意外な事かもしれないが、占いの観点から見る宗教、医療、占いは同じカテゴリーである。なんでやねんと、鼻からピーナッツが飛び出しそうになるかもしれんが本当だ。そのため、私の鑑定や講座を受けに来てくださる方の中には、お医者さん、お坊さん、巫女さんなどがいらっしゃる。そんななかで今回は宗教家の命式特徴ということで語っていきたい。
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■宗教家の命式傾向
さて、宗教家の命式特徴でネックになるのが、土と火の五行である。何故か?というと、まず土だが、土という五行は陰陽を内包し、相生、相剋の関係によって唯一他の五行と親和できる存在である。例えば木は火を生じれば木は燃えて命を全うして火を生む。しかし、土はどうだ。土は木を育てるが木の葉や腐食により自然界の循環にいたる。土は火を保護する炉にもなれば、金を生み出す母親にもなる。水を入れる器にもなるし、同化すれば泥水となる。
土の五行が命式を助けていることは、土地とも関係することで、土が不利な影響を受けていたら、風水的な問題点が現れることもある。それが予測できる命式と、できない命式とがある。「明らか」に問題がありそうな場合に限り、ん?何か影響あるかも?とはじめて仮説することがある。
このように土は、他の五行を助けて命を生かす性質を持つ。そのことから自然の力を活かす尊い存在なのだ。そして火、火は心臓と関係し、中医において心の蔵は神を宿すとされる。「君主の官」とされ、魂、魄、意智、志しを司る。ちょっと怪しげな話になってきたかな?リタイアしないでね。
特に丙は十干では太陽で、天空に存在するものである。天空から地上の万物を育てる。土、火ともに神秘性を持つ五行だ。実際に私の鑑定に来てくださる宗教関係の方は命式に丙や土の五行を持たれる方が多い。
以下宗教家の方の命式
①
年月日時
己癸丙◯
巳酉寅◯
丙と己が存在する。年柱の己巳は納音で大林木となり、豊かさの象意であり、己という傷官(思想)が生きる配合だ。(どちかといえば、己よりも戊のほうが、宗教色がつよい。)
月柱の癸が日主丙を剋そうとするも、日支の寅が癸の剋を中和して、日主丙を助けている。寅は偏印で、専門性や宗教分野とも関係し、ご本人が優れた偏印を持つことを意味する。
神仏関係における丙はデフォルトといえるだろう。火や土の存在は、宗教との結びつきが典型的な例といえる。
②
年月日時
庚丙戊◯
午戌戌◯
年柱の庚午は納音では路傍土であり、「思考や行動」の方向性を意味する。本来庚午は路傍の土で、乾燥していて水が必要だが、命式は火と燥土に囲まれる。すると、庚は丙(天空)に剋され、火に従うことで思考や行動を全うすることになる。
(※鑑定では納音を扱っていません。あしからず。長年お付き合いさせていただいている受講生にお伝えしております。)
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otaro905@gmail.com
※鑑定料金は一回6000円です。ブログを見ましたとご連絡ください。(文章でのお届けになります)
■終わりに
毛づくろいしてもらってるマーモットの可愛さは神。