二十代、喉の病気で入院して5日間の断食になった。入院中は飢えた獣のように退院して食べるもののことばかり考えていた。ところが、退院して見目麗しいハンバーガー様にかぶりつくと予想と反して不味い。断食のおかげで人口調味料などの細かな味が強烈だった。それを期にほぼ毎日運動し食事は減り、一日一食になった。今は4日に一度は断食している。きょうも老いに抗うぜ。四柱推命からみたストイックについて書いてみたい。
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■四柱推命からみたストイックな人
ストイックな人と聞くと私が一番はじめに思い浮かべるのが、GACKTさん。長期間食べなくても死なない事は感覚として分かるが、四十日断食とか凄すぎる。ストイックさというのは、物事の創作、競技などで自分との向き合い方として重要だ。命式構造にもるが、ストイックとなる要は、偏官と印綬である。偏官は、身を剋す力がつよく、日主自身に強めに主張してくる星だ。あれはやるな、これをやれ、と指示も厳しい。だから日主が偏官に負けると振り回されてしまうが、偏官を味方にすれば諦めないとか、頑張る意思を日主に授ける。
そして、印綬は日主を生じる星で、ソフトに日主を生じるため、安定的なエネルギーを日主に与えるわ。そのため、比較的真面目な星である。
あれ?と思うかもしれないが、命式に偏官があるだけではなく、印綬も存在しているほうが、ザ・ストイックになる理由は、剋されるだけだと日主にとってストレスだが、生じられる作用も発生すれば、偏官が持つ剋の働きを殺印相生のような流れで、最終的に印が日主にエネルギーを届けるのだ。ちょいと分かりにくいので、命式で説明したほうがいいか。
以下GACKTさんの命式
年月日時
癸戊辛◯
丑午丑◯
月支の午が偏官で、身を剋す星だが、午(身を剋す星)は真上に印綬の戊を乗せて、戊が日主辛を生じている。偏官の持つ、強烈に日主に働きかけてくる星を、ソフトに日主を生じる印綬が間を取り持つことで、偏官の特性を「無理がない形」で日主に届けることができる。いいかえれば、他の命式構造と比べて、ストイックにすることが苦になりにくいといえる。逆に摂生が苦しいという人もやはり、命式が関係してのことだから、摂生できないのは悪いとか色々決めつけすぎはよくない。
以下、ストイックなボクサーとして知られる故モハメド・アリさんの命式
年月日時
辛辛庚◯
巳丑午◯
モハメド・アリさんは自分や相手を研究する勤勉さと、たゆまぬ努力をする大変ストイックな人であった。年支の巳は偏官で、月支の丑(印綬)と日主庚の根を共有している。頑張り屋の気質で、やはりストイックに通じる命式である。つまり、まとめると、日主にとって苦しい偏官のエネルギーが印綬によって中和されれば、苦しさか中和され、プラスのエネルギーが日主に届くことになるのた。モハメド・アリさんは「不可能とは、自らの力で世界を切り拓くことを放棄した臆病者の言葉だ。」という、まさに偏官と印綬を合わせたニュアンスの名言を残している。
上のお二方には恐れ多いが、一応私も偏官、印綬タイプの一味ではあるので、いわせてもらうと、断食するとか、身体を動かすとか、単純に嗜好の問題なのた。DIYが好きとか、車の改造が好きみたいに、嗜好なだけ。別に誰かにやらされてるわけじゃないのだから。因みにマクドナルドのビッグマックをほぼ毎日食べ続け34000個食し続けた記録保持者がいる。ビッグマックを食べなかった日はたまたま大雪の日だったとか、見方によっては凄くストイックに見えるのだが………。
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■終わりに
アンパンの顔を日々焼き続けるジャムおじさんは、ガチのストイックマン。