日柱゛沐浴゛の男性にはどんな傾向があるのだろう?基本的に荒れやすく、持続力がないことを指摘されるのだが、実はそれだけではない。沐浴の沐浴たる長所があるのだ。日柱はプライベートな部分、家庭運や結婚でのありようが見える。また、それと同時に趣味への取り組み方もね。沐浴はズバリ趣味を発展させる生き方が向く。
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■:日柱沐浴は趣味を発展させよう
沐浴というのは、人間でいえば湯あみをして汚れを落としている意味、産湯の意味がある。植物でいえば、ちょうど芽を出した段階であり、自然界からの洗礼をうける時期にあたるため、運気が不安定だといえる。だが、不安定という要素がなければ、そこであがく努力をしないのも確かなことだ。
少し四柱推命的要素を交えたはなしとなるが、沐浴を導き出す干支をみてみると、甲子や、丙卯など、多くが五行の相生の関係になっている。子(水)によって甲(木)が生まれ、卯(木)によって丙(火)が生まれている。
生まれてから間もない状態で、現実世界の厳しさに耐えねばならない。そりゃあ、不安定で迷いが生じやすくもなる。その一方で、好きなことをやりたい!って意思がつよい。でも、不安定な環境をなんとか、邁進しなければならないから、その思いは゛沐浴゛にとっては大切なもの。
日柱に沐浴があると、家庭生活に迷いが生まれやすく、親との縁が薄い傾向となる。だが、反面、激しく゛趣味に凝る゛という傾向もみられる。これは沐浴の持ち味であり、実質社会で、発展させられる可能性を意味している。日柱沐浴にとって、迷いを立ちきり、集中して物事に取り組むことができるかどうかが肝心な要素となる。
そして、大きな発展を狙うのではなく、じぶんの持てるもの、できることで勝負をすることがよい。
日柱沐浴の男性の特徴として、仕事や、凝るものの対象として、大きなこともしてみたいという気持ちがあるのだが、方向をしぼって、できることを継続させることが、大切だ。発展のさせかたとしては、凝っている趣味に没頭して、それを昇華させて、技術や技能に繋げていくといい。
日柱が沐浴であった場合に、月柱に、日主と相性のよい通変星と、つよい12運星とが並んでいて、なおかつ命式が親和していれば、仕事面において、十分な発展が期待できる。また、年柱において、印綬と正官の並びがあり、命式が調和していれば、物事を成し遂げる素質、豊かな才能を見いだしていくことも可能だ。
基本的に家庭運がよくない沐浴だが、日柱に食神とともに並び、なおかつ、偏財や正財があって、命式が調和していれば妻に恵まれる。じぶんの才能や挑戦したいことのよき理解者となってくれると、沐浴のやる気が鼓舞される。妻に限った話ではないが、理解者の存在が沐浴にとっては非常に重要となる。
そして、集中力をたやさないように、移り気な部分をじぶんで、修正していくことが大切。
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■:おわりに
沐浴の運気一つ、通変星のならび一つとって解釈すると、発展運とはいえないが、物事は一長一短だ。命式全体でとらえたときに、沐浴の独特の個性が吉とでることを忘れてはならない。