが向上し、大器晩成方となる資質があるので、不測の出来事にたいしても、慌てる必要はないだろう。時に思慮熟考して物事を考察することも、部下や目下の人物と接する時に役立つ視野となるだろう。自我を押し通して人の気持ちが分からなければ嫌な人間となるが、周囲を見渡す視野を獲得できれば成功しやすいともいえるだろう。

 

おのれを信じて、邁進することこそ、この星の特徴であるので、少々のことは気にせず、前進していくのである。

 

企業の経営者や、個人を磨きあげる職種も合っており、まさに独立独歩の人生傾向となるのではないだろうか。

 

終わりに

 

12運最高運気の『帝旺』は、どことなく、逆の運気である『絶』と似ていると感じたのが、この記事を書くきっかけである。

 

『帝旺』も『絶』も、内面にうそがつけない性分であり、どちらも独立独歩で歩む人生観が合っている。

 

ボク自身が日柱『絶』であり、いろいろと共通点があり、また、その違いもおもしろく感じた。

 

『帝旺』は物事の結果がダイレクトに運勢に左右するため、確かに、多くのハードルを乗り越えねばならないが、乗り越えると乗り越えるたびに、強くなる性質である。

 

どんどん邁進してほしい。

 

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