てくてくちとせ

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四柱推命‐実は白黒がハッキリしている「正官」の生き方の勧め


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派手な出だしで申し訳ないが、「正官」という星は異分子が大嫌いである。傍目に変わったひとをみるのはよいが、じぶんの属する組織のなかで、これまでの流れを変えてしまう存在が現れたとしたら許せない。それは正官自身が、じぶんと、じぶんの属する組織の秩序を重んじるからである。こんかいはそんな正官が充実して日々を過ごせる内容を書きたい。

 

目次

 

正官とは?

 

正官は四柱推命通変星のひとつで、偏官と並ぶ「官型」に分類される。官型は社会的な成功によって充実する特徴がある。上品で、誠実な性格によって社会的な引き立てがあり、出世していく星である。

 

正官の生き方

 

自身の生活するフィールドを正官以上に大切にするひとはいない。正官のひとは、まず社会があり、じぶんがいるという位置付けが完璧である。社会のなかでのじぶんの立場を意識しているから、冒険をしないし、自身の立場でできることを最大限にやる性質の持主だ。イメージとしてはキャリアを大切にする、官僚や貴族というもの。組織のなかで自身のポテンシャルを活かすことがもっとうであるため、組織の色合いと合わない人間に対しては警戒心がつよい。

 

基本的に正官のなかで、社会的な組織は、固定されたイメージのなかで存在する。つまりじぶんのイメージする社会的な在りかた、道筋があるため、イメージと合わない異分子を嫌う。それは正官の経験値のなかにない分野の人間には冷たいということである 現状を保守することにちからを傾けることが正官の本分であり、現実的な自身の在りかたに忠実である。それは両親や兄弟との関係から構築された、じぶんの性格的に優秀な部分や、成功を得てきた自尊心などを゛守る゛ということが起因する。

 

そんな正官にとっての充実した生き方は、ひととの亀裂を生まない生き方である。正官は会的な弱者には優しい部分があるが、いい加減な人物や、仕事を怠ける人物にはシビアである。それは自身の生き方を正当化させるべく反動であり、つねにしっかりと生きていたいと感じているので、自身を生かしながら、周囲からの邪魔が入らない環境がのぞましい。

 

正官の性格

 

正官の性格は、基本的に誠実で思いやりがある性格だ。ただ、それが発揮されるフィールドはかなり限定的になる。じぶんの認めた範疇で、じぶんの認めた言動の在りかたに沿っていることが大切なのだ。正義感と主観がつよく、物事に白黒をつけようとする部分が正官の大きな特徴である。

 

じぶんの周囲の環境を守ろうとしながら、自身の認めない人物に対して、あからさまなつっけんどんな態度はとらないまでも、すでに、ジャッジは終わっているなんてことはざら。喜怒哀楽が激しいタイプではないものの、価値観は非常に限定されたものだ。

 

正官の性格を活かすには、同じ価値観の人間と時間をともにすごすことである。職場、家庭、趣味の世界などで、じぶんの価値観が常に反映される環境に身をおくことで日々が充実する。

 

正官に向く仕事

 

正官はマニュアル重視、勢いより正確さを重視する。そのため正官に向く仕事は、スバリ大企業のサラリーマンである。浮き沈みの少ない環境に身をおき、着々と業務を遂行することが性に合っているといえる。統計に沿ったこと、慎重、丁寧さが求められる分野においては集中力を発揮する。 逆に瞬間的な解決力を求められる仕事では正官来のちからを発揮することが難しい。

 

正官の恋愛傾向

 

正官はロマンチストで好きになったひとのまえではつい臆病になってしまう。恋愛に対しては、不器用で駆け引きができないタイプだ。好きになった異性の様子が気になると、態度が消極的になったり、そのことで常に悩みをもっていたりもする。どちらかといえば、社内恋愛などよりも、趣味で出会ったというような、あまりにお互いの立場を気にせず発展きる関係のほうが、大胆に振る舞えるため、正官の本来の魅力をひきだせるはずだ。

 

恋愛から結婚にもっていくのはあまり上手なほうではないため、結婚までに時間がかかるものの結婚運は高めであるため、結婚後は安定する。正官にとっての結婚は、両親など周囲の祝福をうけるよう、順序だった発展が望ましい。男女とも自身のマイルールがあるものの、基本的には穏やかで、世間的にも認められるような夫婦となる。

 

正官に向いた開運方法

 

正官は゛正゛という字が似合うように、会社のデスクなどは整理整頓されているタイプだ。物事に形から入り、その後に中身を充実させていく。克己心があり、誠実に物事に取り組み、そうやって自身の人生の枠組みを整えていく、正官にとってはじぶんのスタイルがとても重要なのだ。しかし、時には不足の事態を招いてしまった場合など、そのことによって自身の存在価値が揺らいでしまうなんてこともある。正官は、ボランティア活動や、趣味の世界などで、゛格好よくないじぶん゛をさらけ出せる場所が必要だ。 解放的になれる場所で活動することで、じぶんの短所と自覚するところも許していけるはずだ。

 

 

正官と他の通変星の組み合わせ

 

正官/比肩=少々気分屋になるものの、真面目で堅苦しい正官の気質が抑えられて、人生を歩むうえで、アクティブになる。

 

正官/劫財=正官の真面目さが根っこにはありながら、劫財のちから強さが加わるため、割りと積極性の求められる仕事もこなすことができる。

 

正官/食神=人気があるので、他人から意外な形での恩恵が得られて出世することもある。一方で性格的にはぶれやすいところがあるので、物事の決断が大切だ。

 

正官/傷官=自身の身の丈以上のことを考えてしまう。正官の真面目さに傷官の繊細さが加わわるため、プライドの高さが目立つようになる。現実的な目標をもつことが大切。

 

正官/偏官=この組み合わせは、本人が非常に活発で、趣味や仕事などさまざまなことに手を広げていく。しかし、そのことが本人のプレッシャーになることもあるので注意が必要。

 

正官/正財=とても人間としてのバランスがよく、温和で品があるので、組織などでは常に周囲の助力を得ることができる。

 

正官/偏官=二面性のある人物となり、正反対の優しさと冷たさというような感情が同居する。優しさのかげで発揮してしまう冷たい部分に気をつけることが必要。

 

正官/正官=組織の義を重んじる性格となり、そのための無慈悲な決断をすることもある。情を大切にして、周囲に振る舞うことがよい結果につながる。

 

正官/偏印=自身のやり方で道を切り開いていくことに向く。芸術性があり、プライドが高いため、圧力のかかる職場は向かない。

 

正官/印綬=最高の組み合わせで、正官の真面目さに印綬の知性が加わるために、どの分野に進んでも結果が出せるし、謙虚でいることで周囲の尊敬をあつめる。

 

 

おわりに

 

会社員ならばもっておきたい正官という星。一方で正官の性質は、自身の発展と同時に、自身を追い詰めてしまう要素にもなりうる。ときに、ふざけたり、楽しさに身を委ねるような環境が必要だ。